雅子さまが「ヤフオクでティアラを売りとばした」という根拠なきデマが流布されています。このデマについて検証したコメントをご紹介します。一部要約などしていますこと、ご了承ください。見逃しているものがあればご教示ください。また、さらなる検証を進めるべく、ご協力をいただければありがたいです。
●荒唐無稽な嘘に騙される人が続出する怖さ (by ヨシュア)
「ガールズちゃんねる」で言われていた、「雅子妃がティアラをヤフーオークションで売却した」という噂がどこから出たのか、その出所を調べるため、「雅子妃 ヤフーオークション」で検索してみました。この説の出所は『週刊新潮』に出た、皇室ゆかりの品々が紛失したという記事ですね。
▼週刊新潮(2008年11月13日号)表紙
皇室ゆかりの品々がヤフオクに出た→雅子妃が売却したに違いない!と思い込み言いふらす人たちが出たということです。雅子妃が朝鮮人(トピックスのコメントまま)である、創価学会員であるという説と同様、確たる証拠はありません。創価学会員説もそうですが、あまりに根拠薄弱な「ありえない」話で、たとえ私が雅子妃アンチであったとしても、これらの説は信じないでしょう。どこの世界に、ネットオークションでティアラを売りとばす皇太子妃がいるでしょうか。よしんば売却するにせよ、ヤフオクはないでしょう、いくらなんでもヤフオクは…。
しかし、2ちゃんねるでは、別に雅子妃アンチではなさそうな方までが、そうした説を信じかけていました。こうした無垢(?)な方々に向けて、「雅子妃がヤフオクでティアラを売却したという話は嘘である」ことを論証する必要があると思います。デマに騙されている方々に、いかに馬鹿馬鹿しいことか気づいてほしいです。どんな荒唐無稽な嘘でも100回言えば現実になる、を実現させてはいけません。
●アンチ東宮の突拍子もない発想と嘘が明らかな証拠画像(by あぶらちゃん)
連中が大好きなヤフオク(自分の生活水準でしかものが考えられないので、皇族がヤフオクで品物を売り飛ばすという突拍子もない発想が出てきます)ですが、ティアラ以外にも雅子さまが高松宮妃喜久子様から譲られた扇を出品したと喚いていたこともありました。その時はご丁寧にも証拠画像だというものを出してきていますが、似ても似つかない別物でした。見れば分かるものですら、分からないのです。一事が万事こうです。
<雅子さまが「昭憲皇太后ゆかりの扇子」をヤフオクに出したという大嘘>
上記のあぶらちゃん様ご指摘の扇の件は、ヘカテー様のブログ「列外派星くず日記」の記事を元に、シロキジ様がレポートしてくださいました。
雅子さまが高松宮喜久子妃から譲り受けた、昭憲皇太后ゆかりの扇子は次のものです。
▼象牙御紋付金蒔絵御扇子(テレビ報道からキャプチャ)
アンチ東宮は、ヤフオクに出品された扇子をこの昭憲皇太后ゆかりの扇子であると主張し、雅子さまが出品したとアピールしているのです。見て頂ければ即座に、一目瞭然で、似ても似つかない別の品であることがわかります。
▼ヤフオクに出品された扇子。名称は「お紋付き扇子 象牙高蒔絵 内親王」
アンチ東宮はこれを上掲の「象牙御紋付金蒔絵御扇子」であると主張し、雅子さまがヤフオクに出したというデッチアゲを拡散しているのです。そもそも、このヤフオク出品扇子の名称は「お紋付き扇子 象牙高蒔絵 内親王」とあり、内親王だった方の婚家先等から流出したと考えるほうが自然です。見た目も名称も違うこの扇子が雅子さまの持ち物であるとする根拠は全くありません。にもかかわらず、さも本当であるかのように読者に思い込ませようとするテキストがいまだに多数存在し、嘘を拡散しています。
▼ヤフオク出品扇子が雅子さまの持ち物であると読者に思い込ませることを狙うアンチ東宮の作成動画↓(当該動画よりキャプチャ)
▼雅子さまの手元にある扇子はまったく違うものなのに、「お手元にある(はず)」と朱書し、雅子さまが出品したという大嘘の拡散を狙う某アンチ東宮のブログ↓
間違いであることが明瞭であっても、彼らは決して修正することなくデマを拡散し、デマを信じてくれる人が増えることを狙っています。デマの捏造・拡散が彼らアンチ東宮のミッションなのでしょう。
