どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

花盛り

2012-05-12 01:40:20 | インポート
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今年の春は一気に来たという感じ。イマサラ二輪草が咲いている。自然というのはちょっとした所で変化するのだと解る年でもある。



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アミガサユリだが、この岩手大学植物園ではどうも震災の影響のように思われる。草刈りの時期がズレたのだ。いつもは開花期を過ぎてから草刈りだったのが、開花期前に草刈りをしていたようなのだ。別な場所では、草刈りの時期が大幅に遅れて野良チューリップの球根が大きくなったようで、良く咲いている。



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地味な花だが、サギゴケも咲いている。



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スミレの仲間の同定はムツカシイ。タチツボスミレではなく外来種のようだ。Violaceae sororarlaかな?


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マイズルソウも花盛り。


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前に群落の写真をみせた、ムラサキケマンの花。地味な花だがあの群落は相当のインパクトだ。オオイヌノフグリも大きな群落を作るが、地面に青い星がキラキラ光るようできれいだ。


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ちょっと変わり種で、コバンソウ。枯れた時に種を入れていたさやが割れ、小判型の薄い膜だけがさやにのこる姿を見立てて言う。リナリアともいう。
昔ド根性大根という、アスファルトの隙間に大根が生えたのがもてはやされた事があった。まあこれはダイコンの種子が比較的小さく丸い事と、休眠性が弱い事からあり得る事なのだ。このリナリアは種子が扁平で5ミリくらいある大型の種子だ。よくぞこの隙間に辿り着いたと思う。もしかするとリナリアの種子が休眠性の深いことが辿り着けた理由なのかもしれない。ダイコンだとすぐに発芽してしまうが、リナリアは寒さに当たらないと発芽しない。しかも三年くらいは発芽しない物もあるようだ。
しかも完全2年草。なので夏にタネを撒いて、春に発芽し成長して、よく春開花するまあ良く生き残ったものだ。




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ということで近所のド根性ミヤマオダマキ。根っこが太い植物ほど逆境に強いようです。



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そろそろチューリップも終わりです。
今年の夏は猛暑が予想されています。ただこのところとても寒いのがどうなるのか。ありがたい事に、寒くても霜は降りそうにないのが、今の所です。


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