vs愛媛FC

2011-03-05 | J2
1節/愛媛2-0札幌
得点:16’ジョジマール(愛)56’赤井(愛)

バイタルエリアを突破できる要素は愛媛が圧倒。
FW斉藤(愛)の神出鬼没の動きに的を絞れずピンチを量産した札幌の攻撃は内村への供給が出来ず機能不全。
後半15分に宮澤→横野で前での収まりが良くなり幾らか押し返し始めた28分に西村→チアゴでブッコミ大作戦。
まぁ確かに効果はあったが得点までには至らなかった、放り込み偏重にするならせめてアジアカップで韓国が日本にやった脅威の半分くらいは体現してほしかったかなと思う。

キッチリブロックを作る相手に対して攻めあぐねてプレスに詰められボールロストしカウンターから失点という悪い札幌のパターンに陥り敗戦。
斉藤(愛)が良かったとはいえ愛媛FWへのロングボールの対応は良くなかったかなと、DFラインとしてはヤレなかったと妄想する。
DFラインからの組み立ても西村のところで詰まってしまいプレスされることが多かった印象なのは残念。
J2とはいえ個々にもっと動いてプレスの的をボカさないとアタッキングサードでのパスは成立していかないと思う。
まぁどう見ても完敗ですなー次だ次!

コンサドーレ札幌

2011-03-05 | J2
長いこと勝手なヨソサマの素人妄想などしてきた訳ですが、開幕日に自分トコの妄想もしておききましょう。
昨季の最終順位に称号みたいなモンをハメると

<J1級>
柏(80P)/甲府(70P)/福岡(69P)

<J2一流>
千葉(61P)/東京V(58P)/横浜FC(54P)/熊本(54P)

<J2二流>
徳島(51P)/鳥栖(51P)/栃木(50P)/愛媛(48P)/草津(48P)

<J2三流>
札幌(46P)/岐阜(45P)/大分(41P)/水戸(38P)

<J2四流>
岡山(32P)/富山(28P)/北九州(15P)

てなカンジでしょうか。
残念ながら我が札幌は三流な順位で終了。
Jチームとして後輩にあたる熊本、徳島、鳥栖、栃木、愛媛、草津と6チームにも追い越された結果で悔しい限りです。

開幕前の大方の予想では昇格候補の対抗馬くらいには名を連ねてたのに今更ながらにこうして見ると昇格まで20P以上不足している結果なので「昇格なんぞ程遠い」シーズンでした。
まぁ、ダニルソンや西といった「要ドコロ」が抜かれちまったうえに、どうしょうもねぇくらい怪我人山盛りで往生していたのも低迷の要因ではありますわな、誰も好き好んで怪我してるワケじゃないと思うのでこのあたりは致し方ないかなぁとも思います。

今季のここまでの経緯を踏まえて妄想すると、GKは昨季を支えMVPも獲った高原が終盤にアキレス腱をヤッちまったので今季序盤は間に合わない、TMの経緯を見ても高木だろうね…なんて考えてたら体力測定で肉離れて全治4週間越え。
よって曳地か李の2択となるがポジション的にビッグチャンス到来であるから「ケガが明けてもポジション渡さねぇよ。」ってぐらいのイキオイで頑張って欲しい。

今季はDFラインが岩沼以外、全交替となる。
その岩沼ですら昨季はケガの離脱があったため、出場試合が19試合/1.513時間に止まっているがLSBは岩沼でキマリそうだ。
RSBの日高がグアムのTMで左足腓骨骨折、全治2ヶ月と遅れるため練習参加から契約を取り付けた西村が濃厚、仙台とのTMで破綻した右サイドの修繕は進んだであろうか。
CBは河合、山下とJ1から来てくれた2人でキマリなようだ、某紙によると早々に監督の信頼を得ているとのことなので新DFラインを統率してもらう期待がかかるが、05年にはJ1から来たということで期待値がデカかったDFが一発退場連発で負けに繋がった痛い経緯もあるのでまずはお手並み拝見ですね。(そのDFはやたら得点力があったけども。)
GK含めて経験値が「練習2ヶ月」の急造DFラインなので不安要素山盛りですが、どうしたところで状況に変わりは無いので寧ろどんなモンなのか楽しみにしています。

2DMFには昨季、獅子奮迅のプレイを見せた芳賀と今季獲得した助っ人ブルーノのコンビが濃厚。
監督に信頼も厚いであろう芳賀の当確は誰しもが納得であろうね。
大分TMで得点を決めたブルーノは視野も広くパスも攻撃参加も良いらしい、ただ守備が軽くなる面も持ち合わせているらしいのでこの辺も注目したいです。

RSHは古田が仙台とのTMで軽傷、経過次第らしいがその後の大分とのTMでは姿を見なかったので大分TMでも実践した「砂川」「近藤」であろうか?
個人的には岡本の伸びにも期待しているのだが全く聞こえてこない現状である。
LSBは高木が当確かなと妄想、昨年の存在感は誰しもが認めるところでしょう。
OMF予定のアンドレジーニョが痛んでいるのでここは大分TMでも実践した宮澤でしょうか、攻撃が持味と自認するポテンシャルでアンドレジーニョにポジション争いで負けぬアピールと結果を残してもらいたいですね。