<その他、明らかに違うと言えるもの>
シロキジ様は、ヤフオク出品の品で、明らかに違うと言えるものを2点、挙げています。
(1) 出品名「アフガニスタン王国最高勲章大綬章」
今上陛下が実際に受けたというアフガニスタンの勲章は下図の左で、ヤフオクに出た勲章は右です。
▲左が「アフガニスタン王国最高位太陽勲章」、右がヤフオク出品の勲章
ヤフオク出品の画像のものとは明らかに違いますね。アフガニスタン王国は1973年に亡くなられているので、皇太子殿下のものとも考えられません。
(2) 出品名「勲五等宝冠章」
▲ヤフオクに出品された「勲五等宝冠章」(A=B)と、雅子さまが授与された勲一等宝冠章(C=D)。黒丸で囲んだのは鈕(ちゅう)と呼ばれる飾りで、宝冠の種類(等級)により異なる。
上の写真の左(A)が、ヤフオクに出品された「勲五等宝冠章」です。アンチ東宮はこれを雅子さまが出品されたかのように主張しているわけですが、全くの言いがかりとしか言いようがない。
宝冠章は女性に与えられる勲章で、雅子さまはご成婚時に勲一等宝冠章(上の写真のC=D)を授与されています。ヤフオク出品の宝冠章は「勲五等」で、これを雅子さまが持っておられるはずはないのです。
宝冠章の名称は、2003年の栄典制度改正により漢数字による勲等が廃され、下表のように改訂されています。雅子さまが授与された宝冠章は現在の名称では「宝冠大綬章」、ヤフオク出品のものは「宝冠杏葉章」です。
(ウィキペディアより転載)
B、C、Dの画像は、内閣府の下記ページから採取したものです。
・勲章の種類(宝冠章)
http://www8.cao.go.jp/shokun/shurui-juyotaisho-kunsho/hokansho.html
リボンとのつなぎの金具のすぐ下の「鈕(ちゅう)」と呼ばれる飾りが、宝冠の名称に合わせたデザインになっています。ヤフオク出品の「勲五等 宝冠章(画像A)」=「宝冠杏葉章(画像B)」は、鈕が葉っぱのデザインで一致しているのがお分かりいただけるかと思います。雅子さまが授与された勲一等(宝冠大綬章)は青い花(桐の花だそう)のデザインです。内閣府のページに飛んで、より鮮明な写真で確認してみてください。ほかの宝冠も眼福ですよ。「宝冠牡丹章」の鈕は牡丹の花、「宝冠白蝶章」は蝶のデザイン…になっていて、お洒落です。雅子さまの宝冠大綬章の副章もとても美しいです。
<INDEXより>この記事はまだ未完成で、近々内容を追加します。この後、シロキジ様が追加してくださったエチオピアの勲章、言いがかりであることが明らかなティアラの件、皇太子さまへの呆れた誹謗中傷などについて追加予定です。記事の進捗にかかわらず、コメント欄での検証を進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。(2015/07/17 11:29)
●荒唐無稽な嘘に騙される人が続出する怖さ (by ヨシュア)
「ガールズちゃんねる」で言われていた、「雅子妃がティアラをヤフーオークションで売却した」という噂がどこから出たのか、その出所を調べるため、「雅子妃 ヤフーオークション」で検索してみました。この説の出所は『週刊新潮』に出た、皇室ゆかりの品々が紛失したという記事ですね。
▼週刊新潮(2008年11月13日号)表紙
皇室ゆかりの品々がヤフオクに出た→雅子妃が売却したに違いない!と思い込み言いふらす人たちが出たということです。雅子妃が朝鮮人(トピックスのコメントまま)である、創価学会員であるという説と同様、確たる証拠はありません。創価学会員説もそうですが、あまりに根拠薄弱な「ありえない」話で、たとえ私が雅子妃アンチであったとしても、これらの説は信じないでしょう。どこの世界に、ネットオークションでティアラを売りとばす皇太子妃がいるでしょうか。よしんば売却するにせよ、ヤフオクはないでしょう、いくらなんでもヤフオクは…。
しかし、2ちゃんねるでは、別に雅子妃アンチではなさそうな方までが、そうした説を信じかけていました。こうした無垢(?)な方々に向けて、「雅子妃がヤフオクでティアラを売却したという話は嘘である」ことを論証する必要があると思います。デマに騙されている方々に、いかに馬鹿馬鹿しいことか気づいてほしいです。どんな荒唐無稽な嘘でも100回言えば現実になる、を実現させてはいけません。
