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冬の野伏ヶ岳でテント泊 (前編)

2014-02-14 23:22:55 | お山歩き
今回の山行きは1月から計画。
同行は雪山の相棒ぼんさん。
平日休みの私に休みを合わせてもう形で調整し、年末に行って悪天候に阻まれ残念な思いをした野伏ヶ岳にもう一度行く。
ここにどうしても行きたくって調整した。
なぜならここはロケーションが抜群、晴れたら相当気持ちイイに違いないと悪天候の中でも思えたのでなんとしても晴れたコンディションの中でその景色を見たいと強く思ってた。
ということで、このために連休を取り再びテントを担いで満を持して決行!

当日は5時起きで同行のぼんさん宅へ行き、そこからぼんさんの愛車エクストレイルに乗りかえ現地へ。
計画としては一日目はゆっくり現地に入ってテント張ってダラダラ雰囲気楽しんで、翌朝早朝から野伏ヶ岳に登るというというもの。
そして結論から言うと一番心配していた天気はなんと 最高 !
これ以上は望めないだろうという快晴・無風(流石に山頂はそうはいかないけど)のコンディションだった。


(左)前回と同じ駐車場へクルマを入れ準備。
予報通り快晴!無風!驚きのポカポカ陽気!
しかしクルマの外気温計はなんと-7度表示!信じられん、、、
(中)荷物背負って歩き出す。
そして意外だったのが、雪が少ないこと。
先週末の大雪でドッカリ降ったと思っていたのに年末に来た時よりも少なく、除雪された橋の上は乾いている。
こんな山間なのに降らなかったのか?
(右)林道を歩き出す。
流石に雪量はすごいが、新雪ではなくそこそこ締まっているので歩きやすい。
年末の時はフカフカの新雪に足元をとられ進むのに時間を要したが、今回は締まって歩きやすいのでサクサク進む。
前回のように無理やりショートカットすることもなくサクサク進む。

そしてサクサク歩いていたら驚くほど早く進んで牧場跡に辿りついて、
その景色に感嘆!感動!


これ!
この景色が見たかったのよ!
真っ白な雪原と雲なく真っ青な空のコントラストが素晴らしい!


この開放感がたまらん!


(左)信じられないくらいの良い天気!
(中)ロケーションを見ながらテント設営地を決定し荷物を降ろす。
(右)設営した我が家内部。
荷物は基本前回と一緒。


ブラックダイヤモンド ファーストライトが2張り、これは珍しい光景だ。


快晴!無風!
予報では風がないとのことだったが、ホントにない。
全然ない。
夜も次の日もないとの予報だったので風のことをあまり考えることなくロケーション優先でテントを張った。
なので場所は最高!


で、こんなことして遊んだり(笑)

そして予定よりもはるかに早くテン場に着いて設営も出来時間も余ったので当初の計画を変更し、次の日の朝から登る筈予定だった野伏ヶ岳に登ってしまうことにした。


(左)アタックザックに水筒・防寒ウェア・ヘッドランプを入れダイレクト尾根に向かいその尾根に上がる。
(右)尾根に出るまでは直登で。
しかしここは新雪で少々難儀した。
斜面が急で新雪なのでスノーシューでも滑ってなかなか進まない。
しかしここで新調したピック付きポール、カーボンウィペットが役に立つ。
新雪の下にある硬い雪面にピックを打ち込んで体持ち上げたり、木に引っ掛けて体固定したりして上がっていった。
(右)尾根まで出たら後はそこをひたすら登っていく。


山スキーヤーのトレースがあったが我々はスノーシュー、直登で行く!


(左)年末に来た時は視界が悪く進んでも進んでも進んだ気がしなかったが、今回は違う。
先が見えるというのは安心できる。
(中)どんどん登る。
先行していた山スキーヤーをパス。
(右)斜面の横に見えるのは白山。


歩いてきた雪原、そしてテン場を下に見る。
気持ちイイぜ~!


高度感出てきた。


(左)斜度が一段とキツクなり足取りが重くなる。
(右)二人で進路を確かめながら歩く。
(右)雪面は新雪とクラストのミックス。
MSRのライトニングアクシスのグリップは頼りになる。

そしていよいよ山頂直下!

がしかし、この前にアクシデント有り。
というのも山頂直下の斜面に切り替わる雪の切り替えしを越して数歩進んだ時、
ぼんさんクレバスに落ちる!
すぐに止まったが肩まで落ち、その穴を見ると深さ2Mほどあってびびった。
雪を被っていたのでその存在が全くわからなかったが、よくよく見るとそのクレバスは10Mぐらいに渡って続いており一番幅広いところでは大人の一跨ぎ以上の幅があった。
雪面の観察は必要だ、マジで。

山頂着!

年末のリベンジ!
お約束のガッツポーズで(笑)
山頂といっても道標などがあるわけでもないが間違いなく山頂。
そして後ろに見えるのは白山。


その白山、天気が良いからかもの凄く近くに感じる。
このまま歩いていけば直にたどり着けるんじゃないかと勘違いするほど。
天晴れだ。


山専ボトルで温かい飲み物を飲んだりしつつくつろいで景色を堪能する。
ぼんさんの後方には遠く能郷白山や伊吹山が見える。


こちらは北アルプス。


こちらは乗鞍。


こちらは御嶽。
ということで、景色スゴイ!
こんなに見渡せるなんてラッキー!
がしかし、実はメチャメチャ寒い。
山頂だけあって流石に無風とはいかず、そよ風程度だがその風がハンパなく冷たい。
冷たすぎる。
日差しが出ているので温かに感じるが気温は間違いなく氷点下。
顔は冷たく、グローブをしている手もジンジンしてくる。

ということで下りましょう。



つづく
コメント (2)
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