「皇室問題INDEX」設立準備室

マスメディアによる皇室の偏向報道、ネットに流れる東宮家への誹謗中傷を検証しています。

■検証:両陛下の「三大行啓」--「形骸化」「利権の温床」「止めるに止められない」は本当?

2013-07-18 01:18:41 | 日記
ご病気療養中の雅子様への苛烈なバッシングが続いています。バッシングの理由の1つに「ご公務」があります。公務を皇族がやるべき労働、あるいは無償の奉仕のように国民に誤解させ、公務ができない雅子様は税金泥棒、皇太子妃失格、皇后失格であるというキャンペーンがマスメディアによって継続的に行われています。では、その大層な「ご公務」とはいったい何なのか、私たちは次のトピックで検証しました。

■検証:雅子様バッシングの棍棒として使われている「ご公務」とは?

ここで、「ご公務」はすればするほど税金が余計にかかるものであり、平成になってから「宮廷費」が激増していることがわかりました。「税金泥棒」はご病気のために公務が思うようにできない雅子様ではなく、不要不急の公務を作り出している側なのではないかという疑いが浮上しました。

日本国憲法に定められている「天皇の行為」は国事行為のみですが、平成の皇室においては、祭祀(その他の行為)、上奏書類決裁(国事行為)、三大行啓(公的行為)の順にスケジュールが組まれています(その順に大切にされていると推定されます)。そのうち三大行啓、すなわち「植樹祭」「豊かな海づくり大会」「国体」について、シロキジ様が検証されました。その結果、どれも形骸化が著しく、利権が絡んでいる疑いが濃厚であり(注1)、「両陛下が出席される行事」であることを錦の御旗に、止めるに止められない状況にあることがわかりました。

(注1)三大行啓に絡む利権の疑い:いずれも大々的な土木建設工事が行われ、開催自治体は莫大な税金を投下している。これらを推進する組織は、天下りや利権の温床となっている可能性が高い。
・植樹祭:天下りが5代以上続いている「公益社団法人国土緑化推進機構」
・豊かな海づくり大会:2012年に公益社団法人に認定された「豊かな海づくり推進委員会」
・国体:国体の受益者は、地位・名誉や利権を求める行政、競技団体、教職員などであって、地道にスポーツ振興を目指して努力している指導者や選手ではない。(出所:「国体は廃止すべきだ」――開催地・新潟から上がった国体批判

このトピックは、この3点、すなわち三大行啓の「形骸化」「利権」「止めるに止められない状況」について検証を継続するために設けたものです。関連資料(Webニュースやブログ、ツイッター、新聞・雑誌記事など)を紹介したり、推進組織の実態や自治体が負担する予算を調べるなど、さまざまな方法で、無理なく息長く継続していければと思います。シロキジ様はじめこの問題に関心を寄せご協力をいただける皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

<追記>
「ご公務」関連トピックとしては、このほか「祭祀」「美術展やコンサート鑑賞、さまざまな団体から要請を受けてのご臨席」「被災地慰問」について、それぞれトピックを立てる予定です。また、Unknown様からご指摘があった「筆頭宮家とそのご実家」のご公務へのお取組みについても、検証対象としていきたいと思います。
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27 コメント

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関連コメントを転記します (INDEX)
2013-07-18 01:52:51
先行トピックより、関連コメントを転記します。抜き書き・要約部分がありますので、オリジナルは当該トピで、コメントタイトルを検索し、ご確認ください。

■検証:雅子様バッシングの棍棒として使われている「ご公務」とは?
http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/4a28055d6217d14b40cb18c8d7206524?st

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植樹祭 (speranza) 2013-07-04 07:53:33

かなり前のことで記事を探すことができませんでしたが、植樹祭に関してこのようなことがありました。

天皇陛下が植樹祭で植えた木を見たいとある方(一般人)がニュースで見た場所へ行くと木がありませんでした。陛下お手植えの木が盗まれた? ちょっとした騒ぎになりマスコミも動き出したところ、実は植樹祭のすぐ後で別のところへ木を移したのです。陛下の植えた木に万が一のことがあっては大変、ということで安全な場所(?)へ移動したとのことです。

本末転倒ですね。緑化のために始まった植樹祭は確かに形骸化しているようです。陛下のための行事になっている感があります。シロキジ様のおっしゃるように一巡した段階で見直すべきだったのかもしれません。

