先にくまモンを出してしまった。最近私の視覚の中に入って来たのだが、一発で好きになってしマッた。かわいいというならひこニャンの方が可愛い。しかしくまモンははっきり言って不気味だ。不気味だったらせんとくんの上をいくキャラはなかなかいない。
しかしこうしたご当地キャラを収集して、面白いと感じて「ゆるキャラ」と言う言葉を作って、一気に全国発信したみうらじゅんに感心する。「マイブーム」「いやげもの」等の言葉を作り出し、それこそブームを作ってしまった。「ゆるキャラ」はその中でも最高傑作だろう。なにしろすべての自治体を巻き込んでしまったのだから。
もともと自治体は何かに付けて、マスコットキャラを作って来た。だが使い方がよくわかっていなかった。せいぜいイベントの時に風船を渡す役とか、「子供向け」だったのだ。
それが多分「せんとくん」あたりからだろうか、あまりもの不気味さでネット上で話題になり全国区になってしまった。そして「キモカワイイ」とか言われるようになって、そのうち見慣れて来たのか「カワイイ」になってきた。そうするとキャラとしてどうあるべきかと、キャラに人格をもたせなければ行けないとなった。そのほうがキャラに親しみがますからだ。もうゆるキャラは子供のためのものではなく、大人の物に変化していたのだ。
そこでツイッターとかブログに結びついてゆく。そのなかで長万部の「まんべくん」の炎上マーケティングの手法とか、試行錯誤で様々な手法が出て来たと思う。
くまモンはその中で最高傑作だと思うのは、最初から全部を含んで設計されたと言う事だ。もうマーケティングそのもの。子供向けのかわいらしさと、大人の感じるかわいらしさが混在し、更に実は熊の微妙な怖さ、熊本は強いぞ!みたいなニュアンスを含んでいる。
極初期に不安定な運用があったが、著作権を熊本県が買って以降、破竹の勢いで展開している。これも熊本県庁がじっくりと育て上げたからだとも言われているが、最初のコンセプトが全く違うものだったのが大きい。
例えはよくないが、NHKの「みんなのうた」の「だんご三兄弟」みたいな作り込みがある。「だんご三兄弟」なんて不況にタンゴがあうと言うところから、子供好みの駄洒落、お母さんが憧れる子供の数、そして仲のいい兄弟、なんとなく明日があるさみたいな能天気もよかった。ヒットするべくしてヒットした曲だった。

さて私が気になるキャラ、定義にはあわないがゆるキャラといってもいいだろう、エネオスのエネゴリがある。
エネゴリは企業のキャラなので、最初からやっぱり作り込みがあるはずなのだが、どうも無さそうだ。単純なイメージマスコットキャラになっている。ちょっともったいない。
企業のキャラなので、求められる要素は多い。特に重要なのは、一番見るのが従業員だということだ。これは本当に大きい。ガソリンスタンドのあの男ばかりの過酷な労働環境の中で、信頼とか信用とか安心を発信しろと、エネゴリは言っているように感じる。ゴリラみたいにつよくあれ、そんな所だろうか。
そして顧客向けに大きいのが、エネゴリを見た後にガススタの店員をみると、なぜか可愛く見えてくるのだ。
なんというか、ガテン系のサービス業なので妙に体格のいい人がおおいのか、エネゴリと姿が重なってくるのだ。特に今は冬で着膨れている店員だらけなので更にそうだ。
もちろん若いイケメンの店員には、重ならず、エネゴリは引き立て役になっているように見える。その前に、そのまんまエネゴリみたいな店員がいる。
そうエネゴリは、ガススタ店員のイメージそのものなのだ。

しかし残念な事に、キャラがブレまくっている。店頭展開では男臭さ全開で、カードの宣伝ではチョイ悪の雰囲気も醸し出している。しかしテレビコマーシャルでは単なるゴリラになっている。ウホウホ言っている所がもうすでにアウト。胸を叩くって、あれは威嚇の意味だよ。客を威嚇してどうすんのよ。
アニメーションは子供向け。多分幼稚園児向け。指人形バージョン(出来はいいと思うのだが)はイマドキの小学生がこれ見て喜ぶか?と言う内容。
実は店舗展開でもエネゴリを前面に出している店と、そうでない店がある。店長の趣味なのだろうが、愛されては無さそうだ。この時点でキャラとして役目を果たしていない。店員向けのメッセージもあるからだ。
多分なのだが、キャラデザインから本当は相当作り込まれたものだったと思う。ただ役員会を通るたびにタメダシをくらってどんどんつまらないものになったのだと思う。そういったニュアンスをかなり感じるキャラだ。
まあJXですから。お固い会社です。
私だったら?少なくともテレビコマーシャルだと、エネゴリしかいないガススタにやってきた女性が、最初はビックリしながら、エネゴリが丁寧でジェントルなサービスで客を送り出すといったのを考えるが。もちろん言葉はしゃべってもらう。ウホウホでは全くキャラの意味がない。まあよくあるパターンだが。逆もあるな、全国のエネオスからエネゴリに似た店員を集めて、エネゴリがガソリン入れにくるとかもある。
もったいないキャラだ。