●アンチ東宮の突拍子もない発想と嘘が明らかな証拠画像(by あぶらちゃん)
連中が大好きなヤフオク(自分の生活水準でしかものが考えられないので、皇族がヤフオクで品物を売り飛ばすという突拍子もない発想が出てきます)ですが、ティアラ以外にも雅子さまが高松宮妃喜久子様から譲られた扇を出品したと喚いていたこともありました。その時はご丁寧にも証拠画像だというものを出してきていますが、似ても似つかない別物でした。見れば分かるものですら、分からないのです。一事が万事こうです。
<雅子さまが「昭憲皇太后ゆかりの扇子」をヤフオクに出したという大嘘>
上記のあぶらちゃん様ご指摘の扇の件は、ヘカテー様のブログ「列外派星くず日記」の記事を元に、シロキジ様がレポートしてくださいました。
雅子さまが高松宮喜久子妃から譲り受けた、昭憲皇太后ゆかりの扇子は次のものです。
▼象牙御紋付金蒔絵御扇子(テレビ報道からキャプチャ)
アンチ東宮は、ヤフオクに出品された扇子をこの昭憲皇太后ゆかりの扇子であると主張し、雅子さまが出品したとアピールしているのです。見て頂ければ即座に、一目瞭然で、似ても似つかない別の品であることがわかります。
▼ヤフオクに出品された扇子。名称は「お紋付き扇子 象牙高蒔絵 内親王」
アンチ東宮はこれを上掲の「象牙御紋付金蒔絵御扇子」であると主張し、雅子さまがヤフオクに出したというデッチアゲを拡散しているのです。そもそも、このヤフオク出品扇子の名称は「お紋付き扇子 象牙高蒔絵 内親王」とあり、内親王だった方の婚家先等から流出したと考えるほうが自然です。見た目も名称も違うこの扇子が雅子さまの持ち物であるとする根拠は全くありません。にもかかわらず、さも本当であるかのように読者に思い込ませようとするテキストがいまだに多数存在し、嘘を拡散しています。
▼ヤフオク出品扇子が雅子さまの持ち物であると読者に思い込ませることを狙うアンチ東宮の作成動画↓(当該動画よりキャプチャ)
▼雅子さまの手元にある扇子はまったく違うものなのに、「お手元にある(はず)」と朱書し、雅子さまが出品したという大嘘の拡散を狙う某アンチ東宮のブログ↓
間違いであることが明瞭であっても、彼らは決して修正することなくデマを拡散し、デマを信じてくれる人が増えることを狙っています。デマの捏造・拡散が彼らアンチ東宮のミッションなのでしょう。
<その他、明らかに違うと言えるもの>
シロキジ様は、ヤフオク出品の品で、明らかに違うと言えるものを2点、挙げています。
(1) 出品名「アフガニスタン王国最高勲章大綬章」
今上陛下が実際に受けたというアフガニスタンの勲章は下図の左で、ヤフオクに出た勲章は右です。
▲左が「アフガニスタン王国最高位太陽勲章」、右がヤフオク出品の勲章
ヤフオク出品の画像のものとは明らかに違いますね。アフガニスタン王国は1973年に亡くなられているので、皇太子殿下のものとも考えられません。
(2) 出品名「勲五等宝冠章」
▲ヤフオクに出品された「勲五等宝冠章」(A=B)と、雅子さまが授与された勲一等宝冠章(C=D)。黒丸で囲んだのは鈕(ちゅう)と呼ばれる飾りで、宝冠の種類(等級)により異なる。
上の写真の左(A)が、ヤフオクに出品された「勲五等宝冠章」です。アンチ東宮はこれを雅子さまが出品されたかのように主張しているわけですが、全くの言いがかりとしか言いようがない。
宝冠章は女性に与えられる勲章で、雅子さまはご成婚時に勲一等宝冠章(上の写真のC=D)を授与されています。ヤフオク出品の宝冠章は「勲五等」で、これを雅子さまが持っておられるはずはないのです。
宝冠章の名称は、2003年の栄典制度改正により漢数字による勲等が廃され、下表のように改訂されています。雅子さまが授与された宝冠章は現在の名称では「宝冠大綬章」、ヤフオク出品のものは「宝冠杏葉章」です。
(ウィキペディアより転載)
B、C、Dの画像は、内閣府の下記ページから採取したものです。
・勲章の種類(宝冠章)
