池田しづかの政治経済社会

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憲法9条は、戦争を認めた規定!!!勿論、軍隊も認めている!!!

2015-06-13 11:12:11 | 国際・政治
憲法9条は、戦争を認めた規定!!!勿論、軍隊も認めている!!!

中学校では、戦争放棄と教えられてきた。ほとんどの生徒は、教科書の抜粋と先生の言葉だけで覚えている。憲法の本文を読む生徒は、100人に一人位のものだった。だって、六法全書のある家なんてないし、図書館でわざわざ調べて読む人もいなかった。パソコンもなかった。私も憲法の本文を読んだことがなかった。従って、長い間、憲法9条は、戦争放棄規定と思ってきた。今でこそ、パソコンで検索すればすぐに、憲法9条の全文が読める。読んでみれば、教科書や先生が教えてきたような、単純に戦争を放棄しますと、規定している訳ではないことが分かる。
  最初に、「日本国民は」とあり、「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し」とある。これは誰でも納得出来る。現憲法が出来たのは、昭和22年1947年である。降伏から2年後である。日本の降伏により、戦勝国アメリカが日本を占領し、アメリカの意のままにした。
当然ながら、戦勝国が最初にやることは、武力の解体、無力化、無抵抗化である。そして支配体制を固めることであり、アメリカの言うままに従う日本を作ることである。まず、日本軍の解体・武力放棄をさせた。そればかりか、警察までも武力を持つ組織と考え、バラバラにした。それが、市町村警察である。これでは、あまりに弱小で、犯罪取り締まりが出来ないとして、7年後、アメリカの支配が弱まる中で、日本人の手により、各県単位による県警制度にした。一挙に、国による警察に統一して犯罪取り締まりを強化するには、まだ、市町村警察にした、アメリカへの遠慮があった。私は、前回のブログで、国による警察の統一をしなければ、犯罪取り締まりも、テロの取り締まりも、支障がある。国民の命と財産を守る最前線として、あまりに不備だとして、県警制度→警察庁制度へと主張している。
この占領政策は、アメリカに限ったことではない。戦勝国ならどこの国でもやることである。当初は、アメリカが言うことやることが帝国憲法に代わる憲法であったが、それをいつまでも続けるわけにもいかない。国の基本となる新憲法を作ることを日本に命じて、制定するのに2年がかかった。

2、アメリカとの交渉による両者の妥協による、現憲法の9条の制定(現憲法成立物語)
アメリカが日本に命じたのは、戦争放棄であり、戦力放棄である。しかし、それでは、日本は、永久にアメリカの属国であり植民地になっているしかない。日本は抵抗した。アメリカとの交渉である。アメリカの属国であり、植民地である現在の 状況は、日本は受け入れている。しかし、この先、アメリカも連合国として、日本を独立国にしなければならないことはお分かりでしょう。その時、日本がアメリカの庇護の下、アメリカに従っていくのは了解しますが、日本が無条件の戦争放棄、戦力放棄では、独立国になり得ません。戦争放棄、戦力放棄に条件を付けさせて下さい。これにより、アメリカ以外の国と付き合いが出来るようにしたいんです。今後、日本は、アメリカの庇護の下、平和国家として、やっていきます。
アメリカ側の要望である、戦争の放棄と戦力の放棄を憲法に盛り込みたいですが、一切の戦争放棄、戦力放棄では、独立国としてやっていけませんのでは、平和の為にと条件を付けさせて下さい。
平和を脅かす「国際紛争を解決する手段」として、戦争放棄、戦力放棄をいたしますので、それで了解して下さい。と言うことで、アメリカの了承を取り付けて出来たのが、憲法9条の条文である。
従って当然のことに、日本の国を守る為の戦争も出来るし、戦力も持てる憲法の規定になっているのである。だから、政府が自衛隊つまり軍隊を持って、それをどんどん強くしていくことは、外国に日本を攻めなくさせる抑止力による平和の維持の上からも、日本と国際紛争を起こさせなくする為にも大切なことである。そしてそれは、憲法9条に忠実に沿った行為である。
左翼の憲法学者は、この戦争放棄と戦力放棄の言葉だけ抜き出して解釈している。
裁判所の判決等では、憲法9条の条件に言及しているものは、結構多い。砂川最高裁判決は、私の主張にかなり近い。
左翼売国奴政党の、民主党、共産党、社民党、生活の党等は、日本が弱くなることを切望している。その観点から、左翼の憲法学者と同じである。そうなることが、韓国や中国による、日本支配を切望する左翼売国奴政党に都合良いからである。
日本国民は、どうか?多くの国民は、戦後教科書による、戦争放棄、戦力放棄の記述や先生の教えによって、憲法9条は、戦争放棄と戦力放棄を規定していると思っている。自民党の先生方にもそう考えておられる方が少なくない。ただ、憲法9条の戦力放棄に違反しても、自衛隊がなければ、日本という国を維持できない。だから、憲法9条に違反するのもやむを得ないと思っている人が大部分と思われる。
今、安保法案について、集団的自衛権の行使容認が、憲法9条違反だと左翼売国奴の野党が主張し、テレビ・新聞もそれを後押ししている。しかし、憲法9条は、上記の通り、平和を脅かす行為に対して、戦争することも認めている訳であり、集団的自衛権はその中のほんの一部であり、当然容認している。明白である。

