コミットメント（from オイコノミヤ）

この前のオイコノミヤ（又吉直樹氏が出ているＥテレの番組）で「コミットメント」のことを放送していました。
（以下は私の解釈で、間違っていたらごめんなさい）

「コミットメント」とは、「目標を決めて、それを達成することを内外に宣言すること。たとえば、３ヶ月で体重を３ｋｇ減らすとか」

こうすることで、自分にも良い意味でのプレッシャーをかけ、目標達成を容易にする効果があるらしい。

そうしないと、人間はふつう目先の利益にとらわれ（これを「現在バイアス」という）、しなければいけない中期目標を先延ばしにするらしい。

ただ、あまりにも強いプレッシャーをかけすぎると、逆に失敗することもあるから、なんでもほどほどが肝心。

では、具体的にダイエットをコミットメントするとして、それを達成するにはどうするか？ですが、

①間食を減らす。（なくす）
②水やお茶以外はあまりのまない。
③ごはんや肉を減らす。
などの、実践できそうな具体的なことを決めて、実行することが重要で、それを支援するビジネスまであるそうですが、支援してもらうと８割くらいの人が達成するということです。

さて、それでは、自分としてどんなことをコミットメントしようかな？

①「英会話の能力を来年３月までにかなり高める」→そのために、毎日１時間英会話教材を聞く。
②「体を鍛えて、すぐにへばらないようにする」→そのために、毎日１時間程度運動をする。

とりあえず、このようにしてみよう。

（追伸）
なお、番組では、何かを実行するときの「意志力」のことを言っていた。
「あきらめない」という「意志力」が何かを実行するときには重要だが、「意志力」は消耗材で、うまくいかないと、長続きしないものらしい。
（たとえば、競争して、負ければ何かもらえないということで、何回も繰り返すと、負けた方の気持ちが萎えてくる）
意志力をたくさん必要とする人は、今日着る服をどれにするとか、今日食べる物を何にするとか、重要でない判断事項は、できるだけシンプルにしてしまうのが良い。

さらに、あきらめずに夢を追うのも大事だが、支払ったコストを重視しすぎる傾向にある。
「あきらめる」ことにより、次の目標を設定して達成できることもある。
３～４年頑張って無理なら「あきらめる」という選択も重要。