10.家具・建具工事

「９．ユニットバス工事」に引き続き「１０．家具・建具工事」です
製作から搬入・設置まで当店のご近所で20年来以上木工事を
依頼している工務店の棟梁に一貫してお願いをしています。

まずはこちらから、開放的な空間を利用者が使用する「機能訓練室」と
スタッフが使用する「事務室」に間仕切りするカウンターテーブルです。
柱と壁の間に合う寸法、機能的な高さ・収納・デザインを考慮してデザインし
オーダー製作した、食事や事務作業など多目的に利用できる仕様です。
仕上げ材は木調のメラミン化粧板をメインにしていますが、
ワックス塗装と組合せる事でコストにも配慮しています。


事務室側
利用者の荷物の保管や施設運営の備品などの収納です


機能訓練室側
イスに座っての食事や作業に適した寸法になっています


ピアノ丁番と伸縮棚受け金物を使用
出入りが出来るようカウンターの一部をフォールディング仕様にしています



脱衣室ドライヤーコーナー
タモ集成材＋クリアー塗装で湿気対策を考慮したカウンター





アウトセットタイプ引戸 （クローザー付き吊戸）2ヶ所
設置したい場所の巾がメーカーの既製サイズに合わなかったため、
建具屋さんに製作・取付けを依頼した特注品です。
（メーカーでオーダーサイズにすると既製品よりかなり割高になってしまう！）
仕上げ材メラミン化粧板・引戸クローザー金物「ダイケンスライデックス」、
採光窓・ガラリ・握りバー・カギなど機能性に優れた建具です。

余談ですが
外に見える開き戸（ダイケン防音ドア）や他室の木製建具は既製品を使用しています。
メーカーの既製品建具は難しく微妙な調整がほぼ不要なので大工さんが間仕切り工事で
開口部の設置・下地補強をしながら取付けをする事が多いです。

次回はいよいよ締めの工事、私自らが施工を手掛ける得意の「１１．カーテン工事」です！

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