東京で小旅行!東京のアンテナショップめぐり

日本全国のアンテナショップが東京のおしゃれなエリアに集結!
おのぼりさん気分も味わいながらご紹介いたします。

■いきいき富山館(富山県)

2016年07月25日 | アンテナショップ

有楽町交通会館の地下1階に富山県のアンテナショップ「いきいき富山館」があります。

本日、いきいき富山館で物産アドバイザーをやられている大谷様よりお話を

伺わせていただきました。

「以前は、東京駅の八重洲のビルに富山県のアンテナショップも入っていて、

小さい事務所と少し物販もしていました。

今から14~15年前に銀座界隈でのアンテナショップ の出店がブームになっていました。

富山県も遅かったと思うのですが、出店いたしました。」

 

富山県さんは銀座に出店することについて何かお考えはございましたか。

「富山は、まだ富山ブランドとしてそこまでいってなかったのですが、

富山の発信拠点にしなければならないということと、アンテナショップが銀座には沢山あり、

アンテナショップめぐりが盛んにおこなわれているという視点から、

東京・有楽町・銀座界隈で出店する場所を探していました。」

 

いきいき富山館で働いている方は、富山県出身の方が多いのですか。

「アドバイザーをしている私自身は、富山県出身で、民間出身です。

ここは、富山県が母体でその第3セクターである富山県いきいき物産(株)に委託されています。

また、富山県いきいき物産(株)の本社から一人派遣されて、店長という形になっています。

レジ等で働いている方も富山県にゆかりがあります。」

 

こちらを訪れる世代はいかがですか。

「ふるさと思考が強くなるのは、中高年ではないでしょうか。

今から14年前の設立当初は、県関係者や県人会の方が沢山いらしていましたが、

今はお買い物途中の方とか、この界隈にお勤めしている方がリピーターになっております。

路面店ではなく、地下に出店したことのマイナスをずっと 言われていた

のですが、地下鉄の駅が地下道でつながっているので人の流れがよくなり、

猛暑なので暑いときは皆さん地下に降りてくるし、雨が降っても地下に人が流れてきます。

今は、路面店でなくてはならないことを全く感じなくなりました。」

 

いきいき富山館からのお勧めしたいものは何ですか。

「全部お勧めですが、一番の売りは入口にあるこの実演コーナーです。

現地から生産者に来ていただいて、ご自分の商品の実演試食販売をして

いただいています。

本日は、ユウカメロンの生産農家の方に来ていただいております。

この場所で、生産者の方に首都圏の皆さんとコミュニケーションをとって頂き、

また首都圏のお客様の意見をフィードバックさせる場でもあります。

それを商品開発のヒントに活かせたらと思って、平成18年にリニューアルした際に

このコーナーを設けました。当初、とても画期的な試みでした。

生産者の顔が見えるということで、食への安心感を消費者に与えることが出来ます。

(※普段的には、試食は出しておりません。)」

入口の壁面にもイベントのご案内が貼ってありますね。

「ご利用なさっているお客様が中高年の方が多いので、目で見てイベントのチラシをもらって、

イベントにいってみるという声をよく聞きます。

また、ここを立ち上げる時に首都圏で富山は、まだあまりよく知られていませんでした。

富山と言ったら何を想像なさいますか、イメージは何ですかということを

お聞きしながら、商品の選定をいたしました。

その声を聞くことで、現場の生産者と共に商品開発もいたしました。

現在お店に置いている商品は、常設で650~700品目あります。

富山県の素晴らしい素材を、首都圏のお客様の日常の中に入れ込みたいというのが希望で、

柱となっております。

富山の食材を知って頂くとともに、富山のもつイメージを展開させていただいています。

また、このいきいき富山館のいきいきというのは、新鮮という意味が込められています。」

 

