先日のブログに、施錠 してなかった実家の物置小屋のことをアップしたが、考えてみると、昔は田舎の人は施錠 せずに外出することが多かった。
「こんにちは。」と声をかけて戸を開けると、返事もなく誰もいない。
ご近所ではそういう家が殆どだったような気がする。
私の母もそのひとりだった。
外出するとき鍵をかけるのを見たことなかった。
考えたら不用心な話だけど、そういう家が多かったように思う。
ところがある日、お巡りさんがやってきた。
ついに泥棒に入られて現金を盗まれたのだ。
箪笥の2重にしていた小引き出しから現金を抜かれたみたいだった。
そもそもタンスなんかに現金を隠すと一番盗まれやすいのだ。
一応調べてくれたようだったが、犯人は特定できなかった。
その後懲りて、母が外出時に鍵をかけるようになったかどうか
私は覚えていない。
我が家も1年前までは猛犬がいた。
このワンコは、呼び鈴より先に人が来訪したのを教えてくれた。
人を見ると恐ろしくほえまくり、近寄るとガブリとやられそうな犬だった。
誰が家に来ても、帰るまで吠え続けるという変わった犬だったから、こと泥棒に関しては安心できた。
今はお留守番の爺やがいるから、私は何も考えず家を出る。
爺やが私より先に外出したとき、私は不安神経症患者みたいに、家中を走り回って、何度も何度も戸締りと火の用心の確認作業をする。(笑)