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時代とともに変わるべき公務 (九重) 2013-07-06 23:22:34

憲法に定める天皇の国事行為以外の「公務」についての定義をもう一度はっきりさせて、一度整理するべきではないかと思われますが、野放図なまでに広がった「公務」で現在なんらかのメリットを享受している人たちは、それは絶対にしないでしょう。

国体については、従来から形骸化が著しいので、もうやめたらどうかという意見はありましたが、管轄する文部科学省が思い切ってやめるという決断をしない限りダラダラと続いていくのでしょうか。日本の役人は、一度始めたらよほどのことが無い限りやめられない、つまり自分の代ではやめられないという習性があるので、これも止められないのでしょう。民主党政権のときになぜ事業仕分けの対象にならなかったのがか残念です。

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御公務なって万骨枯れ (Dianthus) 2013-07-06 16:12:41

ご公務に際しては、国側が「宮廷費」として支払うもののほかに、行幸啓をお迎えする自治体側がさまざまに施設や道路等をととのえるための費用が計上されるもののようですね。平成に入ってから、ご公務のために30~40億(ついでに宮内庁費=人件費の増額も御公務と関わっているとすると、ざっと50~60億)ほど、昭和のころよりも国庫の支出が増えていますが、そればかりでなく、地方自治体なり国の予算などが余計にかかっている可能性があるわけです。

シロキジ様が三大行幸啓について検証して下さいましたが、随分と形骸化様式化してしまったようで、はたして現在の形が、国土の緑化なり、海の開発なり、国民の体育健康向上なりに、効率的に役立つのやら、とうていそうとは思えません。両陛下や皇太子同妃殿下の行幸啓を仰がない方が、むしろ柔軟で良い形の運営が出来るのではないか。「国体」という形で県別の対抗形式をとらなくとも、各競技ごとの選手権は「全日本選手権」等の開催だけでも、十分に振興を測れるのではないか。

もともとそんなに長い伝統のものなどないのですし、そもそもここ数十年の変化のめまぐるしさを反映しない形のままでは、かえってさまざまに世の流れ、世界の流れに遅れをとり、必要な進歩の足かせにもなるのではないでしょうか。スポーツ振興ひとつにしても、国体開催に投じるお金を、直接選手の強化合宿なりに使った方が良いのではないでしょうか。
Unknown (auxilia)
2013-07-18 09:58:33
国体 についてですが。

手元に資料が無いので断定できなくて申し訳ございません。

でも、かつて新聞で、国体についての記事が載ったことがあります。
それは「もう開催しなくても良い段階に来ているのではないか。」という内容でした。

# 開催県を優勝させるために、選手の住民票を移動させるのだが、それはスポーツマンシップに反するのではないのか。

# 日本を一巡したし、健康増進は国民に広く浸透されたと思われるので、国体ではなく時代に即した別の行事に変更してもよいのではないか。

# 開催県である自治体の負担金はかなりのものであり、国体開催後を考えると、そろそろ中止にしてもよいのではないか。

# 毎年ではなく2年に一度の開催にしてもよいのではないか。


という内容でした。

でも、両陛下が御臨席される行事なので、どれほど自治体の負担が大きくなろうと、簡単に廃止にはできないのかもしれません。

国体開催中は、警官はもちろん、一般警備員も警備につきますし、現地の子供達は大会運営ボランティアという形で参加するため、その間、休校にする例もあります。

大切にされている公務だと分かっていても、負担だけではなく他方面においても考えてゆかねばならない時期に、場合によっては大きな決断をせねばならない時期に来ているのではないかと思われます。


高天原から降りてくるのは神様、ではなくて…?? (シロキジ)
2013-07-18 19:27:23
おおおっ、新トピが…。
くんくんくん、わーい、新築の良い香りが…♪(←建物じゃねえっつの)

…はっ、いかんいかん、、検証せねば!