ここで、実際に売れているものは何ですか。

「かまぼことか、富山といえば、マス寿司です。あと氷見の寒ブリです。」

お魚の形をしたかまぼこは、首都圏には無いので珍しいと思います。

「富山では、冠婚葬祭などのお祝い事には、このお魚の形をしたかまぼこが

なくてはならなくて、大きいものを切って、近所の皆さんにお裾分けをする文化があります。

これを「さちのこわけ」と呼んでおります。

このお魚型のかまぼこも首都圏用に富山で販売されているよりも小さく(少人数用)に作られています。

また、昆布の消費量がトップ3に入ります。これは、北前船が通っていた影響です。

昆布が沢山とれるわけではありませんが、前日に残ったお刺身を昆布じめにして食べます。

これは、「もったいない精神」が富山には根付いているからです。

また、かまぼこの中心から外側にも昆布を巻いたものがあります。(昆布巻き)

富山のかまぼこには、板がありません。これも特徴の一つです。

周りが赤い赤巻きと昆布巻きのかまぼこをお正月のおせちに入れます。

「よろこぶ」という意味もあり、こちらの方にもお勧めしております。」

富山の素材を通じて「さちのこわけ」や「もったいない」という日本人らしい

人やものを大切にする精神をここ「いきいき富山館」で、再発見させて

いただいた気がいたします。

皆さんも有楽町にお出かけの際は、「いきいき富山館」で楽しいお話を

聞きながら、富山の幸にふれてみてはいかがでしょうか。

※日本橋富山館も2016年6月にオープンいたしました。

 

■「いきいき富山館」

オフィシャルサイトhttp://toyamakan.jp/about/yurakucho


 


■「食の国 福井館」(福井県)

2016年07月20日 | アンテナショップ

銀座1丁目出口4を出てすぐ手前の角を右に曲がると「食の国 福井館」が見えてきます。

この辺り一帯は、アンテナショップが密集しています。

明るい店内をひと周りしてから、お店の方に声をかけました。

福井館は、2013年4月に銀座にオープンいたしました。 

なぜ銀座に福井館をオープンしたのか、お店の方に聞いてみました。

 

「まず、福井県ビジネス支援センターとして南青山291がつくられて、その支店を出したい

ということで、銀座にオープンいたしました。

銀座にアンテナショップが集まっているので、その相乗効果を期待してつくられたと

聞いています。

ここは、県から委託されていて、福井県庁の中で関わりが最も深いのが、

「ふるさとブランド営業課」だそうです。」

※ふるさとブランド営業課では、ふくいブランド の創造・発信を業務としており、食ブランドの推進と

県産食品の販路拡大や販売促進を行っています。

 

次にここを訪れる方についてお聞きしました。

「平日や夕方は、銀座近辺で働く方やご年配の方が中心です。

土・日曜日は、色々な世代の方が来られます。」

お店の食品売り上げランキングが壁に貼りだされていて、

1位 竹田のあぶらあげ

2位 越前おろしそば

3位 大福あんぱん   になっていました。

お店からのお勧めは何ですかと尋ねたところ

「この時期は、ウニが旬で沢山とれます。そのウニを塩ウニに加工したものが、お勧めです。」

写真を撮らせていただくため、店内をゆっくり見渡すとワンカップや小瓶の日本酒が

沢山並んでいました。

 

また、海産物の缶詰の豊富さ(カニとサバ)が際立っています。

健康長寿県をうたっている福井の食は、豊富な海産物を中心に広がっている気がいたします。

お土産で 福井の銘菓「羽二重餅」を買いました。

このお菓子のパッケージには、福井の公式恐竜ブランドの「ジュラチック」がプリントされています 。

(お店の情報によると、東京ではこのキャラクターがプリントされているものは、

銀座店しか置いていないとのこと です)

 

是非、銀座を訪れる際は、「食の国 福井館」にも足を運んでください。

 

■「食の国 福井館」(福井県)

オフィシャルサイト:http://fukui.291ma.jp/store_2/index.html


 


■あおもり北彩館 東京店(青森県)

2016年07月11日 | アンテナショップ

東京メトロ飯田橋駅B2a出口を上がり、日本歯科大学を過ぎると左側に

青森のアンテナショップ「あおもり北彩館」が現れます。

入口の壁面には青森のねぶたが大きく出ていて、「決め手は青森県産」

というキャッチコピーが掲げられております。

入口の中に入るとお店の方がいらっしゃったので、写真を撮らせて 

いただけるように声をおかけました 。

 