とは言ってもキャラの消費のされ方が変わって来ている。このナメコなんて一番いい例だと思う。2ちゃんから出たと思ったが、これって男のアレだったはず。それがだキャラとして独立して、なんか女の子がカワイイーとか言っている。人形を集めている子を見た時にはビックリした。そしてこうしてお菓子になって売られているのを見ると、複雑な気分になる。
さてエネゴリもどうゆう消費のされ方をするのだろうか。多分ウホ!の方向だろうか。もうウホウホ言ってるし。
しかしこうしたご当地キャラを収集して、面白いと感じて「ゆるキャラ」と言う言葉を作って、一気に全国発信したみうらじゅんに感心する。「マイブーム」「いやげもの」等の言葉を作り出し、それこそブームを作ってしまった。「ゆるキャラ」はその中でも最高傑作だろう。なにしろすべての自治体を巻き込んでしまったのだから。
もともと自治体は何かに付けて、マスコットキャラを作って来た。だが使い方がよくわかっていなかった。せいぜいイベントの時に風船を渡す役とか、「子供向け」だったのだ。
それが多分「せんとくん」あたりからだろうか、あまりもの不気味さでネット上で話題になり全国区になってしまった。そして「キモカワイイ」とか言われるようになって、そのうち見慣れて来たのか「カワイイ」になってきた。そうするとキャラとしてどうあるべきかと、キャラに人格をもたせなければ行けないとなった。そのほうがキャラに親しみがますからだ。もうゆるキャラは子供のためのものではなく、大人の物に変化していたのだ。
そこでツイッターとかブログに結びついてゆく。そのなかで長万部の「まんべくん」の炎上マーケティングの手法とか、試行錯誤で様々な手法が出て来たと思う。
くまモンはその中で最高傑作だと思うのは、最初から全部を含んで設計されたと言う事だ。もうマーケティングそのもの。子供向けのかわいらしさと、大人の感じるかわいらしさが混在し、更に実は熊の微妙な怖さ、熊本は強いぞ!みたいなニュアンスを含んでいる。
極初期に不安定な運用があったが、著作権を熊本県が買って以降、破竹の勢いで展開している。これも熊本県庁がじっくりと育て上げたからだとも言われているが、最初のコンセプトが全く違うものだったのが大きい。
例えはよくないが、NHKの「みんなのうた」の「だんご三兄弟」みたいな作り込みがある。「だんご三兄弟」なんて不況にタンゴがあうと言うところから、子供好みの駄洒落、お母さんが憧れる子供の数、そして仲のいい兄弟、なんとなく明日があるさみたいな能天気もよかった。ヒットするべくしてヒットした曲だった。

さて私が気になるキャラ、定義にはあわないがゆるキャラといってもいいだろう、エネオスのエネゴリがある。
エネゴリは企業のキャラなので、最初からやっぱり作り込みがあるはずなのだが、どうも無さそうだ。単純なイメージマスコットキャラになっている。ちょっともったいない。
企業のキャラなので、求められる要素は多い。特に重要なのは、一番見るのが従業員だということだ。これは本当に大きい。ガソリンスタンドのあの男ばかりの過酷な労働環境の中で、信頼とか信用とか安心を発信しろと、エネゴリは言っているように感じる。ゴリラみたいにつよくあれ、そんな所だろうか。
そして顧客向けに大きいのが、エネゴリを見た後にガススタの店員をみると、なぜか可愛く見えてくるのだ。
なんというか、ガテン系のサービス業なので妙に体格のいい人がおおいのか、エネゴリと姿が重なってくるのだ。特に今は冬で着膨れている店員だらけなので更にそうだ。
もちろん若いイケメンの店員には、重ならず、エネゴリは引き立て役になっているように見える。その前に、そのまんまエネゴリみたいな店員がいる。
そうエネゴリは、ガススタ店員のイメージそのものなのだ。

しかし残念な事に、キャラがブレまくっている。店頭展開では男臭さ全開で、カードの宣伝ではチョイ悪の雰囲気も醸し出している。しかしテレビコマーシャルでは単なるゴリラになっている。ウホウホ言っている所がもうすでにアウト。胸を叩くって、あれは威嚇の意味だよ。客を威嚇してどうすんのよ。
アニメーションは子供向け。多分幼稚園児向け。指人形バージョン(出来はいいと思うのだが)はイマドキの小学生がこれ見て喜ぶか?と言う内容。
実は店舗展開でもエネゴリを前面に出している店と、そうでない店がある。店長の趣味なのだろうが、愛されては無さそうだ。この時点でキャラとして役目を果たしていない。店員向けのメッセージもあるからだ。
多分なのだが、キャラデザインから本当は相当作り込まれたものだったと思う。ただ役員会を通るたびにタメダシをくらってどんどんつまらないものになったのだと思う。そういったニュアンスをかなり感じるキャラだ。
まあJXですから。お固い会社です。
私だったら?少なくともテレビコマーシャルだと、エネゴリしかいないガススタにやってきた女性が、最初はビックリしながら、エネゴリが丁寧でジェントルなサービスで客を送り出すといったのを考えるが。もちろん言葉はしゃべってもらう。ウホウホでは全くキャラの意味がない。まあよくあるパターンだが。逆もあるな、全国のエネオスからエネゴリに似た店員を集めて、エネゴリがガソリン入れにくるとかもある。
もったいないキャラだ。

とは言ってもキャラの消費のされ方が変わって来ている。このナメコなんて一番いい例だと思う。2ちゃんから出たと思ったが、これって男のアレだったはず。それがだキャラとして独立して、なんか女の子がカワイイーとか言っている。人形を集めている子を見た時にはビックリした。そしてこうしてお菓子になって売られているのを見ると、複雑な気分になる。
さてエネゴリもどうゆう消費のされ方をするのだろうか。多分ウホ!の方向だろうか。もうウホウホ言ってるし。