まずは植樹祭を仕切っている公益社団法人国土緑化推進機構が天下りを受け入れているという裏づけ資料を。

総務省が出したものです。
「各府省等からの再就職者が5代以上続いている独立行政法人・特殊法人等・公益法人」の概要
http://www.soumu.go.jp/main_content/000046316.pdf#search='%E5%85%AC%E7%9B%8A%E7%A4%BE%E5%9B%A3%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%9B%BD%E5%9C%9F%E7%B7%91%E5%8C%96%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%A9%9F%E6%A7%8B++%E5%A4%A9%E4%B8%8B%E3%82%8A'

PDFファイルで少し見づらいですが4ページ目右側真ん中より少し上のほうに
ご確認いただけるかと思います。
しかし、見てみるとこんだけ天下り受け入れ法人あるのか…とあきれ返ってしまいますね。
農林水産省と国土交通省がなんか圧倒的に多い。
名前見ると笑っちゃうのも。「日本パスタ協会」ってなんやねん、とか。
なんかやたら名前が似たようなのもあり、こんなのひとまとめにしたらいいんちゃうん、とか。
筆頭宮家妃殿下のご実家との関係が取りざたされている財団法人都市緑化機構の前身都市緑化基金(国土交通省)の名も見られます。
なんというか天下りできるとこを作りたくてこれだけの公益法人を作り出しているんじゃないかと勘ぐりたくなります。

前にもご紹介した「天皇陛下の全仕事」(山本雅人著)に、
行事系のご公務がどのように決まるかという記述がありまして、
そこに「副申」なる言葉が出てくるのですが
以下「」内引用
「宮内庁はその行事の内容について検討する際、「副申」(行事出席の「願い出」[出席要請の申し出]をする際に担当の中央官庁が参考意見を添えて具申すること)があるかどうかを重要な材料にする。
たとえば(仮の話だが)発明関係の公益法人の100周年式典が行われるので、
天皇・皇后両陛下にぜひご出席いただきたいという場面があったとして、所管の経済産業省から「同協会はわが国の(中略)科学技術発展に寄与してきた」といった趣旨の副申が付けられていれば、宮内庁としてもその公益性をより客観的に検討することができ、“象徴として陛下が出席されることがふさわしい”という判断ができる。そして更に国事行為とは違い、(内閣の意思ではなく)天皇陛下が自らの意思で「出席する」という判断ができるのである。」

…さて、著者の方は「副申」がとても公正な意見のように信じられてるみたいですがはたして???
こんな天下りの資料を見てしまった後ではそんなもん素直に信じるわけには行きませんよね。
自分たちのゆくゆくは天下り先になるかもしれない公益法人の副申を所管の省庁が悪く書くわきゃないのでは???
まったく無関係の第三者機関が書いてるなら別ですけどね。
宮内庁もしっかり間でチェックしてるみたいだからその辺の事情は納得ずくなのでしょうね。

国体と皇族 (ゆらり)
2013-07-18 22:07:35
直接関係あるかどうかは分かりませんが、このような記事が出たことを記憶しております。

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2009/12/16/kiji/K20091216Z00001210.html

ご参考までに。
無い袖は振れぬ (Dianthus)
2013-07-18 23:36:31
ゆらり様、興味深い記事、有り難うございました。

いらっしゃらないよりは、いらして頂けた方がよい、と思うのが人情というもの。だから、残念。

けれども、無い袖は振れぬ、背に腹は代えられない、ということで。

言い換えれば皇族のお出ましには、多大な袖がかかる。袖の下も飛び交う?
大事な背や腹が何ほどか傷つく?だからお出ましなしの方がマシ。

タダより怖いものはない、じゃなくって、そもそもタダじゃないってことなんですね。
魑魅魍魎国体 (シロキジ)
2013-07-19 11:55:46
天皇皇后両陛下が出席なさるイベントの中で国体は規模がどデカく、問題点もすさまじいですね。
auxilia様があげてくださったように、もう何年も前からあらゆるところでさまざまな批判があったのにもかかわらず、延々開催されている。
でもさすがに、ゆらり様が見つけてくださった資料のようにようやく見直しの機運も出てきているようですね。
皇族の参加をやめただけですごくスリム化をはかれるなんて…。ホントお出ましはよく考えていただきたいものです。

