今日の一貫

ウクライナ農業 視察

農業技術通信社が、8月末からウクライナ農業視察を計画している。
全体の説明は、木村眞一さん。
旧黄金崎農場のメンバー。

以下昆氏からのメール

「農業経営者」では、木村愼一氏に案内役をお願いした「木村愼一氏と目指すウクライナ
でのMade by Japanese」をテーマとする視察ツアーを企画しております。

先日のメルマガでご案内しましたところ、早速、たくさんのお問い合わせいた
だきました。

その後、現地でのスケジュール調整や参加希望者の要望等を考慮した結果、以
下のとおり、日程一部と料金を変更いたしました。あらためてご案内もうしあ
げます。

詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.farm-biz.co.jp/2010/06/01-070002.php
新日程:8月24日~31日(6泊8日)← 旧日程:8月22日~31日(8泊10日)
新料金:488,000円 ← 旧料金:568,000円

資料請求・お問い合わせはこちらからお願いします。
こちらにご記入いただきますと、ツアー主催のJTBより、ウクライナの案内・
詳しいツアー資料・申込書等をご郵送いたします。
ご質問・お問い合わせ内容は、備考欄にご記入ねがいます。折り返し、ご回答もうしあげます。


ところで、木村さん、ランドラッシュなどで最近マスコミによく出てるが、これも昆さんがNHKへ紹介したのがきっかけ。
昆産は木村さんのことを以下のようにお紹介している。


この場をかりて、今回のツアーのご案内役となる、木村慎一氏の紹ご介をした
いとおもいます。

木村氏は青森の津軽で若くして友人たちと大規模畑作農業経営を目指した黄金
崎農場を設立し、国内最大の450ha の農場を設立したメンバーの一人です。そ
の後、黄金崎農場の経営を離れ、現在はご子息とともにご実家のあるつがる市
周辺の農地にくわえ、自宅から100 ㎞以上も離れた上北半島にある畑を借り約
150ha の農業経営を行なっています。作物は麦、大豆、コメ、そしてリンゴ栽
培にも取り組んでいます。同時に、自宅周辺のエリアでは地域のコメ作りを支
援するために乾田直播の技術指導も行なっています。

そんな木村氏は2007 年からウクライナでの大豆栽培に取り組んでいます。そ
のきっかけはフランスでの展示会を視察した帰りに寄ったウクライナの土と農
業を見たからでした。そこで出会ったウクライナ大豆協会の会長との縁で、翌
年に青森での品種を大豆協会会長の畑に少量だけ播いてもらった。すると、全
くの無肥料で作ったにもかかわらず、人の背丈ほどに大豆が育った。気象の違
いからか実は全く着きませんでしたが、その成長に木村氏は世界一の肥沃土チ
ェルノーゼムの力を感じ、農民魂が震えたと言います。

その翌年からまず300ha の土地を借りて大豆作りを現地の農家と契約栽培する
約束をしました。しかし、折からの穀物高騰、農地の貸し手は前言を翻して、
30ha の農地しか貸さないと言い始めた。ウクライナが世界の農地争奪戦が進
む地域として注目を集めたのと同じ時です。

その相談を受けた僕は、現地に出先のある商社関係者などに協力を求めました。
しかし、多くの人々は、ウクライナの政情不安や経済不安を理由に二の足を踏
むだけでなく、口約束だけで仕事に取り組み始める木村氏の“無謀さ”を暗に
批判しました。彼らは国際ビジネスのプロであり、その話には説得力がありま
す。

しかし、その話を聞きながら木村氏は豪快にガハハと笑い、「皆さんは私が裏
切られたと言うかもしれないけど、ウクライナだろうが津軽だろうか、農民が
自分の土地を人に貸すなんてことはそんなものだよ。一年や二年でできること
ではなく、まずはその信頼関係を作ることですよ」と言い放った。僕は木村氏
のこの言葉と生き方に、そこにこそ農業で進めるMade by Japanese の本質が
あると思いました。

農業といえども言うまでもなくビジネスです。ましてや文化の違う海外。契約
内容は厳しくチェックされるべきでしょう。でも、そこに農民同士の信頼感が
あればこそ、よその国での農業がうまくいくのです。

木村氏はMade by Japanese を進めるべくウクライナ全土を視察してきました
が、木村氏の報告では黒海周辺のエリアでの水稲作に注目したいと言う。僕の
意見としても将来的にMade by Japanese で最も可能性が大きいのはコメだと
考えています。

大市場のEU、成長する国内市場を見据えたイチゴ、トマトなどの施設園芸にも
大きな可能性がひめられています。

農業経営者の皆様だけでなく、関連企業関係者の皆さまの本ツアーへのご参加
をお待ちいたしております。農業に関係しなくても、「一度ウクライナに行っ
てみたい!」「木村さんの農場をみてみたい」という方も大歓迎です。海外で
の農業投資にご関心をお持ちの方にも有意義な視察です。
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