東京で小旅行!東京のアンテナショップめぐり

日本全国のアンテナショップが東京のおしゃれなエリアに集結!
おのぼりさん気分も味わいながらご紹介いたします。

■せとうち旬彩館 (香川県・愛媛県)

2023年06月12日 | アンテナショップ

新橋駅を出て、すぐの所にある「せとうち旬彩館」を再訪いたしました。(4年前に訪問)

10時30分を過ぎた頃、せとうち旬彩館は、既に女性のお客様で、賑わっております。

リピーターの方なのか、「これがあった、これを買わないと!」という声が

あちらこちらから聞こえてきました。

香川・愛媛には、出張で行ったこともあり、お土産で見かけた商品等が沢山並んでいます。

まずは、何回か食べたことがある愛媛の「じゃこ天」に目が留まりました。

何種類もあり、平べったい形のじゃこ天が主流かと思いきや、棒状のじゃこ天(写真中央)が

あったので、お土産に買ってみました。

弾力のある歯ごたえと魚の味がしっかりしていて、美味しかったです。

棚の上の方には、「鯛めしのセット」が並んでいました。これも愛媛の人気料理ですね。

香川を代表する「讃岐うどん」もぎっしり並んでいます。

 

四国は柑橘類が有名で、みかんジュースが棚一面に積まれています。

ゆずのドレッシングやポン酢も種類が豊富です。

小豆島の食べるオリーブオイルやオリーブラー油等、特産のオリーブを使った商品も

沢山あります。

私は、小豆島で炊いたうまいもん「うまいでしょうが」を購入いたしました。

生姜と言えば高知県だと思っていましたが、同じ四国なので沢山取れるのかもしれませんね。

温かいごはんにのせて頂くと、とても美味しいですよ。

 

香川・愛媛の2つの県が、それぞれの魅力を発信しています。

柑橘類が沢山取れるといった共通点もありますが、隣の県なのに、片やうどん文化で、

片や鯛めしが有名で、食文化は少し違っています。そこも面白いところだと思います。

せとうち旬彩館という一つの箱なので、費用負担は、1/2になるメリットがあり、

宣伝効果は、2倍になりますね。デメリットが見つからないです。

アンテナショップの運営方法は、1県で行う方法・他県と一緒に行う方法・

集客プラン(イベント)で他県とつながる方法、やり方はさまざまだと思います。

宣伝方法もHP掲載や実際にお店にチラシを置いて配ったり、SNSで情報発信したり、

色々、試行錯誤をされていると思います。

アンテナショップ(県)という枠をこえた協力体制は、これからますます重要になって

くるかもしれません。

コロナで集客に大変な時期もあったと思いますが、せとうち旬彩館は、いつ来てもにぎやかで

楽しく感じる空間だと思います。

また、再再訪したいと思っています。


■奈良まほろば館 (奈良県)

2023年06月08日 | アンテナショップ

日本橋にあった「奈良まほろば館」が2021年に新橋に移転リニューアルオープン

されました!

メトロ銀座線の新橋駅1番出口から程近くに、かなり広いスペースで「奈良まほろば館」

があります。入口の赤い暖簾が目印です。

以前、日本橋の「奈良まほろば館」を訪れた時は、物産を展開するショップのみだった

と思います。ここ新橋では、レストランが併設されています。

日本橋から移転されたアンテナショップを2件続けて、紹介しているのですが、

調べたところ、日本橋の地代は、新橋の2倍以上するようです。

こういった背景もあり、日比谷の開発もあって、隣接している新橋の方に

アンテナショップが移転したのではないかという推測です。(あくまでも)

 

11時オープンで、そこに着いたのが30分くらい前だったので、

今回は外観を撮影させていただきました。

ガラス越しに朝礼をおこなっている、中の様子もうかがえました。

入口横には、公式キャラクターの遷都くんがお出迎えしてくれています。

 

アンテナショップの入口とは別に、建物の角を曲がった所に階段があって、

2階にはレストラン「TOKi」があります。白い素敵な看板が目印に

なっています。

奈良の生産者と連携して、季節に合わせた料理が地酒とともに食べられる

ようです。

私は、奈良県の料理でぱっと浮かぶのは「柿の葉寿司」と「素麺」です。

奈良の文化や個性を感じられるような料理に出会える機会になるとよいですね。

 

まだ知らない奈良の魅力が、食や物産を通じて、新橋から発信されます!