http://www8.cao.go.jp/shokun/shurui-juyotaisho-kunsho/hokansho.html
リボンとのつなぎの金具のすぐ下の「鈕(ちゅう)」と呼ばれる飾りが、宝冠の名称に合わせたデザインになっています。ヤフオク出品の「勲五等 宝冠章(画像A)」=「宝冠杏葉章(画像B)」は、鈕が葉っぱのデザインで一致しているのがお分かりいただけるかと思います。雅子さまが授与された勲一等(宝冠大綬章)は青い花(桐の花だそう)のデザインです。内閣府のページに飛んで、より鮮明な写真で確認してみてください。ほかの宝冠も眼福ですよ。「宝冠牡丹章」の鈕は牡丹の花、「宝冠白蝶章」は蝶のデザイン…になっていて、お洒落です。雅子さまの宝冠大綬章の副章もとても美しいです。
<INDEXより>この記事はまだ未完成で、近々内容を追加します。この後、シロキジ様が追加してくださったエチオピアの勲章、言いがかりであることが明らかなティアラの件、皇太子さまへの呆れた誹謗中傷などについて追加予定です。記事の進捗にかかわらず、コメント欄での検証を進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。(2015/07/17 11:29)
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/3a/ec76846996180855c14894e28f401508.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/0a/454ac9ad89c5e567419c3e50d576a7a1.jpg
上の2枚の画像、うまく見られますでしょうか。
「ヤフオク 皇室」で画像検索した結果、上記のような画像がヒットしました。
東宮アンチは上の画像に映り込んでいるカメラをかまえた男性を皇太子殿下だと言い張っているようなのです。この男性はヤフオクに出す品物の写真撮影を行っているようです。
東宮アンチは、公務先等で一緒になった人々や風景をカメラにおさめる皇太子殿下を「カメラ小僧」と侮辱しバッシングしており、上の男性もカメラを構えている姿が皇太子殿下に似ている!と主張しているようなのです。
しかし上の2枚の画像をよく見ると、もっと重大なものが映っていませんか?そう、秋篠宮の顔が割とハッキリ判別できる大きめの写真パネルが映り込んでいるのです。隣には紀子妃も一緒にいる写真のようですね。
秋篠宮夫妻の大きい写真パネルなんて、よほど秋篠宮夫妻と親しい間柄にいる人でないとまず所有しないものではないでしょうか?秋篠宮夫妻の身内や、公務やお出かけ先などで秋篠宮夫妻とよほど懇意になった人など。皇太子殿下も雅子様も秋篠宮夫妻の兄夫妻ではありますが、東宮御所にわざわざ自分たちの弟夫妻の大きい写真パネルなんて飾りますか?かなり不自然ですよね。ご両親である両陛下の写真ならまだ理解できるのですが。
この点から、このカメラを構えている男性は東宮家に関係する人ではなく、むしろ秋篠宮家と何らかの関係がある人だと考える方が自然だと考えます。
それからもう一枚、「ヤフオク 皇室」で検索をかけてヒットした画像があります。
http://blog-imgs-43-origin.fc2.com/j/o/l/joliechat5/20141014121951c45.jpg
こちらの画像は人物の顔が映っていますが、男性か女性かすらハッキリしない曖昧な画像です。東宮アンチいわく「この人は雅子様の妹さんだ!」とのことらしいです。似てないですよね?私はこの人は男性に見えたのですがいかがでしょうか。
比較的多くの人に贈呈されているような皇室ゆかりの品々をヤフオクに出している人々が実在するのは確かなようですが、それを何でもかんでも「東宮家に関わる人々」と断言している東宮アンチ連中は何を根拠にそう言えるのでしょうか、心底理解に苦しみます。
そして、東宮アンチが喚いている「ヤフオクに出たティアラ」ですが、結局ティアラが出品されたらしき画像は全く出てきませんでした。東宮アンチはどうして肝心のティアラの出品画像を出せないのでしょうか?
