ファジアーノ岡山

2011-02-16 | J2
岡山の昨シーズンは
17位/8勝20敗8分27得点51失点
得点リーグ18位、失点リーグ17位

かたや札幌が
13位/11勝12敗13分37得点38失点
得点リーグ13位、失点リーグ6位

影山監督続投の岡山はFW喜山、西野など7レンタル返し1引退含む16人放出で、DF一柳(仙台)、ストヤノフ(広島)GK松原など16人を補強。

リーグ序盤、岡山はワントップで戦っていたが怪我人が多くスタメン固定が難しいためか擦り合わせが浅い印象で、敵バイタルエリアを突破する引き出しが少なく逆襲を喰らうケースが散目された。
しかしWC中断で練り直し2トップにシフトすると前線で収まる確率が幾分増すものの低迷状態から抜け出すコトは難しかったようで17位で終了。
岡山の今季は昨期を支えた、FWイ・ドンミョン、西野、MFキム・テヨン、DF野田などの放出を補強でカバーできたかに注目したいです。
補強はやはり広島構想外のストヤノフに目がいってしまいますね、中長距離のコントロールや前線への攻撃参加が良かった印象なので上手くハマれば厄介な面子だと思います。

札幌は今季初始動の際にグアムキャンプに行くまでの期間、札幌ドームの人工芝で調整。
人工芝はベースがコンクリートなので選手の体への負担が大きいらしく詰めたトレーニングには不向きらしいのだが、岡山は通常の練習場が人工芝だったり、天然芝でも公用グラウンドらしいので「あの笠松」の数倍に荒れていたりするところが多いらしく、選手の怪我を助長させてたりするらしい。
そんな岡山に昨シーズンはホーム☆2-0/アウェー★0-1と痛み分けた札幌。
練習環境だけは雲泥の差なんだがリーグ戦の順位には反映されてませんわな。
おたがいに今期は怪我少なく駒数くらいは安定したいモンです。
もちろん直接対決はキッチリと勝ちこせるように願います。

京都サンガFC

2011-02-14 | J2
京都の昨シーズンは
17位/4勝23敗7分30得点60失点
得点リーグ17位、失点リーグ17位(J1)

得失点も順位もブービー賞だった京都は4度目のJ2陥落でエレベーターチームの筆頭、「J1.5」という有難くない代名詞も付いてます。
これは過去に札幌の代名詞だったが、いまや札幌はJ2沼の定住者ですから「J1.5」などというポジションからもすっかり陥落しましたね。
そこにはエレベーターなど付いてなく、札幌はフリークライミングで「昇格」という高みにを目指している状況ですからね、上がるのは一歩一歩ですが踏み外すとソッコー奈落直行な状況です。

秋田監督が解任となり、甲府をJ1に率い代表コーチ経験もある大木氏が監督就任でDF水本やFW柳沢を含む11人放出で9人補強。
補強はユース出身者が4名と大卒3名にMF秋本(甲府)とMF工藤(千葉)といった内容、ディエゴやドゥトラも残留で厄介かと。
失点が多かった京都はDFの放出が多い割に入りも少なく、ここが立て直せるのかに注目したい。

昨季データで見ると得点力も守備力もなかった数値だがWC中断以降も結果が出ずにフロント批判をした加藤監督解雇で秋田コーチが監督就任。
大胆な若手起用策などを見せたが特効薬とはならずに勝ち点が思うように増やせず降格が決まる。
攻撃陣の個力は高かったと思うが守備が悪く、中盤で抑えることが出来ずに最終ラインまで突破され好機を許してしまうことが多発していた印象。
好守の切り替え、バランスに欠けた印象はシジクレイや佐藤の穴埋めが進まなかったという結果でしょうか。
それでも最終戦、降格危機でテンパってるFC東京相手に黄紙6枚赤紙1枚とエゲツナイ仕掛けで追い込み2-0だった試合は見応えあったけどね。

来期は甲府を昇格させた大木監督の元で新体制となるので個人的に難敵だなぁとか思ってたりするわけです、甲府を率いてた時代の苦手意識が植え付けられてるんだろうね、それがあの攻撃陣を指揮るのかと思うとねぇ。
代表コーチ時代なども経ているので、いろんな意味で進化しているであろう大木采配にも注目したいです。

