一路のお葬式

お葬式の事を書きます。

遺体の写真がでてきますので、抵抗のある方は今日のブログは読まないでくださいね。

 

 

今日、ペットの葬儀屋さんに家まで来てもらいます。

業者さんの車の中で火葬にできるので、家の敷地内ですべてが終わります。

ワゴン車なので、普通の大きさの駐車場で大丈夫です。

煙があがるので、屋根がある駐車場はダメだそうです。

体重2.7キロの一路は、焼くのに1時間なので、所要時間1時間半くらいです。

ちなみに費用は24,200円

 

 

 

ペットの葬儀屋さんが来るのは13時の約束です。

 

その前にやりたいことがたくさん！

 

 4人で記念撮影しました。

 

遺体と記念撮影するなんて、ちょっと変な人かな。

誕生日とか、年賀状用の写真とか、何回もこのリビングのソファで撮った4人の写真。
そう思うと泣きそうになる。

 

ダメダメ、最後の記念写真だから笑っていなくっちゃ！

火葬してくれる業者さんが来るまで時間は、あるけど、
早めに喪服に着替えて準備して、パパが、お経をあげて、一路の周りを花でかざります。

 

 

そうそう一路パパは仏教系の高校に行っていたのでお経が読める。

今回、パパの本気のお経を初めて聞きました。

お坊さんみたい～

 

それはさておき、早く準備しすぎました。

わずかに肉球に一路の匂いが残っていて、朝からバタバタしながらも、名残惜しくずっと嗅いでいたのに。。。

 

一路のまわりに花を飾ったら、もう肉球の匂いがしない、お花の匂いになっちゃった。
寂しい。もっとギリギリまで花を飾らなければよかったな。

 

 

少し離れて見ていると、花が動いた？

一路が動いた？

 

その後も、最後だと思って一路をだいてると、パパが戻ってきて玄関のドアがバタンって音がした時

 まぶたがピクって動いたよ。

 

 

パパが

 

ママ時間だよ

 

っていうけど、

 

だって、一路のまぶたが、今動いたよ。

 

 

 

 

でも、時間だからと説得されて外へ。
さっきまで業者さんとは、泣かずに対応していたが、一路を炉に入れる時は号泣。

 

だって一路と目が合うよ。

 

目が見えなくなってから、一路とはずっと目が合わなかった。

でも、今は、ほら　目が合うもん。

 

 

 

小さいときからずっと一緒だったぬいぐるみのモーちゃんを抱かせて

クッキーとささみを持たせて

あと、ママが書いたヘタクソな写経を持たせて

花でいっぱいにして、扉を閉めました。

 

毛布やマットは一緒に焼けないそうです。

棺とかも用意しなくて大丈夫でした。

 

 

 

もう少しで

 

　やっぱり火葬するのやめます　って言って

 

一路を抱き上げてしまいそうでしたが、それはしませんでした。

 

 

 

 

 

最後に一路のお鼻をツンとさわった。

それが、本当に最後に一路に触れた場所です。

 

火をつけたら車の屋根から煙が上がると説明されたけど、
実際焼いている間は、陽炎のように穏やかな煙。


写真に撮っても煙も何も映りません。

 

よく晴れた日でした。

1時間くらいで焼けました。

 

小さな小さな骨です。

内出血のあとが、黒く焼け残っていました。

 

 

ペットの葬儀屋さんの車を家の駐車場に停めてもらうため、我が家の愛車は公園に停めました。

車を取りに行くのに、みんなで一緒に公園を散歩します。

 

 

そう、骨壺持って散歩したんです。

一路の抱っこバッグに骨壺入れて斜めがけにすると、生きてる一路と同じくらいの重さに感じます。
帰って骨壺の重さを測ったら600グラムしかなかった。いちは、2.7キロだったから、随分違う。

パパ曰く

 

だって一路が入ってたんだよ

 

(霊の存在を信じています)

 

 

みんなで公園、凄く久しぶりの散歩です。
めいがやけに熱心にクンクンします。

 

いつもは、いちが熱心にクンクンするんです。

いちが、めいの体に乗り移ってるかな？

 

亡くなった日は、大雨で大変な天気でしたが

お葬式をして一路の肉体がなくなった今日は、よく晴れています。

 

いつも、いつも4人で歩いたのに

一路がいないことが嘘みたい。