インチ記と褌

駄文をつらねた大変私的なドキュメンタリーブログ
※決して役には立ちません。

ボイル&ウォッシュ!

2006-10-18 | 製作

さて、出来るときに出来ることをって事で。

ガレージキットには複製時にシリコン型とキットがくっ付かないようにする為、離型剤が使われてます。実はこれが意外にやっかいなもので、ガレージキット自体の表面にも付着しているのです。それを知らずに塗装すると油のようにヌルッっとした離型剤により、塗料を弾かれたり、乾燥後塗料がパリッっと剥がれたりします。マスキングテープを剥がす時に持っていかれたら悲しい事になります。

そうならない為にも、いきなりですが頑張りましょう。正直、離型剤の存在を知っていながらこの作業を怠っている人が予想外に多いのです。ガレージキットを作るにおいて離型剤落としを含めた表面処理作業は一番のポイントです。色塗りに比べ表面処理作業は地味だし面白くないめんどくさい作業です。が、どれだけ塗装が上手くてセンスのある人でも、凸凹の表面を平らには出来ません。なのでやり過ぎなぐらい頑張りましょう。

さてさて、はじめにボイルです。



この作業の意味は、キットの中にある気泡を熱する事で空気を膨張させる為です。正直あまり意味はないように感じるのですが念のため。残念ながらこれだけでは離型剤は落ちませんので。


お次はウォッシュです。



歯ブラシ片手に中性洗剤でゴシゴシ、その後クレンザーで念入りにゴシゴシします。ヌルヌルだった表面が軽くザラザラとになったらOKです。多少ザラザラのほうが塗料の食いつきがいいです。

処理の仕方は人それぞれで、丸1日洗剤に漬け込んだりする人もいます。最近では「ガレージキット専用離型剤落とし」なんてのが出てますが、正直不安です。使ってもいいですが、やはり最後は自分の手でゴシゴシしたほうが無難です。さらに進化した人は、メガネ用の超音波洗浄機で洗っている人もいるようです(笑)
参照→http://www.jttk.zaq.ne.jp/baabv204/sub5dougun24.htm


本日はここまでー。後日まだゴシゴシしますよ。念には念を。


カラフル目玉おやじ導入計画

2006-10-18 | 製作

さて、作る決意をしたはいいが、どんな風に仕上げるか。

時間がたっぷり取れるので思い切っていろいろ試してみようと計画を練っているのですが、その中の1つがこれ。


 


そう、グラスアイです。

球体関節人形なんかのドールものブライスの改造等に使用されているものです。
こいつを頭を開いて目の部分を削り取ってフィギュアに埋め込むのです。
若干お高めのパーツではありますが塗装では絶対に出せない質感です。
素材がガラスなので当たり前ですけどね。

え?眼の塗装が苦手だからだろって?

そ・・・そんな事ない・・・・・よ・・。

兎にも角にもどんな感じになるか一度自分でやってみたかった事なので。

失敗したら削り取られた眼の部分をパテ埋めするはめになる訳ですけど(汗)


ナイスバディー作ります

2006-10-18 | 製作

今年のワンフェスで買ったキットを暇をみてぼちぼち作り始めますよ。実は他人のキットを作るのは初めてなのでとても楽しみです。

手元には3つキットがある(作者はバラバラ)のですが、最初に作るのは『Material Modelsの雪乃』(リンク先18禁)に決定です。

箱を開けてみた・・・


おお、肌色!流石の造形です。ボンッキュッボンッです。説明書を見たところ、真空脱法気を使ってらっしゃるので気泡もほとんどなさそうです。

それにしてもボンッキュッって、もうええっちゅうねん!


もちろんお顔も美人です。ヅラがないと分かりづらいですけど。



今回は締め切りなしの完全個人製作なので時間を気にせず作れます。ありがたや~。