いっちゃんは、もうソファの上にはいないんだね

一路が生きているときは、ママが長ソファに寝っ転がっていると
パパがその上に一路を乗せる。
いつもママの上には一路が乗っかってる。
特に晩年、痩せて2.5キロ未満になった頃から、一晩中乗っていることが多かった。

若いころは3キロ超えていて、一晩中乗っていると苦しかったけど痩せちゃってからは、平気だった。

真冬でも一路が乗っていると暖かくて風邪もひかなった。

とにかく気持ちがいい。
あっという間に寝てしまう。
「いちに寝かしつけられてしまう」とよく言っていた。


いわゆるオキシトシンホルモン(幸せホルモン)がたくさん出てたと思う。


一路が居なくなってからはしばらくは、ソファの方がよく眠れた。
きちんと寝る体制をとってベッドに入ると、悲しくて眠れなかったりすることが多かった。

きっと、一路がずっとソファの上に居てくれたんだと思う。



最近、日曜日でも朝7時くらいには起きてしまう。
そうすると、お昼寝してしまうのだが、ソファで寝てると疲れる。
足の付け根や肩も痛くなる。

で、寝室で寝るわけだけど、眠らずに撮りためたテレビの録画など見ている。


ふと、思ったんだけど


きっと、もう一路はソファでママと一緒に寝ていないんだね。


　　僕が一緒に寝てなくても大丈夫だねって

毎日、ソファに潜り込むことはしなくなったんだね。

亡くなってからもママが風邪ひかないように、ずっと一緒に寝ていてくれたけど
「もう、そろそろ大丈夫」って思ったかな。

いっちゃん、今まで守ってくれてありがとう。

自分でちゃんと寝るからね。