大きな切り株に腰を下ろしてうたた寝をしていたら、上の方から音が落ちてきました。
コンコン、コンコン。
コンコン、コンコン。
そっけなく乾いたその音は、あまり心地よく感じません。
すぐに耳を塞ぎ、静かな世界にゆっくり入ろうとすると邪魔をする様にその音は、どんどん落ちてきます。
コンコン、コンコン。
コンコン、コンコン。
コンコン、コンコン。
コンコン、コンコン。
次第に音は、少しずつ湿けを加え重たい感じに変わって行きました。
全神経を耳に集中させて”ギュっ”と強く蓋をしたら突然、おデコからパステルカラーのパラソルが・・・・。
その小さなパラソルは、ふんわりと軽く一度浮いた後、ストンっと落ちておデコにくっつきました。
風車の様にゆっくりと回り始めたパラソルは、一色です。
すみれ色のとても可愛らしいものでした。
乾いた音は、ハラハラと落ち続けましたがパラソルが上手い具合に払いよけてくれたので身に降りかかる事は、ありません。
(この音は、尖っていて当たると痛いのです)
(落ちてくる時、どんどん重たいエネルギーを吸い込んで体につく時は、湿っているからなかなか取れません)
(でも、私がこうして回ると湿りが取り払われて軽くなるんですよ)
(軽くなったらどうなるのですか?)
(また、どこかへ飛んでいくのでしょうか?)
パラソルは、とても軽やかに回りながらオデコの前で踊ってくれました。
チラチラと細かい粒が頭上に向かって音符を描き始めるとひとつ、またひとつ・・・と次々に一色のパラソルが開きます。
上目づかいにその様子を見ていたら、沢山開いたパラソルたちが一つになり、大きなレインボーパラソルに!
乾いた音は、パチパチと音を立てながら弾かれる様に向こうの方に飛んで行きました。
目の前に沢山いた黒い影と一緒に飛ばされた音たちは、遥か遠くの山に閉じ込められた様です。
困った時や身を守りたい時は、守護としてエネルギーが体いっぱいに広がりますがこの時は、そのエネルギーがパラソルに具現化して守ってくれたのでした。
おデコからは、風がいつも吹いています。
(助けて!)ピンチの風。
(ok!)
(どっちに行けばいいの?)迷いの風。
(まっすぐだよ)
(ここは、安全かな~?)不安の風。
(やめた方がいいよ)
色んな風の性質を見極めていつも助言をしてくれるのは、クールな風です。
そのクールな風がパラソルに色を付けて存在を示してくれた時、安心を心の奥で感じる事が出来ました。
この時のクールな風は、弱気な風に対してカラフルなパラソルで視覚的に潤いを与え、心が軽やかになる様、仕向けてくれたのでしょう。
(もう少し、頑張ってみるね)勇気の風。
今度は、ちょっぴり大胆になって情熱の風を吹かせたいなーと密かに思いました。
(クールな風は、どんな反応をしてくれるのかな?)
そんな事を考えたら、不思議と気持ちがわくわくしていました。
(いつもありがとうね)
コンコン、コンコン。
コンコン、コンコン。
そっけなく乾いたその音は、あまり心地よく感じません。
すぐに耳を塞ぎ、静かな世界にゆっくり入ろうとすると邪魔をする様にその音は、どんどん落ちてきます。
コンコン、コンコン。
コンコン、コンコン。
コンコン、コンコン。
コンコン、コンコン。
次第に音は、少しずつ湿けを加え重たい感じに変わって行きました。
全神経を耳に集中させて”ギュっ”と強く蓋をしたら突然、おデコからパステルカラーのパラソルが・・・・。
その小さなパラソルは、ふんわりと軽く一度浮いた後、ストンっと落ちておデコにくっつきました。

風車の様にゆっくりと回り始めたパラソルは、一色です。
すみれ色のとても可愛らしいものでした。
乾いた音は、ハラハラと落ち続けましたがパラソルが上手い具合に払いよけてくれたので身に降りかかる事は、ありません。
(この音は、尖っていて当たると痛いのです)
(落ちてくる時、どんどん重たいエネルギーを吸い込んで体につく時は、湿っているからなかなか取れません)
(でも、私がこうして回ると湿りが取り払われて軽くなるんですよ)
(軽くなったらどうなるのですか?)
(また、どこかへ飛んでいくのでしょうか?)
パラソルは、とても軽やかに回りながらオデコの前で踊ってくれました。
チラチラと細かい粒が頭上に向かって音符を描き始めるとひとつ、またひとつ・・・と次々に一色のパラソルが開きます。
上目づかいにその様子を見ていたら、沢山開いたパラソルたちが一つになり、大きなレインボーパラソルに!

乾いた音は、パチパチと音を立てながら弾かれる様に向こうの方に飛んで行きました。
目の前に沢山いた黒い影と一緒に飛ばされた音たちは、遥か遠くの山に閉じ込められた様です。
困った時や身を守りたい時は、守護としてエネルギーが体いっぱいに広がりますがこの時は、そのエネルギーがパラソルに具現化して守ってくれたのでした。
おデコからは、風がいつも吹いています。
(助けて!)ピンチの風。
(ok!)
(どっちに行けばいいの?)迷いの風。
(まっすぐだよ)
(ここは、安全かな~?)不安の風。
(やめた方がいいよ)
色んな風の性質を見極めていつも助言をしてくれるのは、クールな風です。
そのクールな風がパラソルに色を付けて存在を示してくれた時、安心を心の奥で感じる事が出来ました。
この時のクールな風は、弱気な風に対してカラフルなパラソルで視覚的に潤いを与え、心が軽やかになる様、仕向けてくれたのでしょう。
(もう少し、頑張ってみるね)勇気の風。
今度は、ちょっぴり大胆になって情熱の風を吹かせたいなーと密かに思いました。
(クールな風は、どんな反応をしてくれるのかな?)
そんな事を考えたら、不思議と気持ちがわくわくしていました。
(いつもありがとうね)
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