ぽち・タマ・me

ペットグッズの製造販売をしています。そこで出会ったわんこ・にゃんこや我が家のペット、私事の悲喜こもごもを綴ります♪

大エルミタージュ美術館展

2007-04-29 23:07:38 | イベント
1週間前の22日、京都市美術館に行ってきた
日曜日だけれど桜も一段落し、世間は懐がさびしい時だし(うちは25日ではない)
おまけに天気も悪いので開館直後に行けばすいているのでは・・・
と、思ったがあまかった。そこそこ混んでいた

美術館に着くと建物がエルミタージュの翡翠色に装飾され、雰囲気が出ている



チケットをもぎとられると、いつもはない通路を通って場内へ
これもエルミタージュ風なんだろうか

まずは宗教画が2枚あり、それから写真のような写実的な絵が続く
こういう絵はあまり好きではないが、女性のドレスのシルクの質感や
柄までもが精巧に描かれている。それでいて描くのが速かったそうな
それらは古いものは1600年初頭で保存状態がいいのにも驚かされる
きっとエカテリーナさんが大切にしていたんだろうな
中盤にベニス?を訪れたトルストイが描かれている
あの時代の文豪って貧困のイメージがあったので、ちょっとびっくり
花火の絵やムーランルージュの絵がいいなと思った

最後のほうにはピカソやモネやマティスやクリムトの絵なんかもあり
見ごたえたっぷりの美術展

帰ってから思ったんだけれど
美術展には、ひとつのまたは複数の画家さんの作品を集めたものと
○○派展という画風が似たような画家さんの作品を集めたもの
それと○○コレクションという持ち主のセンスで集められたもの
そして、今回のようにある美術館に収められたものの中から
代表的な作品を集めて展示するものとがあるのよね
今回のようなのは、日本にいながらにして海外のすばらしい作品が見られて
とても価値のある、貴重な体験なんだけれど
美術館自体が芸術っていうところが少なくない
私はウフィツィだけ行ったことがあるのだけれど
ボッティチェリの「ビーナス誕生」だったか「春」?や
ダヴィンチの「東方の・・・」もすばらしかったが
通路の天井に描かれたのもきれいだった

今回の美術展の最後にエルミタージュ美術館が映像で紹介されていた
昨年の秋にもテレビで観たが、建物内部や空間にも装飾や工夫が施されている
そういうところに展示してあるからこそよけいにいいんでしょうね
美術館とセットで楽しみたいなんていうのは欲張りか
だけれど、エルミタージュのあるロシアのサンクトベテルブルクと
ルーブルと大英博物館には行ってみたいなぁ
あっ、メトロポリタンとウィーンの・・・希望は果てしなく続く
ツアーで2~3時間だけなんて嫌だからね
って誰に言ってるんだか

京都市内で変わったお店、発見
古道具屋さんの2階に
ゲゲゲの鬼太郎や鉄人28号なんかも
ここだけなんか異様な雰囲気