【当研究会からのお知らせ】
○You-Tube 中嶋太一郎動画・再生リストを作成しました.8つのリストにまとめてアップしています.
You-Tube 中嶋太一郎動画・再生リスト
■だから英語に落ちこぼれた No.11 ■
助動詞って何だ!
I can play tennis with you.
I can't play tennis with you.
Can you play tennis with me?
(傾向)
教育文法では、canを助動詞としています。つまり文字通り「動詞を助ける」ということだ。
次にあげたのは、その文法的な説明ということになる。
I + can play + tennis. 主語+助動詞+原形動詞+目的語
つまり、動詞部がcan playとなり、「~することができる」という意味に拡大すると説明される。
(対策)
アメリカ大統領、バラク・オバマは選挙のキャンペーンで、以下のキャッチフレーズを使いました.
Change! Yes, we can.
つまり「変わりなさい」「はい、私たちはそれができます」ということです。
ところで、このYes, we can.をきちんとした表現にすると以下のようになります。
Yes, we can. We can change.
この英語の発想は、we canというフレーズとchangeという動詞フレーズとは別個のものととらえていることがわかります。
Yes, we can. We can change.
ところが皆さんが学校時代に教えられた教育文法では「動詞+原形動詞」となっていたことです。
Yes, we can. We can change.
さらに助動詞に関わる英語発想について述べます.
ネイティブは次のような表現をすることがあります。例えば、あなたのペンを貸して欲しいという場合です。
Can I? 「ペンを借りていいですか?」
どうしてこれだけで通じるのか?それは会話というものは対話者間で成り立ちます。相手が持っているペンに目をやりCan I?と言ったのです.
きちんと表現すると以下のようになります.
Can I use your pen?
ここで大切なことは、英語の発想では、We canやCan Iの部分と、changeやuse your penやplay tennisの部分とは発想の上では切り離されているということなのです。
私は、We can やCanの部分をファンクションフレーズ、そしてそれに続くフレーズを動詞フレーズと名づけています。
ファンクションフレーズ+動詞フレーズ
Yes, we can.と答えるのはChangeと言われてそれに答えたものであり、Can Iと言われたら、「私、~してよろしいか?」と許可を求められているということになる、これが英語の発想です。
またこのことは、次のようなshort answerでも、ファンクションフレーズが動詞フレーズとは切り離されているのだということがわかります。
Can you change? Yes, we can. No, we cannot.
Can I use your pen? Yes, you can. No, you cannot.
以上述べたことは、他の*情緒動詞(助動詞)でもまったく同じです。
Will you change? Yes, we will. No, I won't.
みなさんは、変わりますか? はい、変わります いいえ、変わりません
Should we change? Yes, you should. No, you shouldn't.
私たちは、変わるべきですか? はい、変わるべきです いいえ、変わるべきではない
*私は、can,could,will,would,my, mightなどを情緒動詞と呼んでいる。
そうそう、次のような表現もあります。これらは付加疑問文と言われるものです.
Change, will you?
変わるんでしょう? 変わるんでしょうね。
Let's change, shall we?
変わりましょうよ
最後にさらに重要なことに気づいてください.
教育文法で教えられたら、「助動詞+動詞の原形」ととらえることになります。
changeがcan changeとなっても問題はありませんが、表現がフレーズとなっている場合はどうでしょうか。
You can use my pen.
あなたは、私のペンを使ってよろしい
can useを「使うことができる、使ってよろしい」といくら覚えてもそれはことばとして蓄積しません.だから日本の英語教育では英語が言葉として蓄積しないのです.
ことばはフレーズとして成り立ち、use my penを決して切り刻んではなりません.フレーズとは意味ある単位のこと、だからことばとして頭に蓄積していくのです.
You can use my pen.
あなたは、私のペンを使ってよろしい
Will you (please) use my pen?
私のペンを使ってくれませんか?
Can I?
Can I use the swing?
Mom, Can I ride the swing?
英語のしくみはとても簡単だということを知って欲しい。
ファンクションメソッドによる教材は、「英語のしくみ・発想を学ぶもの」と「語彙力増強のもの」の2つがあります。いずれもファンクションフレーズと補語・動詞フレーズは2色で表記しているのが大きな特色です.