国体に関してまたひとつ資料を。
今から四年ほど前に書かれた論文のようなのですが
寺島義弘さんという方が書かれた「地方自治体巡回イベントの考察」というもの。
http://event-eim.jp/ronnsyuu/201003terasima.pdf#search='%E6%A4%8D%E6%A8%B9%E7%A5%AD+++%E6%89%B9%E5%88%A4'
筆者の寺島氏はJEPC 関西本部本部長・JEPC イベント総研特別研究員という肩書きをお持ちですが、天皇・皇族方が出席したいろんな巡回イベントにイベントプロデューサーとしてかかわり、内部事情に精通しておられたようです。
皇室が参加してる14の自治体イベントを挙げ、特に国体についてこの論文では重点的に考察されてます。
これは先の民主党政権時代の事業仕分け直前にかかれたらしく、
論文の前段でこの14のイベントはきっと事業仕分けの対象となって淘汰されるだろうからその前にこれらの問題点をあげておく、というような感じで述べておられるのですが、
実際はあんまし仕分けのメスは入んなかったみたいですけどね。どういう横槍、入ったやら…(汗)。

まあとにかく面白い、というかあきれた実態が書かれてまして、
一読いただければ、わたくしめが何も申し上げることはないものなのですが、
気になるとこをちと抜粋。(「」内)

「(皇室の)その警備に至っては、皇宮警察、担当県だけでは手が足りず近隣および皇室警備を得意とする京都府警、大阪府警の数百人からの応援を仰ぎ1万人を超える警備体制である。
この警備の問題と共に、各事業の開催県は施設の新設を強いられ、税金の無駄遣いと批判されている。
まさに、国と自治体が行っている事業の必要性と本来あるべき姿を再考する事業仕分けのターゲットにふさわしい背景がある。」

国体について
「昭和21 年、第一回秋季大会が京都を中心に開催されたとき、日本体育協会の開催趣意書には、「スポーツは文化の向上、国民思想の民主化促進に大きな役割を占める。国体の開催が日本の民主化に寄与できれば幸である」とある。これが国体の初心であった。
「節約国体」、「貧乏国体」、が「土建国体」、「金権国体」と呼ばれるようになり挙句の果ては、「日体協の国体」、「競技団体の国体」、「首長の権威誇示国体」とまで言われるようになり、今や、時代の大きなうねりに取り残されようとしている。」

…高い理念で始まったはずのものが時を経るにつれ金権まみれの大会に変貌してゆく…。
なんかパターン化してますね。

「・「スポーツは、政治から中立であるべき」なのに、自治体と共済するから、制約を受ける。体育行政を牛耳りたいがために、文化省も厚生省も口出しし積極的にからんでくる。行政が主体となるからほとんどの県知事選挙は、「国体」と「地方博覧会」がらみの波となる。

・「無駄遣い撲滅」対象事業に仕分けされないためには、「スポーツ振興のために」と叫びつつ、行幸・行啓のための特別施設、新競技施設、国体道路と呼ばれる道路整備、国庫補助が降ってくるからと、「国体で県土づくり」とばかり、空港、鉄道、まで整備するのは止めるべきである。

・総合開閉会式「演出・進行・運営費」は、約3 億円~4 億円である。この予算の内訳は、スタンド観覧席3 万人。選手役員(フィールド内)2 万人に、クリアーに聞こえるデジタル音響設計、…(中略)…
あまり知られていないのが、金属探知機を備える警備要員、およびプロの誘導員約70 人~100人体制で、県職員、ボランテア、私服・制服警官の補佐役を勤める。
また、これもあまり知られていないのが、式典前演技の進行・運営である。選手・役員入場から始まる開会式の前約40 分間、すべての人々の出入りをシャットアウトして、天皇・皇后同妃殿下の行幸を安全に、スムーズに執り行なうための時間づくりがある。
この40 分の時間のために、マスゲームや、集団演技を数億円かけて準備するのである。(集団演技の演出・指導、練習費用、衣装、輸送、食料費は別)」

天皇皇后両陛下のご入場だけで数億円。ため息、です。

んで、「国体っていったい総額どれくらいなの?」とお思いの方々も多いことでしょう。

「昭和22 年第2 回「石川国体」 国庫補助3,000万円(戦時施設撤去名目)、(石川県報告の開催経費 1800 万円)」
はじめのころはこれぐらいだったのが、

「昭和62 年第42 回「沖縄国体」(史上最大国体)2000 億円。
(競技場整備547 億円、運営直接経費100 億円、他経費は沖縄開発庁などの財政投融資含むと記載有り)」

でも筆者の方は、開催費の実態は自治体もきちんと把握できてないのではないか、と述べられてます。ひいい。

この調子で寺島さん、ついでに植樹祭とかの考察も書いて下さってたらわたくし楽チンだったのですが…。
残念ながら書いておられないようです。(泣)
すみません。訂正です。 (シロキジ)
2013-07-19 17:15:24
申し訳ないです。。訂正です。

