JR品川駅高輪口を出て信号を渡り、エプソンアクアパーク品川に向かう手前の
右側に「あきた美彩館」があります。
ちょうど土曜日に映画を見に品川のプリンスシネマに行ったので、
移動途中に入ってみました。
ここ品川高輪口には、映画館や水族館も隣接していて、休日には沢山の人が集まります。
「あきた美彩館」も賑わっておりました。
入口の前のスペースでは、第2土曜日には、秋田の旬の食材を販売する
マルシェが開かれるようです。
店内に入ると右側の壁一面に秋田を代表する「稲庭うどん」が並んでいます。
入ってすぐ正面には、3種類ぐらいの「いぶりがっこ」が並べられていて、試食もできます。
最近は、おつまみに「いぶりがっこ」を出すお店が増えている気がいたします。
また珍しいところでは、「じゅんさい」も置いてありました。秋田は、生産量日本一だそうです。
休日の込んでいるさなかだったので、直接お店の方にお話を聞く事は出来ませんでした。
それで、「美の国あきたネット」という秋田県公式Webサイトを検索したところ、
あきた美彩館は「地域や県産品等に関する情報を受発信する場として、
秋田県内の市町村、農林商工団体、事業者等の方々にご利用いただけるよう、
店舗および店舗前広場の一部を提供しています。」と掲載されていました。
あきた美彩館に出店するためには申請手続きをする必要があり、それを担っているのが、
秋田県総務部東京事務所企画政策課あきた売込み班ということでした。
やはり、県がバックで支えていて都内の拠点として置いています。
続いて左周りに足を運んでいくと、秋田のお菓子が左の壁側に並んでいました。
色々な 種類のかりんとうやもち米を使ったお菓子なども豊富にありました。
その中でもショップNO1の売上げを誇るごま餅「まち子ねえさんのごま餅」を試食してみました。
中華のゴマ団子を彷彿させますが、より素朴で優しい甘さのお菓子でした。
迷わず、購入いたしました。
お菓子と逆側には、しょっつる・はたはたのから揚げなる佃煮、
比内地鶏のスープなどの食品が並んでいます。
一段上がった奥には、お酒と工芸品が並んでいました。
米どころには美味しい日本酒があると思いますが、ネーミングの楽しいビール「秋田美人」や
ワインなんかもありました。
買い求めるのにも手ごろな小ぶりの瓶の日本酒もたくさんありました。
飲み比べても楽しいかもしれません。
ランキングでみると1位が両関(純米酒)2位が雪の茅舎(純米吟醸)
3位が天寿鳥海山(純米吟醸)でした。
いぶりがっこやハタハタのから揚げなんかをつまみに美味しい日本酒をセットで
購入される方も多いのではないでしょうか。
※毎月第1月曜日から3日間「あきた酒っこフェスタ」が
1,000円で2時間飲み放題で開催されているそうです。
こうして一周、店内のものを試食しながら眺めてみると、素朴だけれど
豊かな日本の食生活が想像できます。
私はきりたんぽを食べたことがないので、食に対しても新たな興味がわき、
HPの「秋田みどころ紹介」でも紹介されているように角館の武家屋敷の町並みも
見てみたいなと思いました。
日本には、まだまだ知らない食べ物や風景があり、アンテナショップに足を運ぶたびに
色々な地域の良さを実感することができ、新たな発見が毎回あります。
奥が深いなと思いました。
※追伸:あきた美彩館のHPの中の「彩ブログ」の中でお店の食材を使った
レシピが紹介されていて、とても参考になります。
■あきた美彩館
オフィシャルサイトhttp://www.akita-bisaikan.jp/