寛容。

2010年03月26日 00時29分52秒 | 徒然日記
開星高校野球部の監督が辞任されました。
詳細はもう十分なくらい報道されてますので・・・
nkym的にはなんだかなあという感じです。
なんか、ボクシングの試合の後のインタビューみたい。

この一戦のために死ぬほどトレーニングしてきて、

でも、負けてしまって・・・

その選手に対して、試合直後に今後の進退は???などと聞く愚行。

「引退」の言葉を言わしめたいだけの。

負けた直後はそれは打ちひしがれてる。

この一瞬にかけてきた思いが強ければ強いほど。

そのときに思わず出た言葉をまるで揚げ足をとるかのように大きく

取り上げる。

今回の件もそれと同じではないかと思う。

負けた悔しさのあまり思わず出てしまった言葉。

それをまるで鬼の首でもとったかのように大きく報道する。

「日本は寛容の社会ではなくなってしまった」とは最近よく聴く話です。

取材する記者はその人の言葉尻をさらうだけじゃなく、その人の心境

なども考慮して報道するのが本当なんじゃないんだろうか。

対戦相手がすばらしい相手であることは経験豊富な監督なら当然わかるはず。

相手の投手のすばらしさも。

あの言葉は監督自らに発した言葉だと思う。決して相手を侮辱するような意図では

なかったと思う。

なにか最近すごく窮屈に思える報道が多いのではなかろうか。

いちいち人の揚げ足をとるのではなく、もっと相手のことを理解する。

そういった「寛容」はなくなってきているのでは。

監督を辞任に追い込むことと、子供たちがその監督の指導を受けられなくなるということと

どちらが子供たちにとってのよい選択かをしっかり考える。

なんか個性的な人物がどんどんへってきていてだんだんつまらない社会に

なっていくのでは?・・・

というわけでかなり眠いのでこのへんで・・・