今日の一貫

合宿ゼミ 農業への新規参入について

18日から大泉ゼミの合宿。
3年生が主メンバーだが、これに大学院生が加わり、出たり入ったりで、コンスタントに12名。15名にはなるのか?、。

見学箇所は宮城県内4カ所。

まず、大衡村「未来菜園」。
H17年新規参入。
対応は、笠原社長。
建設会社伸和工業の参入。
およそ3億円の投資。
トマト販売。
オランダ製ハウス。
資本金300万。
販売額1100万円。
認定農業者。

農家レストラン「花袋天王」
加藤代表対応。
薬来土産センターと連携した農家起業。
わさび茶屋を作り、薬来をわさび文化村に、、が当面の課題。


奥田建設「薬来わさび園」
やはり17年参入。
瀬尾代表対応。
販売額2000万円。
我が国の本わさびシェアー1%が目標。

トヨタベジドリーム
パプリカ生産。
豊田通商の農業参入。
約3億。
農業生産法人。
樋江井氏対応。
今後4ha拡大。

それぞれに収穫あったと思う。

学生は、これを報告書に仕上げる。
締め切り、10月下旬。

課題
①制度、②卸売りシステム、③市場戦略、マーケティング、ブランド戦略、④キャッシュフロー、⑤技術、⑥地域活動、等々。
③は四者四様。
⑥も四者四様。

民主党政権になって、最低賃金が680円から1000円になると、立ちゆかなくなる可能性もあるという笠原主張の言葉と、技術では、樋江井君が、日本に入ってくるオランダの技術は、オランダと比べて30年は遅れている、、
といったのが印象的。

オランダウエストランドのハウス技術の映像を見せてもらったが、確かに規模では負けていることが一目瞭然。日本より狭いオランダに規模で負けている、というのはおもしろい。金大中政権の頃創業した韓国のパプリカは、今でも、補助金の一部が残っており、補助金の分だけが収入になってるのだという。

アールスメーヤと並ぶ一大園芸地帯だが、ちょうどハーグとロッテルダムの間の海岸端。ここも、グリーンハウスが並ぶ地帯だ。
全てコンピュータ管理し、情報産業化した農業の展開がみられる。

コメント一覧

chiali
ベジドリーム
質問があり投稿しました。
なぜ、豊田通商は100億円しかないパプリカ市場に参入し目標売上を100億円としたのでしょか?
今後の市場の伸長に手ごたえを持っての事でしょうが大企業が参入する程の市場ではないと思われます。ニッチ市場で参入失敗した場合、今後の企業参入には禍根が残るような気がしてなりません。
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