盛岡は演劇の盛んな街なのは前にも書きましたが、八時からの芝居小屋という企画があります。仕事帰りでも芝居が見れる時間帯に上演して、時間も1時間前後、長くても1時間半までで終わるようになっています。
ずいぶん長く続いている企画なのです。12月21から23日まで沼邉茂希作の「サンタクロースはいる・いない・こない」が上演されます。これのゲネプロを撮影してきました。
沼邉君のこの本なのですが、岩手大学劇団かっぱにいた頃、冬期公演のために書き下ろされたものです。盛岡でも一度上演された本が再演されるのはわりと珍しい事なのですが、学生の本で再演は極めて珍しいものです。これで沼邉君は「レジェンド・オブ・ジャパン」に次いで二作再演された、かなり珍しい例になりそうです。
中身は、極めてオバカです。元々がそうなのですが、この再演では社会人がかなり入ってますので、深みが加わった分更にオバカになっています。この公演ではキャスティングがかなり優れています。それが物理的に濃厚に舞台上に展開しています。まず見応えは十分です。
震災・原発・ユーロ含む社会経済状況・北朝鮮問題などで疲れた心には、ピッタリかもしれません。
詳しくはhttp://8siba.com/modules/pico/index.php?content_id=7こちらまで。
本公演での注意点があるとすれば、客席と舞台が近すぎる事でしょうか。かなりの迫力です。特にオカマサンタがすごいです。
あと八芝としてはちょっと長い芝居です。ご注意ください。
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