goo blog サービス終了のお知らせ 

東京で小旅行!東京のアンテナショップめぐり

日本全国のアンテナショップが東京のおしゃれなエリアに集結!
おのぼりさん気分も味わいながらご紹介いたします。

■アンテナショップの現状を考える

2021年07月12日 | アンテナショップ

アンテナショップのご当地お菓子の検索をしていたら、日本橋の

「奈良まほろば館」が8月10日より新橋で、移転リニューアルオープン

というお知らせを見つけました。

奈良まほろば館は、日本橋のかなり良い場所にあったのですが、

移転先が新橋になっていました。

少し前に群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」も東銀座の

駅前交差点から、銀座7丁目に移転しました。

日本橋が再開発されて、綺麗な街に生まれ変わり、そこの路面に一時期、

アンテナショップがこぞって、集まっていました。

勿論、今でも沢山あります。

しかし、最近、新橋の方にアンテナショップが少し流れている感じがいたします。

 

地価公示価格チェッカーなるもので、中央区の駅地価ランキングを見ることが

出来ます。

1位は、銀座駅で2位が東京駅、3位が銀座一丁目駅、4位が京橋駅、

5位が有楽町駅、6位が日本橋駅、7位が新橋駅となっております。

日本橋駅⇒新橋駅の移動を考えると、地価公示価格6位⇒7位になった

だけですが、実際の地価は、900万円/坪減となります。

これは、家賃を払うとしたら、かなりの減額が可能になります。

 

東京で、アンテナショップを維持していくには、かなりのご苦労がある事が

うかがわれます。

新橋駅には、現在、「とっとり・おかやま新橋館」(鳥取県・岡山県)と

「せとうち旬彩館」(香川県・愛媛県)の2県共同で、運営を行っている

アンテナショップがあります。

奈良県が加わることで、新橋駅地域が賑わってくると良いと思います。

気になっている奈良県のスイーツがあったので、今度訪問してみたいと思います。


■新潟館ネスパス(新潟県アンテナショップ)

2021年07月07日 | アンテナショップ

地下鉄表参道駅 A2出口を出て、少し先の斜めの道を右に入ると、新潟県アンテナショップ

の「新潟館ネスパス」が見えてきます。

外には沢山の、のぼりがはためいています。

会社の帰りに、表参道で乗換えるので、途中下車をしました。

 

1階は、新潟の物産を取扱う新潟食楽園と半分は、和食食堂にいがたの味静香庵です。

食事側には、ロープが張られていたので、閉めているように見えました。

(私が訪れたのが17時30分過ぎでしたので、ランチは営業されているのかもしれません。)

 

数年前に友人と1度訪れたことがありましたが、私の祖父が柏崎出身で、義理姉が長岡出身

という事もあり、新潟県をとても身近に感じていたので、訪問出来て、嬉しかったです。

 

今回、まず自宅で使うお味噌が欲しいというのが、ネスパスに行きたいという、

目的でした。

毎朝、お味噌汁を作っているので、少しでもこだわりたいと探しておりました。

新潟県は、お米が美味しいので、糀とかにもこだわりが強いのではないかという期待をもって。

今回は、シブヤ味噌を購入しました。

※株式会社 渋谷商店(しぶやしょうてん)さんの越後味噌。2021年7月よりネスパスで販売。

 

右上は、味噌を使った、新潟ディップです。(ぶりみそ・牡蠣みそ・豚みそ等)

 

ほかには、「布乃利」(ふのり)という海藻をつなぎに使い、「片木」(へぎ)

と呼ばれる器に盛られる、ご当地名物の「へぎそば」も購入いたしました。

何度も実家で、義理姉が作ってくれてますが、つるんとした、のど越しがとても

良い、美味しいおそばです。

 

ネスパスには、特産品であるお米も売られておりますが、

お米を使ったおせんべいも種類が豊富です。

新潟と言ったら、柿の種は、とても有名ですよね。

何種類もあって、ちょっと珍しい味のものを購入いたしました。(チーズ味と柚子胡椒味)

また、「柿の種ラー油」もあります。

テレビで紹介されているのを見て、興味はありましたが、今回は、購入しませんでした。

 

他には、花豆をご存じでしょうか。赤紫色で端に白いしまのようなものがある、

ソラマメぐらいの大きさのお豆です。

長岡のお赤飯は、花豆が入っている醤油味ベースのものです。

小豆に比べるとかなり粒が大きいので、はじめてみた時は、驚きました!

花豆は、ほろほろ感もあり、癖になります。

 

調味料にも、独特のものがあります。

「かんずり」という発酵食品です。

塩漬けのトウガラシを雪の上にさらしてあくを抜き、柚子や糀(こうじ)

などと混ぜて発酵させたものです。

色々な種類がありました。

今回は、購入を見送りましたが、次回は是非、購入してみようと思います。

下記の写真は、今回の購入品です。

コロナ渦で、アンテナショップに足を運ばれていない方も多いかと思いますが、

旅行にもなかなか行けない感じなので、アンテナショップで、旅行気分を味わえたら、

少し気分転換にもなるかもしれません。

(私は、なりました。)

 

表参道に出かける際には、新潟館ネスパスにも是非、足を運んでいただければと思います。


■アンテナショップ、海外初の試みについて

2021年04月01日 | アンテナショップ

石川県が3か月間、シンガポールの高島屋ショッピングセンター地下2階で、

アンテナショップを開設しているという記事を見つけました。(2019年10月時点)

県産品を販売して、現地消費者の需要動向を探るとともに県の認知度向上を狙うとあります。

 