3、ではなぜ?憲法改正は必要か?
前述したように、特に、長年に渡って、間違った教育をして来た教科書や先生を正していくのは、左翼売国奴による反対、左翼日教組の反対や抵抗更には、左翼売国奴のテレビ・新聞の反対と抵抗があり容易ではない。憲法9条を改正して、
左翼売国奴による、戦争放棄、戦力放棄の言葉だけをとらえた、憲法違反の主張を完全に出来なくすることが大切だからです。

4、憲法の解釈の観点、
左翼憲法学者は、初めに左翼思想ありきで、憲法を解釈する。左翼とは、共産主義であり基本は、革命による共産国家の実現である。この観点から見て、憲法を解釈する。すると、このまま日本が強くなっては、革命による共産国家の実現は出来ない、日本が弱くなければ困る。その観点から憲法9条を解釈すれば、後段に書いてある通り戦争放棄でなければ困る。だから、その前にある条件は無視して、戦争放棄以外のすべての法律行為は、憲法9条違反であると主張する。
対する一般国民は初めに日本国民ありきで憲法を解釈する。そうすると、憲法解釈に当たり、左翼憲法学者とは、違った景色が見えてくる。

5、卒論に書く時
私のブログを法律を学ぶ学生の卒論に是非引用して欲しいものである。なお、私がこのブログに書いているような観点から、つまり、初めに日本国民ありきの観点に立ち、判例を見ていくとおかしなものが山ほどある。このテーマで、いくらでも卒論は書ける。但し、左翼教授の下では、訂正されたりする。よくて、ぎりぎり最低の評価で及第、悪ければ落第の評価になる危険がある。私の卒論テーマは民主主義のテーマで評価は大甘で良、あちこちから引用してくれば、それらしい体裁が出来ると考えた。恥ずかしい、拙いもので可がやっとがいいとこ。ただテーマが選びは感性で良かったと自己評価。今なら、いくらでも書けると思う。東大法学部には、卒論はないと聞いた。東大に現役で受かった友達の話によると。ただ、ずっと前の話だから、今は知らない。ついでに言うと、友達は私の隣の村で、田舎だから、塾とか家庭教師とか一切関係なしで現役東大合格。私は信州大学を2度落ちて、2浪してやっと受かった頭の悪さ。
最後に憲法9条全文を記載しておきます。
第9条「国際平和の希求、戦争放棄の条件、軍備及び交戦権否認の条件」
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威せき又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
これを認めない。



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