FC岐阜

2011-02-11 | J2
岐阜の昨シーズンは
14位/13勝17敗6分32得点45失点
得点リーグ16位、失点リーグ11位

かたや札幌が
13位/11勝12敗13分37得点38失点
得点リーグ13位、失点リーグ6位

前年度より2つ順位を下げた倉田監督が就任一年で木村監督に代わる新体制の岐阜。
倉田体制の頃に15人放出のオール新卒者11人の補強で若年化を図り、そのベースから今季はレンタル終了を含め3人の放出で、入りはDF三田(徳島)MF李(札幌)FW押谷(磐田)などを含む8名、昨年のチームを土台に上積みを狙う年と言ったところでしょうか。

岐阜はゾーンDFだった割には失点が多く、昨期は守備的だった故に一昨期より得点力が目減りした印象。
マイボールにしても攻撃速度が遅く戻りきられた敵の陣形を抉じ開けるパターンも少なかったと思う、昨シーズンのやり方ならば前線にキープできる駒でも貼り付けておけば、もう少し勝ち数を伸ばせたような印象。
守備的にシフトしたものの保有戦力ではバランスが上手く保てなかったといった印象ですが財政難を抱えている岐阜は練習環境も良くないと聞こえます、そのあたりを加味するならばこの順位はナカナカのものです。

そんな岐阜に昨シーズンはホーム△0-0/アウェー★0-3と負け越した札幌。
結果を踏まえると、「堅めの守備を抉じ開けられない攻撃」ということにおいては、けっしてヨソサマのことに軽口を叩けないんですねウチは。
昨期の順位も近いんで来期こそは「くっそー今季は負けねぇからな!」と思ってたりします。