○ファンクションメソッドによる様々な英語・英会話教材の解説
○「自由に話すためのたったこれだけ英文法」などファンクションメソッドによる電子書籍
☆ファンクションメソッドによる大好評動画
動画再生回数が1万名を越え、本日(4月16日)18,417名となりました。
最近では、ほぼ1ヶ月で約1,000人の方が訪れています。
U-tube 「英語脳構築プログラム実況中継」
動画再生回数が本日(4月16日)8,217名となりました。
[お知らせ]
※「ファンクションメソッド英語研究会」とあるのが当研究会が販売している教材です.現在、英語カテゴリーベスト50の内、28を占めています.
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■だから英語に落ちこぼれた No.11 ■
助動詞って何だ!
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Can you play tennis with me?
(傾向)
教育文法では、canを助動詞としています。つまり文字通り「動詞を助ける」ということだ。
次にあげたのは、その文法的な説明ということになる。
I + can play + tennis. 主語+助動詞+原形動詞+目的語
つまり、動詞部がcan playとなり、「~することができる」という意味に拡大すると説明される。
(対策)
アメリカ大統領、バラク・オバマは選挙のキャンペーンで、以下のキャッチフレーズを使いました.
Change! Yes, we can.
つまり「変わりなさい」「はい、私たちはそれができます」ということです。
ところで、このYes, we can.をきちんとした表現にすると以下のようになります。
Yes, we can. We can change.
この英語の発想は、we canというフレーズとchangeという動詞フレーズとは別個のものととらえていることがわかります。
Yes, we can. We can change.
ところが皆さんが学校時代に教えられた教育文法では「動詞+原形動詞」となっていたことです。
Yes, we can. We can change.
さらに助動詞に関わる英語発想について述べます.
ネイティブは次のような表現をすることがあります。例えば、あなたのペンを貸して欲しいという場合です。
Can I? 「ペンを借りていいですか?」
どうしてこれだけで通じるのか?それは会話というものは対話者間で成り立ちます。相手が持っているペンに目をやりCan I?と言ったのです.
きちんと表現すると以下のようになります.
Can I use your pen?
ここで大切なことは、英語の発想では、We canやCan Iの部分と、changeやuse your penやplay tennisの部分とは発想の上では切り離されているということなのです。
私は、We can やCanの部分をファンクションフレーズ、そしてそれに続くフレーズを動詞フレーズと名づけています。
ファンクションフレーズ+動詞フレーズ
Yes, we can.と答えるのはChangeと言われてそれに答えたものであり、Can Iと言われたら、「私、~してよろしいか?」と許可を求められているということになる、これが英語の発想です。
またこのことは、次のようなshort answerでも、ファンクションフレーズが動詞フレーズとは切り離されているのだということがわかります。
Can you change? Yes, we can. No, we cannot.
Can I use your pen? Yes, you can. No, you cannot.
以上述べたことは、他の*情緒動詞(助動詞)でもまったく同じです。
Will you change? Yes, we will. No, I won't.
みなさんは、変わりますか? はい、変わります いいえ、変わりません
Should we change? Yes, you should. No, you shouldn't.
私たちは、変わるべきですか? はい、変わるべきです いいえ、変わるべきではない
*私は、can,could,will,would,my, mightなどを情緒動詞と呼んでいる。
そうそう、次のような表現もあります。これらは付加疑問文と言われるものです.
Change, will you?
変わるんでしょう? 変わるんでしょうね。
Let's change, shall we?
変わりましょうよ
最後にさらに重要なことに気づいてください.
教育文法で教えられたら、「助動詞+動詞の原形」ととらえることになります。
changeがcan changeとなっても問題はありませんが、表現がフレーズとなっている場合はどうでしょうか。
You can use my pen.
あなたは、私のペンを使ってよろしい
can useを「使うことができる、使ってよろしい」といくら覚えてもそれはことばとして蓄積しません.だから日本の英語教育では英語が言葉として蓄積しないのです.
ことばはフレーズとして成り立ち、use my penを決して切り刻んではなりません.フレーズとは意味ある単位のこと、だからことばとして頭に蓄積していくのです.
You can use my pen.
あなたは、私のペンを使ってよろしい
Will you (please) use my pen?
私のペンを使ってくれませんか?
Can I?
Can I use the swing?
Mom, Can I ride the swing?
英語のしくみはとても簡単だということを知って欲しい。
ファンクションメソッドによる教材は、「英語のしくみ・発想を学ぶもの」と「語彙力増強のもの」の2つがあります。いずれもファンクションフレーズと補語・動詞フレーズは2色で表記しているのが大きな特色です.
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最近では、ほぼ1ヶ月で約1,000人の方が訪れています。
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