つまり、当時の美智子妃用に作られたもの。
参考として書いておきます。
また、高松宮妃喜久子様がお亡くなりになった時に美術品や工芸品など約600点が宮内庁寄贈されましたが、その中の2つのティアラは雅子さまと紀子さまに使ってほしいという喜久子さまの生前のご意向だったそうです。
それについて宮内庁は「しかるべき人に貸し出す」と言っています。
そうです。「貸し出す」のです。
http://www.47news.jp/CN/200510/CN2005101701002708.html
この喜久子さまのティアラをお二人が付けられた形跡はありません。
なので、なぜか美智子様が着用されていた!という話があるようですが、それは、喜久子さまのものではなくて秩父宮妃勢津子さまのものではないかという話が有力なようです。
(勢津子さまの元の鮮明な写真がないのが残念。)
常識的に考えれば、宮内庁が管理する財産は定期的にチェックがなされていることでしょう。
それが紛失しているとなれば、追い落としの格好の口実になるはずです。
若いとか年をとっているとか、皇室に関心があるとかないとか関係なく、一般常識があるかないかで判断できることが、いわゆるアンチ東宮の言いがかりには多すぎます。
画像を貼っていただいて助かりました。
さて、内閣府がこういう画像を出してくれていました。
勲章の種類(宝冠章)
http://www8.cao.go.jp/shokun/shurui-juyotaisho-kunsho/hokansho.html
今は名称が変わっていますがデザインは同じようです。
雅子さまのはもち一番上のクラスの宝冠大綬章。副章も美しいですね。
ぱっと見、一位から五位まで本体のデザインはほぼ同じで見分けが付きにくいですが、
リボンとのつなぎの金具のすぐ下の、「鈕(ちゅう)」と呼ばれる飾りが名称にあわせてそれぞれデザインが違うんです。
「宝冠牡丹章」なら牡丹の花、「宝冠白蝶章」なら蝶のデザイン…と。
おしゃれですよねー。
鈕に注目して見比べてみてください。
INDEX様が貼り付けてくださったヤフオクに出てた「勲五等 宝冠章」の画像と一致するのは下から二番目の(うっ、どなたかの英語のクラスのランクとおんなじ…)「宝冠杏葉章」。
どちらも鈕が葉っぱのデザインで一致してるのがお分かりいただけると思います。
雅子さまがお持ちと考えられる勲一等(宝冠大綬章)は青い花がついてるのが
確認できるかと思います。桔梗の花かと思ったんですが、「桐の花」のデザインだそうです。
何で雅子さまがなんで下から二番目の勲章なんかを持っていて、しかもそれをヤフオクで流出させようとしたなどと強弁したのか、納得の行く理由をぜひアンチの皆様にはご説明いただきたいですね。
もう一個、勲章の検証。
とある「ヤフオク事件」のまとめサイトにころがってた「事件」当時のヤフオクの画像のひとつ。↓
ttp://www.topkapoo.geo.jp/02list/topukapu9den/cache/auction/2008_1030seller/117017365.html
「本品は、エチオピア帝国時代、ハイレ・セラシェ皇帝陛下より授与された「メネリク2世勲章大綬章(勲一等:1924年制定)」でございます。
本章及び副章のみで大綬(サッシュ)はございません。」
…ほうほう、「メネリク二世勲章」ねえ、なかなかきれいなものですなあ。
まー、思わせぶりに、今上が皇太子であられたころの写真までくっつけちゃって、
ちょっとドキドキしますよね。
ウィキにエチオピアの勲章と言う項目がありましてね。
そこの「メネリク二世勲章」とは別の「ソロモン勲章」と言う項目を見ると、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%B3%E5%8B%B2%E7%AB%A0
「ソロモン勲章(ソロモンくんしょう)は、エチオピア帝国の最高位勲章である。」
おおお、これはすごそうな…。
そして受章者はエリザベス二世、昭和天皇とそうそうたる面子、なんと、今上まで入っておられます!
