現場レポートⅡ

2008年06月16日 18時08分14秒 | Weblog
ちょっと間が開きましたが、現場レポートⅡです。
つぎはぎだらけで不安定だった既存の小屋組(屋根や建物の骨組のこと)
の補強も終わり、柱も立ってだいぶん間取りが見えてきました。
「以外に広いねえ!」
とはお施主様の今日のコメント。

毎度毎度リフォームの時につぶやいてますが、
今回もとっても良くなる予感です
実は先週土曜日にお施主様と一緒に建材屋さんの展示会にいってきました。
そこで、洗面化粧台やらトイレやら床材やらを
ってやな値段で買うことが出来てとっても満足していただけました。
特に床材!!当初の見積ではいわゆる合板フローリングだったのですが
なんぞかんぞ安く買えたからと、無垢フローリングを選んでくださいました。
またこれがいい色合いの・・・(それがなにかは秘密です。)
またまたイメージが膨らみました
下の写真に写ってる大工さんは通称「だいちゃん」
うちの棟梁の同級生で、今回の現場はメインで担当してくれています。
この大工さん、ほんといい!!
なにがいいってまずスピーディーで確かな仕事はもちろんのことだけど
とにかくいろんなアイデアを出してくれる!!!
今回は勾配天井なんだけど当初は梁が表しになる予定でした。だけど
小屋組を工夫してくれたことで非常にすっきりとした感じになりました。
今日も実はある木のことで、「こげしたらね!」とアドバイス。
それがまたいいに。
即座に「いいっすねえ、それ。いい、いい!!」と即採用。
前向きな提案をいろいろしてくれるのでほんと助かります。
(でも、もちろんわしなりのこだわりは貫いてますけん。)






は外部の様子です。
今回はリフォームですが新築に採用している軸組工法+パネルを
採用しました。
今回のリフォームのテーマのひとつが耐震性の向上でもあるからです。
まさにタイムリーでした。せっかく学んだ技術を生かさない手はないです。
柱面に9mmの構造用合板を張っています。
写ってる大工さんは昔から棟梁と一緒に仕事されてる石原大工さん。
なんと4人のお父さんです。ゆっくりですが丁寧な仕事振りです。
階段作らせたら日本一!?





なにげに写っていますが実は大事なこと。
大工さんに言っておかなくてはと思ってましたが杞憂でした。
床下をきちんと掃除してくれていました。
床下をみたら、丁寧に仕事をしてくれているかどうかすぐわかります。

床下が散らかっていると、たとえば木切れやダンボールが落ちたままに
なっているとシロアリの温床になったりします。




というわけで現場レポートⅡでした。
実は今日、K氏からありました。先日の地震についての
緊急レポートを送付してくれてました。
300年に起こる確率0%!!!のところに起きた地震。
しかし。昨日だったか今朝だったか某大の名誉教授というかたの
とんでもない発言!!!
それがなにかはまたの機会に。

もうひとつ。この現場のお隣さん宅も今日からリフォームがはじまりました。
なんと某社の「新築そっくりさん」
ちょっと悔しい思いをしていたのですがまあそれは仕方ない。
多分いろいろ比較されるとは思いますが、いい意味で緊張しながら
やっていきたいと思ってます。