「レンタルなんもしない人」（ＮＨＫ７２時間）を見て

昨日のＮＨＫの７２時間でこの人のことが取り上げられていた。
（テレビ画面をスマホで）

私は、偶然見たわけだが、今までの人とはちょっと違う。

何が違うかと言えば、明確に何かをするという主体的な部分がないことである。

この人、電車賃と飲食費等実費さえもらえれば、どこへでも伺いますというスタンスで、１日に３～４人の人の相手をするという。

犬の散歩のお伴、カラオケの相手、愚痴の聞き役、料理の食べる役、その他色々な話相手となることで、「一緒にいるというサービス」を提供している。

そして、そのことで、お土産やプレゼントをもらって生活して妻子を養っている。

まったく風変わりな人もいたものである。

一番びっくりするのが、この「存在感のない存在」が結構人気なことである。

私なんかはこういう人がついてこられるとイヤな方であるが、第３者的な空気みたいな存在が必要な人が多いというのが、「現代の闇」なんだろうと思う。

「レンタルなんもしない人」ということで、体験を出版されているようだが、確かにそういうことでもないと商売にならない。
ストレスがたまる一方だろう。

今後の活躍に期待します。