次は、アンテナショップの中を拝見して、紹介したいと思います。


■日比谷 しまね館 (島根県)

2023年06月07日 | アンテナショップ

日本橋にあった「にほんばし島根館」(写真上)が、今年4月に日比谷シャンテ内B1に

「日比谷しまね館」(写真下)として、移転オープンされました‼

   

私は、今から8年前にアンテナショップブログを書きだした初期のスタートが、日本橋にある

アンテナショップだったので、とても感慨深い気持ちです。(下記掲載)

https://blog.goo.ne.jp/ias_antenna2015/m/201507

8年前は日本橋ではコレド室町等が再開発されており、アンテナショップが

沢山軒をつらねていました。

当時、島根県東京事務所の館長さん(朝田さん)に島根の魅力を沢山お伺い

いたしました。

私も島根県についてほぼ何も知らなかったので、館長さんから丁寧に

島根県の魅力についてお話をして頂きました。

実際、島根県のアンテナショップを東京に出す前にアンケート調査を行なったら、

島根県がどこにあるのかもわからない人が関東には、沢山いたそうです。

そして、その頃テニスで錦織圭選手が活躍をされていて、

「のどぐろが食べたい!」と取材に答えたそうで。

当時、錦織効果は大きく、冷凍庫ののどぐろが沢山、アンテナショップで売れたそうです。

 

移転先では、日比谷ミッドタウンが再開発されて、隣接する様に日比谷シャンテがあって、

その目の前には、公開空地?なのか公園のように開けた気持ちの良い

緑の場所が広がっています。

周りにカフェや劇場が沢山あるので、人の往来もとても盛んです。

エスカレーターで地下1階に降りて、振り向いた奥のスペースが「日比谷しまね館」

になっています。

広々としていて、向かって右側に島根県の観光案内のスペースがあります。

 

綺麗に商品が陳列されている中に、神棚にあげるような飾りの独特な工芸品が

あって、目を引きました。(木と和紙の組み合わせが素晴らしいです)

さすが、神の国ですね。

 

あとは、イートインスペースが奥にあるようで、「のどぐろ丼」の看板がありました。

 

日比谷シャンテには、お買物をするゾーンや食事をするゾーンがあって、

年配の女性の方がランチの待ち合せを入口でされてました。

食事の後にアンテナショップがあったら、ちょっと覗いていかれるのではないでしょうか。

人が回遊する空間は、アンテナショップに強く影響すると思います。

移転先は、とても良い場所を選んだと思います。

ますます、島根館が賑わうことを願って!


■日比谷okuroji(岐阜アンテナショップと新潟セレクトショップ)

2023年06月06日 | アンテナショップ

鹿児島遊楽館におじゃまをした帰り、日比谷okurojiにある岐阜のアンテナショップ

岐阜トーキョー(H03)とセレクトショップ新潟100(H05)というお店を

見に行きました。

日比谷から新橋に向かう高架下にオープンした日比谷okurojiです。

(下記地図の赤丸に位置しています。北がJR有楽町駅、南に向かうとJR新橋駅)

 

オープンが11時で、開店間際の準備をしている最中でした、、、ので

入るのをためらってしまいました。

夕飯時や週末に出かけたら、okuroji内のレストラン等も賑わっていて、

中に入りやすいのかもしれません。

申し訳ありませんが、今回は外観のみを撮影してきました。

岐阜トーキョーも非常に綺麗なお店で、商品がきれいに陳列されているのが、

外からもガラス越しにわかります。

新潟100の方は、角打ちが出来るようで、体験型のセレクトショップを

うたい文句に宣伝看板等も置いてありました。

どちらもとてもきれいなお店で、高架下の空きスペースを利用して、

こんなお洒落なお店があるとは、驚きでした。

日比谷okurojiは、高架下の真ん中が通路になっていて、両サイドにレストランや

雑貨屋さん、洋服屋さん、和菓子屋さん、傘屋さんなど、多種多様なお店が並んでいます。

ターミナル駅の地下街に入ったようなイメージです。

(私は、福岡の地下街を思い出しました)