入口の左手には、観光案内スペースがとられていて、沢山の旅行の

パンフレットが並べられていました。

座るスペースもあって、小さな旅行代理店のようなつくりになっています。

入口に「決め手は青森県産」と出ているようにあおもり産品情報サイト

として「青森のうまいものたち」があります。

窓口は、青森県農林水産部総合販売戦略課です。

こちらの業務としては

1.青森県総合販売戦略の進行管理

2.県産品の認知度及び総合イメージ向上の推進

3.マーケティング支援

4.(公式)青森県物産振興協会関係

5.アンテナショップの運営

6.総務関係    

となっており、まさにシティプロモーションの一環として

県がアンテナショップの運営にも携わっていることがわかります。 

「青森のうまいものたち」の中には、「知る」「買う」「調理する」「味わう」

というコンセプトがあって、「知る」の中には、

あおもりの特産品図鑑が載っています。

 

青森と聞いて、まっさきに頭に浮かぶのが「りんご」だと思いますが、

お店の中にもりんごジュースやりんごのお菓子など種類が豊富です。

最近では、「にんにく」も青森の特産だとテレビなどを通じて知りました。

にんにくも梅やお味噌に漬けたものなど食べやすく加工されたものが

豊富です。

熟成黒にんにく「黒の極」があおもり北彩館の売れ筋ランキング1位に

あがっておりました。

店長のお勧めとしては、「山菜にしん」があげられていました。

これは、温めるだけの簡単調理でいただけるそうです。

 

店内を見渡した時に、私がすごく気になったのが「八戸せんべい汁」です。

いったいどのようなものなのでしょうか?

南部せんべいのようなものをお鍋に入れるところまでは想像がつきますが。

左手奥には、海産物のおつまみが並んでいて、なかでもイカが

多いように思われます。(イカも特産品の一つです)

缶詰が多く並んでいると感じたのは、気候が寒く雪も多いところなので、

常備品としての缶詰の需要が高いかもしれないですね。

 

また、変わったところでは、「吊るしネブタ」なる金魚の提灯?

のようなものが飾られていました。(下記※参照)

※ 「ねぶた」の起源は、みそぎの行事「七夕」に行われる「眠り流し」の

灯籠流しに由来するというのが一般的です。

秋の収穫期を前に労働を妨げる睡魔をはらうために行われたとも

言われています。(出典:あおもり教育旅行ガイドより)

金魚ねぶたは、津軽藩の保護を受けつつも、一方では庶民には手の届かない

羨望の対象だった金魚が、やがて「金魚提灯」として登場することになり、

優雅な尾びれをもつ、背びれのない独特な金魚に進化し、現在の「金魚ねぶた」として

広く愛されるようになったとされている。(出典:泰斗社)

 

お店の奥には、イートインコーナー「あおもりカフェ」があって、

リンゴジュースやソフトクリームがいただけます。

(※酸化防止剤を加えない特殊製法のリンゴジュースだそうです。)

また、期間限定で郷土料理・ご当地グルメ等の試食販売なども

開催されているようです。

近所のスーパーでお買い物をするように、いろんな世代の方が

訪れていて、男性の割合も高かった気がします。

(おつまみ的なものが沢山置いてあるのも理由の一つかもしれません。)

 

私は、青森を訪れたことがありませんが、「ねぶた祭り」など興味を

惹かれるものが、沢山あります。

また後で知りましたが、弘前大学が産学連携で確立した、

鮭の鼻軟骨から高純度にプロテオグリカン(肌や関節の軟骨を構成している)

物質を精製する技術を使って作った、サプリメントや飲料などの販売も

「あおもり北彩館」でされています。

まさに青森の広報に一役かっている気がいたしました。

 

ここ北彩館を通じて、青森の地域に根付いている独特の文化や食に

少し触れられた感じがいたしました。

飯田橋の駅からすぐなので、次は「八戸せんべい汁」を購入して、

実際に作ってみたいと思いました。

 

