○ららぽーと豊洲「フードストア・あおき」
・前回、大船渡市のアンテナショップ「三陸SUN」について記載しましたが、
今回、商品から市町村がクローズアップされた、商品がまちの宣伝を展開している
ものについて取り上げてみました。
・ららぽーと豊洲に「フードストア・あおき」という伊豆の沼津市を本部として
静岡県東部でおなじみのちょっと高級めのスーパーが東京に進出したという
記事をネットで読みました。
・都内から近いこともあって、休日を利用して伊豆を訪れる機会も多いと思います。
・しかし旅行に行った際は、お土産屋さんには立ち寄りますが、地元のスーパーに
関心を持つことは少ないかと思います。
・一方で、出張で遠隔地に行った際にコンビニなどにちょっと立ち寄る機会は
多いのではないでしょうか。
・最近では、地方のコンビニにご当地の有名なラーメンとか、お菓子が並べられて
いたりするのをよく見かけるようになりました。
これも地域に根ざした食文化を地元の人だけでなく、他県から訪れる人に宣伝しながら
販売しているのだと思います。
・地域に根差したスーパーが都内に進出をしてきて、沼津で人気があるソウルフードの
「のっぽパン」が、ららぽーと豊洲「フードストア・あおき」で販売されていることに
興味を持ちました。
地元では、週末に2~3本をまとめ買いする人が多いそうです。
・「のっぽパン」のパッケージには、沼津市の隣の三島市楽寿園のキリンが子供達に
人気だったことから、キリンのイラストが採用されたというエピソードがあるそうです。
・商品が話題に上がることで、その地域が徐々にクローズアップされていくという形もあります。
ちなみにこの「のっぽパン」は、テレビ番組内で取り上げられて県民遺産に認定された
らしいです。
・シティセールスの手法を考える時に、何か参考になるのではないかと思います。