川崎市産業振興会館 ブログ

川崎市産業振興会館のホール、会議室、研修室の情報や貸出備品類の使い方など、会館に関わることをいち早く掲載致します。

舞台機構の点検・整備

2014年02月05日 09時00分00秒 | 施設について
こんにちは、川崎市産業振興会館です。
一昨日の月曜日、ホールの舞台機構の点検と整備を実施しました。
舞台で使用される迫り上げ装置とスクリーンやスポットライト等のための吊り物装置のメンテナンスを行いました。

舞台の横に設置されている操作制御盤との連動を確認しながら、吊り物装置と吊り具の状態を確認していきます。



舞台上の音を反響させる天井反射板や、スポットライトがワイヤーロープにしっかりと固定されているか、上げ下ろしの際に作動に異常が無いか点検中です。


舞台の迫り上げ装置を最大の高さ(70cm)まで上げ、装置内部の4個の油圧シリンダー(舞台の左右に2個ずつ配置されており、シリンダーが持ち上がり銀色のロッド部分が伸びて舞台が迫り上がります)とそのブレーキ等各部の清掃・給油をし、作動テストを行いました。


最後に2階の天井裏から上がり、舞台上から吊り物装置を点検していきます。駆動機器のブレーキ、ギア、ワイヤーやチェーン機構等を確認し、迫り上げ装置と同様に清掃・給油をした後作動テストを行い、作業は終了しました。

舞台装置が安全に、十分に性能を発揮し使用できるよう、会館では年に4回の点検と整備を実施しています。