FWは1トップで内村のようです。
昨年は体調維持が難しかったようなので今季は好調を維持して本来のパフォーマンスを発揮していただきたい。
大分とのTMでゴンゴールも決まってFWも活気付いてるねぇなんて思ってたら中山肋骨骨折かよ…。
まぁ、攻撃陣は昨年からの上積みがあると思っているので昨季以上にはやってくれると期待してます。


さて今日は愛媛との開幕戦です。
愛媛は昨季、堅い守備で札幌の2つ上に順位したわけですが、オフの人事でどうなったかTMでのカンジを見ると直近の岡山とのTMは2-1で勝利、新加入のマリノスから来た斉藤学(FW)が好調で福田のイヤラシさはあいかわらずな模様。
文字から探れる印象としては昨季のレベルの維持は出来ている模様、特に昨季の堅守を支えたアラールと小原放出から懸念されたDFの落ち込みはそれほど見られないようですね。
札幌との試合はDF陣再構築同士の一戦という視点でも楽しめそうです。

さぁ気持ちが高揚する開幕戦です。
まずはお手並み拝見、ガンバレSapporo!

大分トリニータ

2011-03-04 | J2
大分の昨シーズンは
15位/10勝15敗11分39得点49失点
得点リーグ11位、失点リーグ16位

かたや札幌が
13位/11勝12敗13分37得点38失点
得点リーグ13位、失点リーグ6位 

皇甫官が退任で田坂コーチが繰り上げ監督就任。
選手出入りは西野晃平が引退で菊池、高松、キムボギョンを含む15人放出で、水戸の作田、藤川を含む12人を補強、放出が目立ってしまう出入りとなった。

経営絡みで降格してきた大分。
主力選手の放出も目立ち、公式試合安定開催基金から借金しているので完済と債務超過を解消するまではJ2で全勝優勝したとしても昇格できない大分。
そんな状況下、どうなるモンかと注目していたが開幕からチェジョンハンと「鬼の太股」キムボギョン爆発で強さを見せていたが4月には失速。
リーグ終盤には後列も攻撃参加に加われる押上げなども見られたが、開幕からしばらくは連動性が薄く、攻撃陣と守備陣と分断していたような印象。
それでも韓国人プレイヤーの活躍もあり勝星を重ねたが引き出しの少なさから対策されてしまい札幌並みの得点力に落ち着いたワリには失点癖が止まらず15位でシーズン終了となった。
そんな大分に昨シーズンはホーム△2-2/アウェー☆2-1と勝ち越した札幌。
得点力が薄かった両チームながら、直接対決は無失点ではないというのが面白い。

資金難から降格してきたといっても過言ではない大分。
トライバルキックス事件やマルハン問題などスポンサーに縁がなく、昨年はユニフォームの胸スポンサー無しの一年だった。
個人的に思うのだが日本ってサッカー人気が、それほどでもないのに既にJクラブが38チームもある。
チーム数は将来のJ3制に向けまだ増える予定だが、Jリーグ人気ってそれほどでもないのにクラブ数ばかり増えても、このご時勢では資金対策は容易ではないだろう。
なのに「青少年へのなんたらで~」とスポンサー規制でせっかく付いてくれた資金元まで取り上げられたらかなわんよなぁと思う。
札幌からニトリが引いて行ったコトでも思うが、基本的にJ2なんぞ広告対価に伴わないと思う。
一部の熱烈変態J2サポを除く極一般的な観点で見ればJ2各クラブの胸スポンサーをスラスラと思いつくヤツなんざそうはいないだろう、世間の認知度なんざそんなもんだ。
タダでさえ九州はJクラブ5チーム競合なうえにソフトバンクホークスまであるスポーツ激戦区でスポンサー誘致も厳しいだろうなと思う、にも拘らず「けど健全経営じゃないと昇格させない」とか簡単に言うなと思うわ。

とか言うても僕ごときは外様のプチ札幌ファンなんで、大分についてなんざ説得力も何も無いだろうが、ひっそりと応援してるぜガンバレトリニータ!(おおう、脱線しちまったよ。笑)

ロアッソ熊本

2011-03-02 | J2
熊本の昨シーズンは
7位/14勝10敗12分39得点43失点
得点リーグ10位、失点リーグ10位

かたや札幌が
13位/11勝12敗13分37得点38失点
得点リーグ13位、失点リーグ6位 

高木監督続投の熊本は藤田、カレンを含む13人放出で、神戸のMFエジミウソンを含む10人補強。

高木監督就任一年目ながら、上手くチームをまとめた印象で外国人がハマらなかったワリには相変らずの手堅い試合運びで一昨年の守備崩壊を立て直して接戦をモノにしていった熊本。
昨季の得失点差が-4の熊本、リーグベスト10のチームで得失点差がマイナスなのは熊本だけで、横浜FCを率いた頃の高木監督のように最少得点でキッチリ守り勝ってしまうスタイルは健在、熊本は結果的にクラブ史上最高位でシーズンを終了。
今季は2年目で熟成度が増すであろうし、昨年の足りない部分も補強がハマルのであれば来期も厄介な存在であろう。

そんな熊本に昨シーズンはホーム☆4-0/アウェー△0-0と勝ち越した札幌。
特に最終節の札幌のホームゲーム「砂川祭り」には引き立て役に徹していただき、ありがとうございました。(毒)
しかし得失点差は札幌の方が上で直接対決も勝ち越してるというのに順位でガッツリ下回ってる辺りが「試合巧者」高木ロアッソかつ札幌らしいなぁと思います。
札幌は熊本には来期2勝を目標に頑張りましょう。