観光地に住んでいます in 横浜

毎朝、大桟橋、山下公園、赤レンガ倉庫、象の鼻パークを
散歩しています。
皆さんに横浜の風景をお届けします。

朝の若竹丸と赤いくつ号 夜の海賊問題

2010-03-02 23:24:25 | 

今朝の大桟橋には練習船 若竹丸が停泊していました。

思ったより港は強風でカメラを構えるのも大変な状態でした。

こちらクイーン・メリー2を見に行った時に乗った「赤いくつ号」です。中はソファー席になっていてゆったりしています。

私は運転席の横から出て左の手すりにつかまりながら立って写真を撮っていました。今見てみると前の手すりは無くてすぐ海だし、結構危険な感じですね(笑)

夜は家からすぐそばの開港記念館で開催されていた「ソマリア沖・アデン湾の現状と海賊対処活動」の講演を見に行きました。

別に自衛隊オタクとかではなく、たまたま海運会社の人からちょうど1年ぐらい前に海賊問題を聞いたので気になっていました。日本の海運の神様は金毘羅様ですが、中国の海の神様、媽祖廟にもわざわざお参りに来て熱心にお祈りしていました。その話を聞いたすぐ後に日本に関連する商船の護衛のため自衛隊がソマリア沖に派遣されました。今日はその報告会でした。公式発表で41回、121隻の船を護衛したそうです。ビデオ上映もあったのですが、その中で「飛鳥Ⅱ」や「ぱしふぃっくびいなす」など日本人のお客さんがたくさん乗っている客船を護衛しながら進む映像がありました。客船や貨物船の船長さんや船会社からの感謝のメールやお手紙もたくさんもらって、それがモチベーション維持になったと言っていました。船の護衛をするなんていうことは元々自衛隊の仕事としてあったものではないので、初めてのことばかりで準備をし、無事任務を果たして帰って来たとのこと。ちょっと意外な話だったのは、海賊船というのはカモフラージュもしていてわかりにくのですが、普通の漁船として、いい魚群がいれば漁をするし、カモになりそうな船がいれば海賊活動するし、人身売買の人を運んだりと、怪しげな船を見つけてもすぐ捕まえることも出来ないそうです。海運会社の人も凄く悩んでいましたが、自衛隊の護衛艦2隻を出してもらって、たくさんの船が安全に海を航行出来るようになってよかったな~と思いました。もちろん日本だけでなく20カ国ぐらいの海軍などがお互いに連絡を取り合い、協力して護衛にあたっているそうです。海賊が無くなるためには、その近辺の国の治安が安定して、海賊生活以外で生活が出来るようになることだと言っていました。早くそうなるといいですね。