このエチオピアの勲章を持っておられるのは間違いなさそうですニャー。
おっと、同じくウィキには「メネリク二世勲章」の項目もありましたがな。
こいつは手間が省けた!ありがたいことにこっちは画像つきですね。↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%82%AF2%E4%B8%96%E5%8B%B2%E7%AB%A0
ふむふむ、こっちのはたしかにやフオクの「メネリク二世勲章」の画像とも一致してる。
しかし、ウィキの「メネリク二世勲章」の説明には、今上が受章なさったという記述は一切なし。そしてサッシュの色も、ヤフオクのはついてませんが、もともとはおそらくおなじく黄色と赤のサッシュだったと思われます。
しかし、同じヤフオクの画面に載っている今上のお写真のサッシュの色は緑色。
違うやないかーい!
もっとも当時のキジョたちの検証でも、今上の写真と勲章が一致しないのではという少なからぬ疑問の声があったようです…。
当時の2chに転がってたメネリク2世勲章のさらにくわしい画像
↓
ttp://www.topkapoo.geo.jp/03pickup/topukapu9den/files/Ethiopia/Menelik.jpg
今上の当時のお写真をもっとわかりやすく。メダル部分はわかりにくいんですが。
↓
ttp://www.topkapoo.geo.jp/03pickup/topukapu9den/files/Ethiopia/117017365_no3.jpg
サッシュの色、全然違いますよねー。
それから、ウィキの勲章の説明に戻っていただきたいのですが、両方の勲章のぺージ右側に「序列」という項目がありますね。
それをみると、昭和天皇や今上が受けたとはっきり記述があるソロモン勲章のほうは
「上位 なし
下位 ソロモンの封印勲章 」
とあります。さすが最高の勲章だから、それより上位はないってことですよね。
一方の「メネリク二世勲章」のほうは
「上位 ラ・サンティシマ・トリニダー勲章
下位 エチオピアの星勲章 」
とあります。とにかく一番上ではないような勲章。
こんなのをよその元首クラスの方にさし上げるものなのでしょうか。
あと、勲章を扱っているショップの「メネリク二世勲章」の説明文も見つけちゃいました♪
ttp://www.dubrockers.net/?pid=30738321
「ハイレセラシエ皇帝が生まれた頃(ラスタファリマコネン)エチオピアの王、メネリク2世の時代に優秀な警官上部や軍の司令官などに贈られたメダルです。」
あらあら、警官や軍人さんがもらっていたような勲章?
