本当に行ってみたくなる小さな名店（ＮＨＫプロフェッショナル）

昨日、紹介されていた２つの小さな名店。
１つは、川崎にある（今年６月まではあった）「肉の伊勢屋」という看板の精肉店。
店主は、畑肇氏（４８）

写真からも見て取れる本当におだやかな人。でも、世界的なハム、ソーセージ、ビーフジャーキーを作り、精肉にも本当にこだわる。

そこに至ったのは、ドイツでの修行。そのきっかけはある雑誌に載った「ハウスメッツガー」という言葉。
帰国後、「デュロック種」というおいしい豚肉を仕入れ、今では、小さいながらも地元の人に本当に愛されている。
その行動の奥には、「子どもたちに「おいしい！」と言ってほしい」そこから家族全体が笑顔の食卓になってほしいとの強い思いがある。
２つ目の店は、東京台東区にある「バッハ珈琲」という看板の珈琲店。
店主は、田口護氏（７７）

２０種類ほどの珈琲を、一番おいしい状態で提供する。世界的な人。
こだわりは、焙煎の「煎り止め」。苦みと酸味のバランス。

その行動の奥には、「少しでもお客さんにおいしいものを出そうという真摯さ」
田口さんはその知識を本にして出版しているらしいが、この店でしか出せない味があるとすれば、それは、田口さんの努力の賜であり、「心」なのだろう。

テレビで紹介されていた「さくらんぼのウィンナー」と「バッハブランド珈琲」を食べてみたいものだ。