■あおもり北彩館

オフィシャルサイト

http://www.umai-aomori.jp/buy/antenashop/antenashop.phtml


 


アンテナショップ番外編 「千年こうじや 神楽坂店」(八海山アンテナショップ)

2016年07月01日 | アンテナショップ

飯田橋駅を神楽坂下口から出て、神楽坂のメインストリートの坂を登り、

通りを挟んで右手にサークルKがある角を左に曲がって行くと

メイン通りから一本裏の通りに出ます。

そこに「千年こうじや神楽坂店」があります。

うちっぱなしの建物の壁面に木が貼ってある、和モダンなたたずまいです。

お店の前の木のベンチで女性が麹ドリンクを飲みながら話をされています。

一本入った裏の道なのにさすが神楽坂です。

とてもおしゃれで落ち着いた雰囲気を醸し出しております。

当日、女性のお客様で店内は、賑わっておりました。

私も最近、麹を使って料理を作ることが増えたので、訪れる前から興味津々でした。

入口を入るとすぐ右の棚には、塩麹や醤油麹などがところ狭しと

並べられていて、その隣の棚には、暑い夏には特にお勧めの

麹でできている甘酒なども売られております。

(米麹と水だけで作ったものらしく、飲む点滴とか??)

麹は発酵食品なので、体に良いとかなり宣伝をされております。

麹には、旨味成分も豊富でお肉などを柔らかくしたりする成分の酵素や

ビタミンB群が豊富だそうです。また、血圧を下げる効果もあるそうです。

お客様が収まってからお店の方にお話を伺いました。

「ここは、新潟県の魚沼の八海山の酒蔵のアンテナショップです。

東京では、日本橋室町にもあります。八海山の麹を使った商品が主ですが、

魚沼産のお米なども扱っております。」

 

ここのお店は、出来てからどのくらいになりますか。

「4年前に出来ました。最近もテレビで取り上げられて、徐々にお客様を増やしております。」

ここを訪れるのは、どのような世代ですか。

「昼間は、40~60代の女性のお客様で、最近では、夜に近所で働く

サラリーマンがお酒を買いに寄られます。」

奥の壁には、さすがに八海山のアンテナショップだけにお酒が沢山並んでいて、贈答にも使えそうです。

また、お菓子はどういったものがお勧めですか。

「八海山の麹を使ったバームクーヘンやお酒のゼリーなどが人気があります。

あと、麹を使った飴やお煎餅、揚げ餅などもお勧めです。」

色々商品を眺めていると、その一角にカラフルなピクルスの瓶が並んでいて、

とても目を引きます。

また食品だけでなく、化粧品なども置いてあります。

化粧品には八海山の清酒が10%使われているとのことです。

 

私も「トマトの麹だれ」を購入してみました。

白身魚をそのたれに数時間漬け込んで、粉をつけて焼いてみたら

とてもさわやかな旨味のある洋風なソテーが出来ました。

ゆでたブロッコリーや冷ややっこにちょっとかけるだけでも、

とても美味しいです。

他にも「バジルの麹だれ」や「梅の麹だれ」などもありました。

次は、別の味も試してみたいと思いました。

八海山の酒蔵がある新潟県魚沼地方では、厳しい冬を乗り切るために

様々な知恵と工夫で独特の食文化を築いてきました。

その一つが発酵文化で、その豊かな食文化を東京に住む私たちも

「千年こうじや」を通じて、触れることが出来ます。

最近よく感じるのは、豪華な食事をとるのではなく、豊かな食事をする

(手間をおしまない、あえてひと手間をかける)ことが、

より健康な体と心を育てる気がいたします。

(たまには、豪華でも良いのですが…)

 

神楽坂には、こんな素敵なお店があるので、路地裏を探索しつつ

是非足を運んでみてください。

料理の腕も「こうじ」のパワーで少し上がるかもしれませんよ。

 

■千年こうじや神楽坂店

オフィシャルサイト:http://www.sennen-koujiya.jp/shop/kagurazaka