落石には気をつけよう

落石と言っても、今回の落石は今上から落ちてくる方の落石じゃなく、既に下に落ちている方である。

というのもこの前の車中泊釣行の時だが、つい最近の荒れた天気の時に起きたと思われる落石や落木が林道のあちこちに見られた。
なので注意深くそれを避けつつ走っていたのだが、帰り道にその落石をクルマの底にヒットさせてしまった。
気をつけていたつもりだったが気付いてなかったみたいで、不意に「ガン」と大きな音とともにクルマが一瞬持ち上がったかという衝撃があった。
「うわっ！なんだ？」とルームミラーで後ろを確認すると石が転がっていくのが見えた。
「ヤバイ！やってしまった、、、クルマ大丈夫だろうか？」とすぐに止め、下回りを覗く。
しかし見える範囲での損傷異常は見られず、クルマも異常なく動いたのでそのまま約４時間走って家まで帰った。

そして家に帰り、家の前で荷物を降ろし車庫にクルマを入れた夜、車中に忘れ物をしたのに気づき外に出ると帰って来た時にクルマを止めた家の前に黒いシミがあるのに気づく。
エアコンの水の跡かな？と思いつつも気になったので暗闇の中それを触るとオイルだった。
「ヤバイ！」
すぐさまクルマの方に目をやるとエンジンの真下に大きなシミができ地面がテカテカになるほどのオイルが出ていた。
血の気が引いて懐中電灯を取りに行き下を覗くとオイルパンが変形しそこからオイルが雫となって漏れている。
尋常じゃない漏れ方だ。

この様子だと自走はもう絶対にしてはいけない、エンジンかけてはいけない、そういう量だった。

と同時に「これでよく帰ってこれたな・・・」と思った。
直後から漏れ出したのか、走行中に漏れが始まったのか定かではないが、ホントにそう思った。
その晩はもう心配で心配でよく眠れなかった。
そして翌日レッカー手配し工場へ入庫。
茶色のオイルだったのでエンジンオイルだと思っていたが、ミッションオイル（ＣＶＴオイル）でオイルパンがひどく凹み(写真がソレ）その後ろにあるメンバーまで凹んで被害が及んでいた。
ミッションのオイルパンだと分かった時はミッションに被害が及んでいないか気を揉んだがそれはなさそうで一安心（今のところ）。
１週間の入院でオイルパンを交換し今日退院して戻ってきた。
メンバーは今のところ走行には支障なさそうなのと、交換となるとかなりの手間隙とお金が掛かるとのことで保留。

ここ何年も修理をしなければならないようなことは一度も起こしていなかったというのに、まだ乗り出して１年も経ってないクルマでやってしまった。
痛い。