国体は2009年の事業仕分けの対象となったようです。

朝日新聞より。
http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY200911120474.html

少なくとも国からの助成金は出なくなったということでしょうか…。
仕分け結果が予算に反映されたかどうかよくわからないのですが…。
官僚が仕切るご公務。生き延びる国体。 (INDEX)
2013-07-20 04:21:08
シロキジ様

たいへん興味深い資料のご提示、ありがとうございます。

●「各府省等からの再就職者が5代以上続いている独立行政法人・特殊法人等・公益法人」の概要(総務省)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000046316.pdf#search='%E5%85%AC%E7%9B%8A%E7%A4%BE%E5%9B%A3%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%9B%BD%E5%9C%9F%E7%B7%91%E5%8C%96%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%A9%9F%E6%A7%8B++%E5%A4%A9%E4%B8%8B%E3%82%8A'

天下り受け入れ法人の多さに仰天しました。「副申」の問題点ご指摘もなるほどと思いました。今上ご夫妻の公務が、宮内庁役人を仲立ちに、各省庁の役人、天下り先法人とがっつり結びついていくさまが目に浮かぶようです。

>まったく無関係の第三者機関が書いてるなら別ですけどね。

同意です。「ご公務」は国税を費やして行われる、いわば公共事業のようなものなのですから、公平な第三者機関が許諾・査定にかかわるべきと思います。官僚の好きにさせていたら、手前勝手な省益や天下り先の確保に両陛下のご威光が使われてしまうのは水が低きに流れるように当たり前ですね。両陛下のご公務が、国民のためではなく官僚のために行われてしまうシステムが、すでにできあがってしまっているようです。

「公務の見直し」を口にされた皇太子殿下が苦境に追い込まれるわけですね。筆頭宮家が好き勝手なことをしても問題にされない理由の一端も、垣間見えます。

また、この資料、面白いですねえ。

●地方自治体巡回イベントの考察(by寺島義博)
http://event-eim.jp/ronnsyuu/201003terasima.pdf#search='%E6%A4%8D%E6%A8%B9%E7%A5%AD+++%E6%89%B9%E5%88%A4'

>天皇皇后両陛下のご入場だけで数億円。ため息、です。

以前にご案内いただいた植樹祭の資料では、両陛下がたった半日使うだけの「お野立て所」の造営に4千万円プラスかかるというので仰天しましたが、これにはもっと驚かされます。こういう実態がなぜ広く知られないまま来てしまったのか。日本のジャーナリズムはまったく機能していないんですね。雅子様のささやかなブランドバッグの値段などより、こちらのほうを一般に広く知らせるべきでしょうに。

この無駄の塊のような国体、2009年の事業仕分けの対象となったようですが、財務省役人が「天皇ご臨席」事業を仕分けできるとは思えず、すり抜けたのではないでしょうか。そもそも民主党の仕分けはザルのうえ、政権奪還した自民党に骨抜きにされたようで。

仕分けのはっきりした結果は不明ですが、検索で見つけた2010年の「ゆめ半島千葉国体」、2011年の「あきた鹿角国体」(冬季大会)では、国税が支出されていることがわかります。

-------引用開始

●2010年「千葉国体」:国から5億円補助
http://yoshikawahiroshi.blog61.fc2.com/blog-entry-351.html
7月19日(月)に四街道市の市民文化センターで開催された「もうやめっぺ!千葉国体7・19集会」に講師として参加する。(中略)千葉県で国民体育大会が9月25日~10月5日まで開催されるが大変な経費がかかる。私はスポーツ振興を支援する立場であるが、国体は費用対効果の観点からも大変に問題である。「国体」というから国が財政的に負担すると思っている人もいるようだが、総事業費は66億7,000万円のうち国からは5億円が補助される程度である。むしろ県は一般財源から59億1,300万円を支出する。問題はその使途である。県内のスポーツ施設は貧弱であるが、国体に関係する施設整備費は13億5,800万なのに「運営費」は53億1,200万円である。驚くのは運営費のうち「式典関係費」が17億8,700万円!である。開会式、閉会式などにこのような巨額な財政支出をすることは、県民から理解を得られないと思う。

