goo blog サービス終了のお知らせ 

どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

青い花を探すはずが2

2012-07-16 20:35:30 | インポート
Dsc_3551


またしてもクレマチスです。青い花に戻すべくがんばっています。



Dsc_3580


サギゴケの花。まだ残っていました。


Dsc_3586


ここでヘビイチゴの花。



Dsc_3588


これぞ青い花。キュウリグサの花です。1ミリ程度でしょうか。



Dsc_3589


ジシバリという花。華奢な花なのですが、根がガッチリと固く、手強い雑草です。



Dsc_3615


オウシュウヤマゴボウの花。オシベが青紫なのでかなり強引に青い花と。


Dsc_3624


また出た。キクイモ。キクイモかもしれない、キクイモなのか?



Dsc_3639


タチイヌノフグリの花。青いですね。2ミリあるかどうかの小さな花です。



Dsc_3654


たぶんキツネノボタン。


Dsc_3891


ネコです。この時点で3時間は軽くオーバー。迷走を深めています。


Dsc_5382


そして3日目に持ち込みましたが、のっけから青い花じゃない。セキチクの仲間。品種名はブラック&ホワイトミンストレル。食べられます。


Dsc_5384


ガイラルディア・アリゾナサンという花。和名はてんにんぎく。



Dsc_5385


ナデシコ科の植物、リクニス・モルテンラバ。


Dsc_6418


コレオプシスです。和名ははるしゃぎく。もう完全に当初の目標は消えています。


Dsc_6421


ようやく見つけた青い花。ニゲラです。和名はくろたねそう。種が黒いからこの名前。



Dsc_6422


きんろばいです。公共施設の植え込みにしては珍しい植栽です。建設当時はやっていたのでしょうか。
公共施設の植栽には明らかに流行があります。例えばポプラが流行って、ヒマラヤシーダがはやってみたいな感じです。前に出たピペリカムも最近流行していましたが、ここの所新たな植栽は少ないようです。
結局売り出し中の植物があって、人気が出て来て生産量も増えてオネダンが御手頃になった時に公共施設で流行するが、そうなるとどこにでもある植物になって流行は廃れて使われなくなり、生産量が減り流通しなくなるといった図式のようです。


Dsc_6423


ヒナゲシです。思いっきりのクリムゾン・レッドを探してみました。しかしケシの赤ほど赤いものも滅多にありません。


Dsc_6424


ようやく青い花。花菖蒲です。江戸時代、肥後藩で花菖蒲の品種改良が進みました。なぜかと言えば戦争の無くなった江戸時代、戦士である武士の意味が薄れてしまったのです。大幅にヒマになりました。しかし家臣団のリストラはなかなか出来るものではありません。そこで道を極めて奉公するみたいな方向に進んでゆきます。当然武道もありますが、園芸も奨励されていました。
変わった花や、更に美しい花を育成できればお殿様に献上したりして、覚えてもらう事も出来ます。藩でもそれを江戸に持って行ったりして名声を得る事も出来たでしょう。特に肥後藩では花菖蒲と椿の品種改良が進みました。
なおこの江戸中期に、日本の農学が革新的に進歩します。現在の有機農業の中にそれが残っています。



Dsc_6429


これはストレプトカーパスです。


Dsc_7087


花ではないのですが、コノテガシワという針葉樹の実。植物でシアンブルーと言う色はのはこの辺りだろうか。



Dsc_7374


これはスペアミント。ミント類は簡単に交雑するので何がなんだか解りません。



Dsc_7382


一般的にはソバナという花になりそうなのですが、外来種の可能性があります。アデノフォラと曖昧に言った方が正確だと思います。


Dsc_8119


のあざみでしょうか。アザミの類いも分類がめんどくさいものです。前回ヤギの放牧地で生き残っている植物がいると言いましたが、このアザミ類も残っていました。



Dsc_8813


さて青と言えば、アジサイです。しかしこの花は赤いです。多分紅と言う品種。わりと古くからある品種です。咲き始めはマゼンタピンクですが、この後どんどん赤くなってゆきます。



Dsc_8814


これは品種は解りません。白に咲いて青くなる花です。


Dsc_8816


これは近所のガクアジサイ。アジサイは土中のカルシウム濃度で色が変わります。とはいえ園芸品種が多いので、イロイロです。
元は海岸近くに生えるガクアジサイと、山に生えるヤマアジサイの混合から、江戸時代様々な品種が生まれました。これらが海外に渡ってまた改良されて、それが日本に戻って来てと言った具合でかなりの変種があります。


Dsc_8818


タマアジサイです。これはガクアジサイからの変種ですが何とも言えません。ガクアジサイは海岸の植物なので、水を確保するために光沢のある葉っぱです。ヤマアジサイは山の湿度の高い所に生えるので、葉っぱに光沢がありません。



Dsc_8819


これは古典的なアジサイ。葉っぱに斑がはいっています。ずいぶん前に流行したものですが現在そんなに多くありません。庭に対する日本人の好みですが、必ずしも花を愛でると言うものではなかったようです。こういった斑入りの葉とか、花が無い時期でも庭のアクセントになる木を好んでいたように思えます。花も緑に対して濃度を揃えるという感じで、椿とかが愛されていたようです。
最近庭の広い家など早々作れないので、こういった斑入りの植物が流行っています。


Dsc_0338


アジサイつながりで、ノリウツギ。北海道ではサビタと言うようです。


Dsc_0330


ミソハギの花です。倒れていたので変な感じです。



Dsc_0333


ヌスビトハギの花です。あの種がズボンについて来てヤナヤツです。とはいえ盗人剥ぎとまた違う感じになります。


Dsc_0331


オオハンゴウソウの花です。反魂草ですからすごい名前です。



Dsc_0332


ジャノヒゲと言う植物。林床が明るくなっていました。


Dsc_0343


アケビが青い実をつけています。駅まで15分です。


Dsc_0334


ヤブカンゾウの花が咲いています。これも食べられます。


Dsc_0341


ところで現在我が家で、絶滅指定の植物があります。それがヤブガラシ。これはその花です。
この植物なのですが、まず鳥が食べる実をつけます。これで広がるのですが、広がった先では根から広がります。つる性の植物なのでつるで立ち上って、それこそ薮から木を覆い尽くしてからしてしまいます。
そこで除草材のグリホサート製剤なのです。これは植物中のグルタミン酸の生産を阻害するアミノ酸で、特に根に効きます。そして動物には塩よりも安全な農薬なのです。しかしどうもこのヤブガラシはグリホサートに対して根まで届かないうちに上体が枯れてしまうようなのです。
それでは根を全部取り除けばいいのではないのか。そうです。しかし根の少しの断片でもまた発芽してきます。
骨折中にはびこらせてしまったので、現在対策中です。

さてこの植物シリーズですが、実は写真を正方形にした方がブログでは最適なのではないのかと考えて実験しています。写真を撮るとき、そのカメラのフォーマットにそって横とか縦で撮影しますが、ブログだと横に統一とかでないと煩わしい感じがしていました。正方形なら何とかなると思って実験しています。
あと今のデジカメのAPS-Cやハイビジョンの横長なフォーマットって以外と使いにくい。というか私はこのフォーマットが嫌いだった。もしかすると今後正方形フォーマットを使うかもしれません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。