ますます天皇陛下などが受けるような勲章ではなさそうな…。
ちなみにもう一個当時の2chに転がってた画像。
「これがソロモン勲章じゃなかろーか」とはっつけられてたもの。
ttp://www.topkapoo.geo.jp/03pickup/topukapu9den/files/Ethiopia/SolomonsSeal.jpg
まあこれなら今上の写真とサッシュの色は一致すると言えなくもない。
しかしこのソロモン勲章はヤフオクには出されておりませんw
その中の一つに、INDEXさまが掲載してくださっている2つの画像を載せているものがありました。
当然「これは違う」という話になると思うじゃないですか。
ところが「これだ!」って自信満々で本物の画像を貼ってるわけです。
もう、呆れるのを通り越して笑っちゃいました。
本物はどう見ても頸飾だし、出品されてる方は大綬章で、それだけでも違うのに。
もう、お腹痛いです。
見た目が全然違う扇も同じパターンですよね。
見た目が全く違うのもそうですが、出品されたものには「御紋付き扇子 象牙 高蒔絵 内親王」って書かれているわけです。
昭憲皇太后(一条美子)→徳川實枝子(實枝子女王)→喜久子妃(徳川喜久子)→雅子妃(小和田雅子)
はい「内親王」はどこにも存在しませんね。
もう、見た目が全く違うものを「同じ」と言い張られたら、しかるべき診療を受けてくださいとしか言えません。
「ペルー国の功績名誉勲章大綬章(勲一等)」
↓
ttp://www.topkapoo.geo.jp/02list/topukapu9den/cache/auction/2008_1030seller/g65976848.html
名前からして「功績」とあるので元首クラスが儀礼的にもらうものではなく、
何か実際に功労があった人が受ける勲章のような気がしますよね。
そこで海外のウィキより今上を検索。
https://en.wikipedia.org/wiki/Akihito
ちょっとスクロールしていただいて、「Foreign honours」の項目を見てください。
いろんな国の国旗が付いているところ。
勲章を受章した国々の記録が載ってます。ハイ、ペルーのところ。
Order of the Sun of PeruGrand Cross in Brilliants
太陽大十字勲章とでも訳すんでしょうかねえ。しかも「in Brilliants」ですよ。
さーすが、陛下。
「Order of the Sun 」のところをクリックすると、その勲章の説明が出てきます。
https://en.wikipedia.org/wiki/Order_of_the_Sun_of_Peru
メダル部分のデザインにご注目。
…ヤフオクのと違う!
ついでに、2008年に麻生元首相もおんなじ様な勲章を受けたそうです。
ttp://d.hatena.ne.jp/beber/touch/20100726
「総理に授与された勲章は、『ペルー太陽勲章金剛石付大十字型章』という、通常は元首に与えられる最高位の勲章だそうです。そのような栄誉ある勲章が日本の総理大臣に与えられたことに感動をおぼえました。」
「Order of the Sun of Peru Grand Cross with
diamonds 」のことでしょうかね。これが現在ペルーの最高の勲章のようですから今上が受けた「in Brilliants」は、今では名前が変わってダイヤモンドになったのかもしれませんね。
じゃあ、ヤフオクに出てた勲章は何なのか。海外の勲章カタログのサイトを見つけました。
http://colnect.com/en/medals/list/country/2257-Peru/decoration_type/2-Medal
「Order of the Sun of Peru Grand Cross」とは別に「Order of Merit for Distinguished Service」と言う名称の勲章が。
大きい画像でみると
http://colnect.com/en/medals/medal/14066-Order_of_Merit_for_Distinguished_Service-General_Issues-Peru
デザインがヤフオクのに似てる…、と言うか、おんなじと見ていいんじゃないでしょうか。名称も功労勲章と訳せそうですし。
つまり、今上が受章されたものとヤフオクに出ていたものは別物、と言えるのではないでしょうか。
念のため英語版のウィキで明治天皇、大正天皇、昭和天皇、皇太子殿下の受章暦も見てみましたが、ペルーの勲章を受けた記載があったのは今上のみでした。
あ、蛇足ですが秋篠宮殿下も2014年にペルーの太陽勲章受けておられてました。
去年の立て続けの海外観光ご公務の時でしょうかねえ…いっちょ前に…、あわわわ。
「ヤフオク事件は憲法第8条や第88条違反だ!」
と騒いでいるのを目にします。
「皇室のすごい『お宝』が無断で売り飛ばされている!」
「これは窃盗だ!」
いわゆるヤフオク事件の「お宝」は現在の皇室から流出したものなのかも、
流出してはならないほど重要な御物だったのかも怪しいものです。
そもそも皇太子ご一家がヤフオクなどなさるわけはないですが。
しかし皇族がヤフオクで身の回りのものを売っちゃうと果たして犯罪になるのでしょうか?
実際に憲法を見てみましょう。
憲法第八条
[皇室の財産授受の制限]
皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない。
憲法第88条
[皇室財産・皇室費用]
すべて皇室財産は国に属する。すべて皇室の費用は、予算に計上して国会の議決を経なければならない。
ふむ、なるほどこれだけ読むと、皇室の財産はすべて国有で皇族といえども何一つ自由にできないかのように見えます。
やはり皇族には私有はまったくゆるされてないのでしょうか??