日比谷から新橋にかけて、散歩をしながらお店を散策するのも楽しいと思います。

高架下なので、雨が降っても濡れないメリットがあります。

今度は、是非中に入ってお伝えしたいと思います。


■鹿児島遊楽館(鹿児島県のアンテナショップ)

2023年06月01日 | アンテナショップ

鹿児島の遊楽館に本日(6月1日)お邪魔しました。

10時を少し過ぎた頃でしたが、アンテナショップは既に女性客で賑わっておりました。

1階は、食品を販売されている「さつまいもの館」です。

入口を入ると正面に鹿児島名物「さつま揚げ」を販売しているコーナーがあります。

沢山の種類があり、オンライン購入可と書いてあります。

さつま揚げは、箱ぎっしりのイメージでしたが、少人数でも食べやすいパックも何種類かあり、

私は、スタッフ一押しの「夏の旬パック」(7枚)をお土産に購入いたしました。

鹿児島県は、お茶の生産も盛んで知覧茶が有名ですが、お茶のコーナーもとても充実しております。

又、温暖な気候、水はけの良いミネラルを豊富に含む火山灰土壌なので、

サツマイモの栽培に適しています。サツマイモを使ったお菓子も豊富です。

あと有名なのは、何と言っても黒豚ですね。

2階のレストラン「遊食豚いちにぃさん」でも黒豚を使ったお料理が食べられますが、

1階では、温めれば食べられる「黒豚の角煮」「とんこつ味噌煮」等もあり、

手軽さが魅力だと思います。

会社には、「かるかん」をお土産にして、エレベーターで3階の「鹿児島ブランドショップ」へ

3階の鹿児島ブランドショップには、鹿児島を代表する工芸品の展示・販売をおこなっています。

西郷さんの像がお出迎えです。

中に入って右奥に、私の目をまず引いたのは、ガラスのショーケースに並べられた

薩摩切子のグラスです。

色も鮮やかでとても美しいのですが、カットされた模様も素敵で、キラキラ輝いていました。

こういうグラスでお酒をいただいたら、さぞかし美味しいのでしょう。

 

焼き物は、あまり詳しくはないので、担当者の方から白薩摩・黒薩摩という焼き物も

有名ですと教わりました。白薩摩には白い陶体に繊細な花の絵が描かれていて、上品な印象です。

黒薩摩は、漆黒の光沢が特徴的で独特の風合いがあります。

江戸時代、錫が沢山取れて財源となっていたそうです。こちらもガラスのケースの中に

茶筒や花瓶が並んでいました。錫の銀色が素敵だと思います。

あとは、種子島から鉄砲が伝わった影響で、刃物も有名だそうです。(種子鋏・種子包丁)

鹿児島の方は、焼酎のお湯割りではなく、焼酎そのものを温めて飲む文化があるみたいで、

その焼酎を火にかける為の土瓶 (千代香)というものがあります。これもなかなか素敵です。

 

今年28周年を迎えて、島根県(3周年)と鹿児島県のアンテナショップが生誕コラボをしています。

アンテナショップが、コロナの影響を受けて、運営・維持が難しくなってきていて、

銀座離れがおきているようです。

今回、鹿児島県のアンテナショップを訪れて、活気と笑顔が店内にあふれていて、

とても嬉しく思いました。

故郷を懐かしむ方、リピーターが多いのでしょうか、それとも品数の充実でしょうか。

2階にレストランを併設することで、いったんお店の商品を見せて、

食事をしたら帰りにこれ買おうとか、、、長くアンテナショップを続けていけるヒントが、

ここにあるのではないでしょうか。

突然の訪問に対応して頂いた、東京事務所の方、丁寧に説明をして頂いた

売り場の担当者の方々、本当にありがとうございました。