宗葉の、チョイト思う事。言いたい事。

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●何に付け上手に成る為に!

2012-04-27 12:40:21 | 好学庵日記
上手になる為には

私は歳の節目に師に付いての習い事を始める事にして来た。その理由としては「本物」の世界を味わいたいと思う気持ちからだったと思い出される。
50歳で居合道、60歳で茶道と、10年一区切りとして行なえば其れ也に出来てくる物と実感している。それで今度は70歳からの手習いに、何が良いかを考えるに、体も動きのある物は無理が生じて来ている昨今、まだ長く続ける事が出来るもの、運動系、教養系、とやって来た中で音系は聞く方はやって来ていたが、自分で鳴らす事の魅力を未だ体験していない。40代の初めにピアノ曲が好きで個人レッスンでピアノを始めたが全然上手く成らなかった経験がある。今思うに先生に大変失礼な事してしまったと悔やまれる。しかし、ピアノは上手く成らなかったが、身体の中にリズム感が生じたのか、その頃出品した絵をみて「切れの良い物になって来た」と仲間の批評を受けた。そんな訳で、音楽の影響は面白い物と実感している。他にも、私が絵を描く時はジャズをガンガン鳴らしながら描く癖を持っているのだがある時、「これはお前の絵では無いみたいだ」と仲間から指摘された事があった。考えてみたらその時はクラシックを聴きながらの制作だった。ジャズとクラシックの時では絵の感じが変わるみたいで、特に抽象画には言えるのではないだろうか。
いろいろ思案の結果、笛を習おうと決めた。道具の価格は馬鹿高くなく、持ち運びに楽、難しそうで挑戦しがいがあるし、稽古も手軽に出来そうだ!そんな訳で道新カルチャーの山口流篠笛の講座を受講する事になる。
ここから本題になるのだが、講師の先生にある時、「上手に成るにはどうしますか?」と言う問いを投げかけられた。その時私は「人より少しでも長く吹く事だ」と答えた。確かにそうなのだとは思うが何故か何処か気持ちに引っかかる処があり息子(今年新社会人で、少林寺拳法、合気道有段者)にも同じ問いをしてみたら「その物が本当に好きだかどうかだと思う」と言う返事が返って来た。「お主、なかなかやってくれるな~」と正直息子の成長ぶりを感じ嬉しく思ったものだった。それで時間を掛けて自分也にもう一度深く考えてみたのがこれだ!
1-その物が好きなのかどうか?
  ①ただの好きに留まらず、本当に大好きなのかどうかを即決!即行動!
2-何をしたら良いのかを探す
  ①発表会に参加など、大きな目標を持ち、何事もチャレンジしなければ   
  成長は無い。自分一人の世界ではなく他人の目に触れる様に。
  ②失敗してもそれが今の自分の実力と割り切る。それ以上でもないし、それ    
  以下でもない。
  ③負けたくない気持ちを大切に!ただヘラヘラやっていたのでは無駄。      
3-どうすれば良いかを考える
  ①技術は少しでも長い時間を稽古に当てる
  ②「なぜ?どうして?」と理論的に考え、工夫する。
  ③他人の意見をよく聞く耳を持つ 頑固は駄目!
  ④同じものを何度も繰り返すのの良いが、今の自分のレベルより少し上の物  
  に挑戦!

まだまだ他にもあるとは思いますがこの事を頭に入れやっていれば其れ也に満足した結果が生じると思います。 
ーーーーーが、
而してその上となると、その人の生まれながらのセンス!これはどうしょうも無い。
  

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