FC岐阜

2011-02-11 | J2
岐阜の昨シーズンは
14位/13勝17敗6分32得点45失点
得点リーグ16位、失点リーグ11位

かたや札幌が
13位/11勝12敗13分37得点38失点
得点リーグ13位、失点リーグ6位

前年度より2つ順位を下げた倉田監督が就任一年で木村監督に代わる新体制の岐阜。
倉田体制の頃に15人放出のオール新卒者11人の補強で若年化を図り、そのベースから今季はレンタル終了を含め3人の放出で、入りはDF三田(徳島)MF李(札幌)FW押谷(磐田)などを含む8名、昨年のチームを土台に上積みを狙う年と言ったところでしょうか。

岐阜はゾーンDFだった割には失点が多く、昨期は守備的だった故に一昨期より得点力が目減りした印象。
マイボールにしても攻撃速度が遅く戻りきられた敵の陣形を抉じ開けるパターンも少なかったと思う、昨シーズンのやり方ならば前線にキープできる駒でも貼り付けておけば、もう少し勝ち数を伸ばせたような印象。
守備的にシフトしたものの保有戦力ではバランスが上手く保てなかったといった印象ですが財政難を抱えている岐阜は練習環境も良くないと聞こえます、そのあたりを加味するならばこの順位はナカナカのものです。

そんな岐阜に昨シーズンはホーム△0-0/アウェー★0-3と負け越した札幌。
結果を踏まえると、「堅めの守備を抉じ開けられない攻撃」ということにおいては、けっしてヨソサマのことに軽口を叩けないんですねウチは。
昨期の順位も近いんで来期こそは「くっそー今季は負けねぇからな!」と思ってたりします。

カターレ富山

2011-02-09 | J2
富山の昨シーズンは
18位/8勝24敗4分39得点71失点
得点リーグ10位、失点リーグ18位

かたや札幌が
13位/11勝12敗13分37得点38失点
得点リーグ13位、失点リーグ6位 

富山は楚輪氏から安間監督に交代、選手往来は古株含む9人もの引退+川崎健太郎を含む合計6人を放出しセレッソのDF江添、甲府のDF池端など12人の補強。
JFL時代の構成からの脱却を図る英断にも見えますね。
J2初年度の一昨年はナカナカの快進撃を見せた富山だったが、一昨年の堅守だが攻撃力が劣るという昨期の札幌のような結果からの進化を目指し挑んだ昨期は、補強も功を奏してか10位以下のチームではトップクラスの得点力を見せたが、リーグ最下位だった北九州よりも6点も失点が多く良かったはずの守備が崩壊。
ひとつ出来たらひとつ出来なくなった結果で一昨年より順位を下げてしまった。
富山で目立つ選手といえば個人的に朝日、苔口、足助…あ、黒部っていたんだね27試合8得点の割には印象薄いなぁ。
JFL時代からの選手を入れ替え、新陳代謝がうまく行くか注目したいですね。

そんな富山に昨シーズンはホーム☆3-1/アウェー☆2-0と勝ち越した札幌。
昨期昇格した富山とはこれで2勝3分と負け無しなんで今季も「かかってこいや」的な気持ちですね、ひとつおてやわらかに。(笑)

湘南ベルマーレ

2011-02-07 | J2
湘南の昨シーズンは
18位/3勝24敗7分31得点82失点
得点リーグ16位、失点リーグ18位(J1)

反町監督続投の湘南は外国人3人に都築、中山元気、新居を含む22人を放出、FW佐々木(鹿島)、DF石神(C大阪)大井(磐田)ブラジル人ファビーニョ・カンバリョータなど17人を補強。

ブッチギリで降格をキメた湘南。
J1ではJ2時代も中心選手だったアジエルの疲労骨折の経過が悪く開幕から長期離脱となったうえに故障者が続きスタメン固定が難しく、その穴が埋まりきらなかった印象。
まぁ82失点もしてるわけですから降格してきますわな、得失点差-51て。
三浦コンサ時代のような極端な守備固めをしていた戦術でもないのでこういう失点なんだろうが、自身の攻撃途中に奪われヤラれるパターンが多かった印象で、ただただ通用しなかったなと。

選手往来の多さからスタメンの入れ替えも多いだろうと思うので、この辺りがどうなるか見物ですがJ2もよく知る監督続投なのでやることの軸はブレないんだろうなぁとか妄想しています。(苦手意識は強いんですがね。笑)
個人的には、ほぼ新チームのような感じのスタートになると思うので付け込むポイントは十分にあるなと思います…って、今季スタメンの入れ替えが多いのはウチもなんだがな。(笑)