山旅の途中Ⅱ

自分はどこから来て、どこへ行くのか。
光、空気、花々の記憶を留めたい。

藻岩山でシカを見た

2015-05-30 13:32:19 | 藻岩山



2015年5月24日


円山でキビタキと遊び、藻岩山へ。

久しぶりに頂上まで登る。


透き通る美麗なリズムを刻んで鳴くのはイカル。


初夏の白菫、エゾノタチツボスミレが、ひとつ、ふたつと咲いていた。






木漏れ日の緑輝く天空をエゾリスが駆ける。

夢中で若葉を食べていた。

あらっと思ったら、足元にはノビネチドリ。













ガサッガサッと大きな音に身震いしたら、それは♀のエゾシカだった。


藻岩に登って13年目の初遭遇。


食害が心配だなあ。


撮れたのは、お尻だけ。














キビタキ歌う

2015-05-26 20:59:41 | 円山

2015年5月24日 円山

新緑眩しい森に、黄色が映える。

これはフルートなのか、ピッコロなのか。

心地良い歌が響き渡る。

キビタキ。

英名はナルシス・フライキャチャー。

美しく過ぎて破滅したナルシスト由来の命名なのか。


鳥好きの西欧人の感性も面白い。




同じテリトリーにオオルリの姿。

彼のほうがキビタキに対して、やや戦闘モードに見えた。






メタリックな青藍色は構造色といって、光の加減で変化するという。

キビタキは地の黄橙色。


初夏の森は、実に愉しい。


若葉まぶしく オオルリ 歌う

2015-05-17 22:42:24 | 円山
久しぶりに 円山の頂きまで登る。


風と木の葉が奏でる 森の詩に耳を澄ます。


オオルリが高らかに歌っていた。


ホバリングして、空中で翅虫をキャッチ。


お見事。







生きとし生けるものが新緑に染まり


うきうき どきどきがとまらなかった。














エゾリスがせわしなく走っていた。


古木の皮をはがして、巣穴に運ぶ。


ベットなのだろう。


仔リスが楽しみ。


御慶事記念櫻 中島公園 オシドリも

2015-05-05 15:49:06 | 野歩き

5月3日の午後、中島公園を歩く。


すでにソメイヨシノは散っているはず・・・


と思ったら、満開の古木あり。スマホで撮影。


うれしくて近寄ったら「東宮殿下御慶事記念櫻」(明治三十三年五月十日)との石碑。


明治33年とは1900年。


115年という時空を経て、春の謳歌が続いている。


5日に再訪したら、すでに散り始め・・・


代わって、ヤエザクラが満開で、オシドリ夫婦が水面を滑っていた。



☆ヤエザクラとオシドリ



湖面を目でたどるとウグイの群れに、

陽ざしを喜ぶカメも。

意外と楽しい小宇宙。

神社のヤエザクラも春満開だった。


5月5日 中島公園




☆カメ



☆ウグイ


☆神社のヤエザクラも満開


ヒメギフチョウとエゾリス遊ぶ 嵐山

2015-05-04 23:27:15 | 道北の山


三笠でフクロウと目を合わせた後は、旭川の嵐山に。

今年の雪解けは早く、花も駆け足で10日早い。

キタコブシもエゾヤマサクラも散っていた。


林床のカタクリやエゾエンゴサクも花期を終えて

シラネアオイなどの春の二番手が群落を作っていた。







タチツボスミレを吸蜜するヒメギフチョウに

春の余韻を感じて幸福な気分に。

跳ねまわるエゾリス、

クルミを土に隠す仕草が愛らしい。

    2015年5月4日












2015年5月4日(嵐山)

2014年5月4日(嵐山)

■過去の登山記録→☆2009年から2013年はこちら



2013年5月5日(嵐山)

2011年4月30日(嵐山~半面山)

2010年5月16日(嵐山~近文山)

2009年4月29日(嵐山)