●2011年「あきた鹿角国体」(冬季大会):国からの援助等で県の負担は1/4
http://www.pref.akita.jp/pref_voice/show_detailpage.htm?serial_no=1731
 県民の声:6月の補正で国体関連に「1億958万」、そもそも秋田でそんなに国体を開催するメリットがあるのでしょうか? 1億もの金をもって別に使って欲しい。
 県からの回答:国体冬季大会スキー競技会は、全国から多くのアルペン・ノルディックのアスリートが集う、冬のスポーツの祭典です。(中略)開催経費については、開・閉会式を省略したり最低限の競技種目にとどめるなど、全体経費の縮減に努めたところであります。確かに1億円あまりの開催経費は小さな金額ではありませんが、本県が実質的に負担する経費は、国やスポーツ振興機関が行う負担や助成制度を最大限活用することによって、1/4程度に抑えられております。

-------引用ここまで

また、「国体 経費削減」で検索したら、こんな資料が出てきました。国体委員会も生き延びるために必死のようです。役人の作文でしかないなぁとは思いますが。

●21 世紀の国体像 ~ 国体ムーブメントの推進 ~平成25(2013)年3月13日 国民体育大会委員会
http://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data0/kokutai/pdf/kokutai_movement_main.pdf#search='%E5%9B%BD%E4%BD%93+%E7%B0%A1%E7%B4%A0%E5%8C%96'

この資料中に「大会運営の簡素・効率化」として、こんな記述がありました。ゆらり様が紹介して下さった記事(2010年の冬季大会から開会式を一本化。冬季大会開会式廃止で、皇族のいない国体に)を裏付けるものですね。前述の2011年冬季大会「あきた鹿角国体」も、ここに記載されている様々な助成制度を活用できたようです。

-------引用開始

平成22(2010)年の第65 回冬季大会(北海道)以降、冬季大会の開・閉会式を廃止し、本大会の総合開・閉会式と一本化した。(中略)冬季大会の開催県に対する開催経費等の助成については、日体協からの交付金を増額するとともに中央競技団体交付金を導入したほか、スポーツ振興くじ(toto)助成事業の助成対象事業として、平成20(2008)年度から開催支援事業が、また平成23(2011)年度から競技会場整備事業が新たに認められた。さらに、日体協と開催県が連携・協力のもと、競技会ごとに実施する協賛制度を平成20(2008)年の第63 回冬季大会(長野県)から導入・実施した。

-------引用ここまで

検索では、国体への庶民の不満をいくつか拾いました。また改めてご紹介しますね。
21歳の単独ゴコウム? (Dianthus)
2013-07-20 13:32:30
>ご夫妻の長女、眞子さまは19日、「アジア太平洋こども会議」25周年記念行事臨席のため、福岡県を訪問された。21歳の眞子さま。単独の公務で地方を訪問されたのは、今回が初めてだ。


学生の本分は学業、だったのではないでしょうか。

たかだか21歳の娘ッコが片手間に出来るのが「ゴコウム」なんですねえ。
その方が権益保護の象徴として大事にしようという人にはちょうど良いってことなのか。
眞子さまの学業(学生の本分)とご公務について (INDEX)
2013-07-21 14:57:19
>学生の本分は学業、だったのではないでしょうか。

たとえ、結果として成績が優秀なものではなくても、真面目に学業に取り組む姿勢を見せてくださっているのなら、立派に皇族としての務めを果たされていると思うのですが。残念ながら、眞子さまの行動はそうではないようにみえます。ICU入学のそもそもから、ICUでのおふるまい、短期留学、その後の欧州旅行など、よいお話は聞こえてきません。それをマスコミがきちんと報道しないのも奇怪です。

マスコミは、眞子様の行動をもし愛子様がとったとしたら、どれだけバッシングするかわからないと思います。他の学生と同じ関門を通過しないでICUに入ったことには、「不正入学! 皇族特権の濫用!」と叩くでしょうし、ICU=国際基督教大学が大嘗祭への国費支出は憲法違反と抗議した大学であることについては、「内親王の入学先としていかがなものか、戸惑い隠せぬ神社界」「両陛下ご心痛!」と、週刊誌・月刊誌そろって叩きまくるのではないでしょうか。

