稲城の図書館サポーターみんなのとしょかん Neo

東京都稲城市で「市民の力になる図書館」の発展をめざして活動している市民グループです。

タブレットで学校図書館はどう変わるの?

2020-08-22 15:04:02 | ご存知ですか?
前回稲城市の公立小中学校に、9月から児童生徒ひとり1台ずつタブレット端末が配置されることをご案内しました。

とはいうものの、管理者はスマートフォンは使用しているものの、タブレットを使った経験がありません!
タブレットが配布されるとどんな学びができるのか、今一つピンと来ないのです。

たとえば みんと が応援する学校図書館ではどんな準備が求められるのでしょうか?

今公立の図書館ではほとんどの施設が電子データベース=図書館システムにより図書の登録や貸出、利用者の管理を行っています。
以前ご紹介した「学校図書館の未来2~工学院大学附属中学校・高等学校の事例」では、学校図書館でもそうしたシステムを備え、インターネットを介した検索サービスや電子図書の貸し出しが行われていることをご紹介しました。
また、稲城市が姉妹都市提携を検討しているアメリカのフォスターシティにおいても、学校図書館の本が自宅から誰でも検索できるシステムがあることをご紹介しました。「学校図書館の未来」

残念ながら都内の公立小中学校でここまでのサービスを行えている学校はほとんどありません。
一部の自治体では、図書の登録と貸出、利用者管理に図書館システムが導入されていますが、稲城市は全て「紙」による管理です。
昔懐かしい、図書カードが活躍しています。
でもタブレットを活用するには、「あら~、懐かしいわね!」と感心しているわけには行かないのです。

今日は調べ物の宿題がでちゃった!早く片付けちゃおう
早速家に持ち帰ったタブレットやPCから学校図書館システムにアクセス
システムに登録されている電子図書をクリックして貸し出しを受け、一定期間タブレット上で読書や調べ物
ふ~ん、そうなのかあ!今日はいいことしらべちゃった!


そういう姿が当たり前になっていけば、道具を十分に学びに生かすことができます。
タブレット配備というICT環境を十分に活かすため、ぜひぜひ、ご検討をお願いしたいです。

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