【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【生きるっていいな(1)】

2005年01月18日 | 吉田幾子エッセイ集“生きるっていいな”
 9月の初めに、東京で絵手紙の個展を開く事になり、案内状だけでも見て頂こうと、松下センセにお送りしたところ、早速、激励のお手紙を頂戴し、思いもよらず原稿まで依頼されました。  身に余る光栄と思い乍らも、一方では、果たしてうまく書けるだろうかと心配になってきました。しかし、私にとって、文章の上手い下手などは二の次、とにかく、文字を書くという事が当たり前ではないのです。実は15年前、熊本の山鹿にある . . . 本文を読む
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【松下センセはにっくき恋敵】

2005年01月18日 | 天翔ける我がカミさんに捧ぐ相聞歌
 作家・松下竜一といえば、たいていの人はテレビドラマにもなった『豆腐屋の四季』を思い浮かべるらしい。    短歌を軸に構成された『豆腐屋の四季』は、高校卒業を待って結ばれた愛妻・洋子さんへの極上の相聞歌だが、その“べた惚れ”ぶりは昨年6月に逝去されるまで一貫して変わることがなかった。  だが、終生根を張り続けた大分・中津の海を破壊する豊前火力発電所建設差し止め裁判を機に、松下さんは『草の根通信・ . . . 本文を読む
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