男子学生とのツーショット写真、未成年飲酒が疑われる写真の流出では、「内親王失格!」と叩くだけでなく、相手のことをつぶさに調べ上げ、「お相手はこの人! 皇籍離脱へ!」とまで話を拡大させるに違いないと思います。もし愛子様ならば。

留学先で語学力がCレベル、専門の勉強は成績不良で無理という事実があれば、「無意味な留学! 税金の無駄!」と叩くでしょうし、留学後にICUでの試験を無視し、1か月にも及ぶ欧州旅行となれば、「試験をさぼって欧州大名旅行! かかった費用は×億円!」「皇位継承資格がない内親王にこれほどの税金投下が許されるのか」「学生にあるまじき行為、なぜ両陛下は許されたのか」と、有名無名の学者評論家こぞって大特集が組まれそうです。

その後、涼しい顔で公務に現れたら、「同級生が試験に就活に汗を流しているこの時期、税金で一か月も欧州旅行を楽しみ、試験をスルーして『ご公務』とは!」「皇族でなければ不真面目で成績不良の劣等生でしかない。それが、内親王というだけで高い立場から子どもたちに接する『ご公務』をなさる」「そういう『ご公務』に、はたして意味はあるのか?」「むしろ、子どもたちには悪影響ではないか?」「ご公務の意味だけでなく、皇室の存在そのものが問われる」と、大問題になりそうです。いつもの皇室ジャーナリストたちが顔を揃え、口をきわめて、「勉学はさっぱりなのに海外旅行は1か月!」の内親王に呆れ果てて『苦言を呈』し、大仰に「皇室を愁う」はずです。

愛子様なら盛大に叩かれ、皇籍離脱をとまで拡大バッシングされるに違いないおふるまいが、眞子様なら全く問題にされず、英国留学後にさっそく海外関連のご公務を果たされる立派な内親王殿下、と持ち上げられるわけです。

しかし、それを嘆くばかりでは「皇室問題INDEX」の意味がありません。マスメディアはなぜ、そうした偏向報道をするのかを知るためにも、上で述べたことがどの程度の信ぴょう性をもつのか、これを機に調べておいたほうがいいと思います。

●ICU入学はいわゆる「AO入試」と伝えられているが、他の学生と同条件で通過したのかどうか(高校時代の成績はICUのAO入試に耐えるものだったのかどうか)。マスメディアはこの入学についてどう取り上げたか(チェック機能を果たしたか?)。

●大嘗祭への国費支出は憲法違反と抗議した国際基督教大学への入学に、内親王として問題はないか。神社方面の戸惑い、両陛下のご心痛はありえないか。マスメディアは問題として取り上げたか否か。

●布団上での男子学生とのツーショット写真、未成年飲酒が疑われる写真に、内親王のおふるまいとしての問題はないか。いわゆる皇族ジャーナリストはこれに対し、どういうコメントを出したか。

●ICUから英国への短期留学は、どういう資格で行われたか。

●留学先で語学力がCレベルと報じられたが、その語学力でご専門の勉強は可能だったのか。留学にかかった費用と、その成果は。

●留学後の1か月に及ぶ欧州旅行は、ICUの試験期間と重なっており、試験を受けずに旅行を強行されたという噂があるが、事実かどうか。

●1か月の欧州旅行にかかった経費はいかほどで、どこから支出されたか。また、皇族の海外旅行は国会の了承が必要なはずだが、どのような理由でこの旅行が許可されたのか。マスコミはどう報じたか。

以上について、雑誌やネットに書かれた情報を集め、まとめておく必要があると思います。私一人では難しいので、どなたか一緒に調べてくださる方は、いらっしゃいませんか。おひとりでもいらっしゃれば、この件について、トピックを立てたいと思います。

<追記>
眞子様は中高校時代からご公務をされていたと記憶しますが、そのご公務の内容と主催者も気になります。今回は、

>「アジア太平洋こども会議」25周年記念行事臨席

というご公務です。このイベント自体は有意義なものと思いますが、誰が、どういう経緯で、眞子さまをお呼びしたのでしょうね。皇族の公務、とりわけ青年皇族のご公務の決定プロセスについて、国民は知る権利があると思います。というか、知らなければ、「民主主義下の象徴天皇」を守っていくことはできないのではないでしょうか。学業面とあわせて、ご公務についても、これまでのものを、まとめておきたいと思います。まずは、施行された日時・場所・内容、主催者について採取できればよいかと。

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