インチ記と褌

駄文をつらねた大変私的なドキュメンタリーブログ
※決して役には立ちません。

弘法じゃないから選びに選ぶ

2006-10-27 | 駄文

何でもそうですが作り手によって印象は大きく変わるもので、ことフィギュアも例外なく、これほどか!とびっくりするぐらい作り手の技量で作品の良し悪しが大きく左右されるのです。最近主流のエアブラシをある程度練習すればそれなりにムラのない塗装はできますが、筆塗りにおいては個々の技量が誤魔化せない訳で大きく差が出ます。作業手順をHPで公開している上手い人でも実はこのへんのノウハウは秘密になってたりして、同じ素材を使っても出来は月とスッポンな訳です。

技量を磨くのはもちろん大切な事なのですが、今は塗料の開発が進んでてそちらを勉強するのも大切な事です。

前置きが長くなりましたが、用は「こんな商品買いました」の報告。


『DUO絵の具』

デュオは水で溶解でき、水で筆が洗える《水可溶性油絵の具》です。油絵の具より乾燥が早く、重金属顔料を使用していない安全な絵の具です。溶剤特有の臭いがなく、後始末がとても簡単で、水彩画を描くような気軽さで、油絵の具の醍醐味である盛り上げや筆のタッチもできます。

だそうです。要はアクリル絵の具が油絵の具と水彩絵の具の良いとこ取りで、DUO絵の具はそのアクリル絵の具にもう一度油絵の具の要素を掛け合わせた感じ。水でも溶けますが、個人的には専用の油で溶いて使おうと思います。油で溶くと2~3日は乾燥させなければいけませんが、すぐに乾燥しないということはグラデーションがやり易い訳です。

と、ここまで読むとどんだけ上手くいくんだよ!と思いますが、ぶっちゃけまだ使ってませんよ。妄想も大切なんですよ。ただ、この絵の具で塗装されている方の作品を見ましたが、鬼のように上手いです。で、技量は何処へ・・・。