バンマスの独り言 (igakun-bass)

趣味と実践の音楽以外に日々感じる喜びや怒り、感動を記録するためのブログです。コメント大歓迎です!

国会中継

2009年01月30日 | 社会・政治
今、国会の中継がNHKを中心にして長時間放送されているが、一般的に騒がれている景気や経済の問題とは別になんだか妙な話が出ているね。

いろいろと気になる問題が出ているけど直近ではやはり「かんぽ(簡保)の宿」と官僚の「渡り」かな?
それと民主党のあれっ?と思える国会での動きについても気になるな。

このブログはいつも書く字数が多くなるので、今日はぐっとおさえて気になる1本についてだけ書こうと思う。

それは昨日の衆議院本会議での民主党の代表質問にあの田中真紀子(元外相)が出てきたということ。
僕は最初に「なぜ?どうして?」と思ってしまった。
彼女は確かに民主党・無所属クラブを代表して登場したのだが、民主党員でもない彼女が代表質問をして、どうしてこういう場面で民主の小沢代表が党を代表して果敢に首相と論戦をしないのだろう、といぶかしく思ったわけだ。

言い方は悪いが彼女は政治家としては無能である。小泉政権下ではお茶の間の人気取りとして外務大臣にまでなったが、その結果は無残なまでの外交失敗の連続であったことを国民は忘れたのだろうか?
小泉は彼女を人気取りに利用したが、それに対して声を大にして批判していた民主党が今度は党首の出るべき状況下において、彼女の人気に依存したようなカタチで代表質問をさせた。
確かに彼女の舌鋒は辛らつでいやみたっぷりな批判をあのダミ声でまくしたてる。
見ていて聴いていて、そりゃ面白いかもしれない。でもね、言っていたことは人の批判ばかりで何一つ具体的・建設的な提案や意見はなかった。

なんで小沢代表が出て行かないのか?

僕は今の自民には日本の政治は任せられないと思っている。となれば、最大野党の民主党に期待が自動的に向っていく。人の心というのはそういうものだ。
だから今、与党を批判する人々はなんとなく民主党に期待をかけてしまう。もともと熱心な民主党支持者でない僕のような人間でも・・・。

でもこの民主党、どうよ?
反対はするけれど、これは!という対案を出す能力に欠けているじゃないか。
民主の代表としての田中真紀子の毒舌スピーチがいったいなんの役に立つの?
現政権に対する文句や皮肉、批判なら僕だって言えるよ。
問題はそこから先でしょ?

国民から真紀子節とか言われて本人は調子に乗ってはいるけれど、彼女は政治家としては全く無能なんだから、劇場型といわれた小泉政治の手法を再び取ろうとした民主党には落胆したね。人の人気におんぶしちゃダメだよ。

もう一つ、ちょっとだけ。
「かんぽの宿」の一括譲渡問題・・・ほらほらやっぱりまたあの人がでてきたでしょ。
そう、小泉政権下で<郵政民営化>を支持し、<規制改革会議議長>を務めた「政商」宮内義彦だ。こいつはそうとうにうさんくさい、っていうか、みんなそう思っているだろうけど、結局は自分への利益誘導をしていっただけの<議長>さんだ。
国民に<痛みを伴う構造改革、うんぬん>とぶちあげて、結局は小泉とともに痛みを分かち合わなかった人間の一人でもある。

このブログにもちょっと書いているので読み返してほしい。 →この記事

「かんぽの宿」につぎ込まれた費用は2400億円に上るがこれをを赤字を理由に一括(70ヶ所)して<オリックス不動産>に売却するという。
売却額は約20分の一足らず、売却先は例の宮内の会社。
不可解じゃない? なんでこんなに激安なの? 優良な物件も多いのになんで一括なの?なんでオリックスなの?

この話をするとまた長くなるので今日はカットするが、日本国民はおとなしいので、こういうずる賢い政治家や政商、官僚などにいとも簡単にダマされているんだぞ!

もっと監視し、怒れ!と言いたいよ。

まぁ、とにかく選挙権を行使して、怠慢な政治家、自己の利益しか考えない政治家、政局ばかりにとらわれている政党を駆逐していく事がファーストステップだよね。


自民でも民主でも共産でも公明でもない、一般国民の中年ロック・ベーシストより!

(前回、せっかくロマンチックな気分で中島美嘉の写真を載せたのに、今日はこんなオバンで失礼!)

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