アンチどもは皇太子殿下のパンツ一枚でも国有財産だーと言わんばかりの騒ぎっぷりですが、実はそこまで厳格ではないようです。
皇室経済法を見てみましょう。
皇室経済法第二条
[国会の個別的決議不要の財産授受]
左(下)の各号の一に該当する場合においては、その度ごとに国会の議決を経なくても、皇室に財産を譲り渡し、または皇室が財産を譲り受け、若しくは賜与することができる。
一 相当の対価による売買等通常の私的経済行為に かかる場合
二 外国交際のための儀礼上の贈答にかかる場合
三 公共のためになす遺贈または遺産の賜与にかか る場合
……(以下略)
ちょっとここで引用。
「天皇家の財布」森 暢平著より
「皇室の財産を考えるとき、日本国憲法の規定を忘れてはならない。
88条前段には『すべての皇室財産は、国に属する』と皇室は私有財産を持たずの原則が記されている。
厳格な解釈をすると、あらゆる私有財産が禁じられているとなるが、現実は違う。
常識的には、身の回りのものは許されているだろう。衣服などのほか、家具、調度類までは規制されていないと考えられる。」
そもそもなんで憲法第88条のような法律があるのかと言うと、戦前のように富が天皇に集中し、それが政治や軍事の支出に利用されたことからの反省から来ています。
しかし、権力や影響力を持つほどに至らない程度なら私有財産は認められると言うことです。
ちなみに昭和天皇の遺産は20億(金融資産のみ)近くありました。
戦後皇室は身ぐるみはがれたにもかかわらず、これだけのものを残したというのは実はある理由がありました。
現憲法下では祭祀が私的行為になってしまったために、昭和天皇はご自分の崩御後の諸儀式(大嘗祭など)も私費でまかなわなければならないだろうという危機感から内廷費を節約なさって貯めてこられたという涙ぐましい事情があったのです。
結局大喪の礼や大嘗祭などは国費や公費でまかなわれ、20億のお金は宙に浮いた形になり、のちの国会で共産党に突っ込まれたりしたようですが、最後は今上と香淳皇太后が問題なく相続しました。
まあぶっちゃけ20億までくらいなら私的財産を持っても良いと言うことになりますね。
あと、内廷皇族も経済活動をすることは禁じられていません。
今上や皇太子殿下は本の印税や原稿料をもらったことがありますし、
黒田清子さんも紀宮さまでいらしたころは山階鳥類研究所に非常勤でお勤めでしたものね。
内廷費は所得税はかかりませんが、こうして外部で得た収入はちゃんと所得税を支払われたようです。
したがって身の回りの骨董とかボンボニエールなどの品をヤフオクで売っぱらうという行為自体は、法令違反になるということないのです。
勿論イメージ的には品位を欠く行為で、今現在生活に困っておられない内廷皇族がこういうことをなさる可能性はまずないでしょうけど。
ただ、戦後の困窮した時期の宮家は違ったようでしたが。
「生活をしのぐために各宮家が伝来の宝物を売却した例も多い。」
(上記文献より引用)
宮家からは結構流出してるようですね。
どう考えてもすぐバレそうなことしますかね?虚偽なら悪質です。納得できる資料ありがとうございました。
検証っていうから覗いてみたら、これは誰の持ち物じゃない、これは誰の持ち物じゃないって…
こういうものが、大量にあるところはどこですか?
秋篠宮のパネルがあるから秋篠宮に近い人?
誰のを売ろうとしたかではなく、誰が売ろうとしたかです。
古美術商ですかね〜?
ほんとびっくり
これで検証だって
こういうものが大量に保管されているところですよ。どこにありますか?
皇室のどこかでしょ?
びっくりした。これで検証?
あははは
要するに、皇室そのものではなく(そちらの方は、勲章にしても扇子にしても、もっとハイクラスの本物をお持ちだから)、
かつて少し功績のあった、やや羽振りの良かった民間人が持っていたもので、それを売ったってことでしょ。
こういうものがあるか、っていうと無いんだな、皇室には。
皇室にあるのは、もっとずっとハイクラスのものってことですよ。
こういう思考法をみると、味噌も糞もいっしょってのを思い出しますね。