国内では、銀座に石川県のアンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」がありますが、

3か月間限定とはいえ、海外にアンテナショップを置くというのは、

勇気ある試みだと思います。

実際にどんな反響があったのか、とても気になります。

 

髙島屋ショッピングセンターという集客力の高い場所にアンテナショップを設置することで、

現地消費者に石川の魅力を訴求する。

多様な顧客層に幅広い商品を提案し、売れ筋商品の価格帯などのマーケティングを進め、

県内企業の商品開発・改良にも役立てるとあります。

特に面白いと思ったのが、石川が日本全体の生産量の約99%を占める特産品である

金箔をテーマにしたコーナーを設置し、石川の技術・素材とシンガポールの文化を

融合させたマーライオンの箸置きを販売したらしいのですが、実際に見てみたいです。

日本国内にとどまらず、アジアから見た日本、アジアから見た石川県について、

特産品や伝統文化・技術に対する評価もわかるので、とても興味深いです。

 

実際に石川県は、シンガポールで企業間取引事業として、県産品の販路開拓を進めてきて、

現地の主要な業界関係者とのネットワークを形成できたことから、次の段階として、

企業・消費者間取引への訴求に力を入れることにしたとあります。

 

石川県の魅力を海外で、発信する。

そういった努力に触発された県も出てくるのではないでしょうか。

新たな試みが、新たなモデルケースとして広がるかもしれません。

 

 

 

 

 

 


■「かほくらし」_山形県河北町商工会の取組み

2021年03月23日 | アンテナショップ

・緊急事態宣言下で、アンテナショップを休業した所も沢山ありましたが、宣言解除後に

 客足を回復して、前年同月を上回る売上げを記録しているお店も多かったらしいです。

(情報:地域活性化センター)

・2019年1月に三軒茶屋の国道246号沿いに山形県河北町商工会がアンテナショップ

「かほくらし」をオープンしました。

 河北町は、山形県の中央部にあり、かつては最上川舟運の紅花の集散地として栄え、

 現在は雛とべに花の里で知られています。

・2018年春から山形県河北町商工会で、東京にアンテナショップを開業する計画が

 立ち上がり、そのパートナーを探していたところ、山形食材をテーマにした

 飲食店を展開している狩野氏に白羽の矢が立ち、何度も議論を重ねている中で、

 狩野氏が、オファーを受ける事に至ったそうです。

・オファーを受けた理由は、「出店の決め手は、一言でいえば、“使命感”。

 東京から河北町の魅力を発信することで、生産者の力になりたい。

 地方創生は今回に限らず、当社が掲げているテーマです」と語っています。

「また、商工会によるアンテナショップのモデルケースになりたい。」とも。

・その建物は、築40年ほどの2階建てで、1階には物販店の「雛音(ひなの)」

 2階には飲食店「華音(かのん)」が入っております。

 飲食については、前年比が28%減でしたが、野菜や地酒などの物販は、58%増に

 なっています。(新聞記事より)

・実際に本日(2021.3.23)伺ったところ、残念ですが改装中で、3.31にプレオープンします。

改装されたら、是非伺って、「かほくらし」の商品の写真等を掲載したいと思います。


■小さな村のアンテナショップについて

2021年03月15日 | アンテナショップ

新聞の記事に「七つの小さな村東京薬局店」という見出しの記事がありました。

皆さんは、「小さな村g7」をご存じでしょうか??

北海道、東北、関東、近畿、中国、四国、九州とそれぞれの地域で一番人口の少ない

7つの村を「小さな村g7」と称し、連携・刺激しあうことで互いの価値を高めると

同時に新たな視点から村をみつめなおす活動をしています。

この小さな村g7が、2020年6月にグランデュオ蒲田西館1階のギフトフロアに

「小さな村g7ギフトショップ」(アンテナショップ)をオープンしました。

小さな村7つが共同で、アンテナショップを立ち上げたなんて、素晴らしい試みだと思います。

 

しかし、コロナ渦で、緊急事態宣言が出され、感染拡大などで2か月近くも休業に

追い込まれ、今年に入っても営業できない日が続いたらしいです。

そんな中で、衛生用品需要の高まりで、客足が好調な薬局を「サテライト店」と

位置づけ、各村をPRしている。

薬局の活用は、感染状況に関わらず、集客が見込めると考えたため。

山梨県丹波山村で、事業展開をする会社の系列で「なの花薬局」を運営する札幌市の会社

(アグリマス株式会社)が小さな村g7の活動に理解を示し、2月都内10店舗に売り場を

設けた。

※なの花薬局実施店舗:大泉学園店、大島店、亀戸店、新砂店、カワダ薬局、梅島店、

           大塚店、南千住店、王子駅前店、東伊興店

 

アンテナショップを維持していくにも、都内は、場所代(地代)も高く、

多くの自治体等が苦戦していると思います。

以前、ローソン内に地方都市(旭川市「旭川-41° 四万十+41°」、埼玉県)の

アンテナショップを置いている話をここで、ご紹介しました。

コンビニや薬局は、コロナ渦でも営業に影響を受けないという強さがあり、

そこに目を付けたのは、素晴らしいと思うし、また、活動を理解された「なの花薬局」を

運営されている会社もまた、その心意気が素晴らしいと思います。

 

最近では、キャッシュレス化が進み、銀行のATMが駅そばから無くなり、

その空いたスペースを活用して、パン屋さん等が、出店していると聞きます。

 

小さなスペースを上手に有効活用していく、そんな流れがアンテナショップにも

波及している気がします。