京都サンガFC

2011-02-14 | J2
京都の昨シーズンは
17位/4勝23敗7分30得点60失点
得点リーグ17位、失点リーグ17位(J1)

得失点も順位もブービー賞だった京都は4度目のJ2陥落でエレベーターチームの筆頭、「J1.5」という有難くない代名詞も付いてます。
これは過去に札幌の代名詞だったが、いまや札幌はJ2沼の定住者ですから「J1.5」などというポジションからもすっかり陥落しましたね。
そこにはエレベーターなど付いてなく、札幌はフリークライミングで「昇格」という高みにを目指している状況ですからね、上がるのは一歩一歩ですが踏み外すとソッコー奈落直行な状況です。

秋田監督が解任となり、甲府をJ1に率い代表コーチ経験もある大木氏が監督就任でDF水本やFW柳沢を含む11人放出で9人補強。
補強はユース出身者が4名と大卒3名にMF秋本(甲府)とMF工藤(千葉)といった内容、ディエゴやドゥトラも残留で厄介かと。
失点が多かった京都はDFの放出が多い割に入りも少なく、ここが立て直せるのかに注目したい。

昨季データで見ると得点力も守備力もなかった数値だがWC中断以降も結果が出ずにフロント批判をした加藤監督解雇で秋田コーチが監督就任。
大胆な若手起用策などを見せたが特効薬とはならずに勝ち点が思うように増やせず降格が決まる。
攻撃陣の個力は高かったと思うが守備が悪く、中盤で抑えることが出来ずに最終ラインまで突破され好機を許してしまうことが多発していた印象。
好守の切り替え、バランスに欠けた印象はシジクレイや佐藤の穴埋めが進まなかったという結果でしょうか。
それでも最終戦、降格危機でテンパってるFC東京相手に黄紙6枚赤紙1枚とエゲツナイ仕掛けで追い込み2-0だった試合は見応えあったけどね。

来期は甲府を昇格させた大木監督の元で新体制となるので個人的に難敵だなぁとか思ってたりするわけです、甲府を率いてた時代の苦手意識が植え付けられてるんだろうね、それがあの攻撃陣を指揮るのかと思うとねぇ。
代表コーチ時代なども経ているので、いろんな意味で進化しているであろう大木采配にも注目したいです。