TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

日本建築学会大会建築デザイン発表会にて表彰

2010-09-11 23:56:10 | Press
日本建築学会大会(北陸)2010にて富山に行ってきました。
今年は、はじめて「建築デザイン発表会」に参加しました。

というのも、今年のテーマ部門のひとつが「環境と共生する建築・都市」であり、常々取り組んでいるサステナブル建築に関する設計のひとつの成果として「白鷹の家」に対し、どの様な評価がなされるのか、諸先輩方のご意見を伺いたかったからです。
また、設計という、とかく内向きになりがちな活動を、建築というフィールドに限らず、もっと広い意味でのすまいづくりや環境デザインの活動のひとつとして、他分野の専門家たちとのコラボレーションなど、どんどん外に開いていきたいと考えているからです。

設計という仕事は、華やかなようでとても泥臭い仕事でもあります。こうした機会に同じようなフィールドで活躍しておられる方々との情報交換や自分の設計した建物について、様々な意見が聞けたことは、自分の視野を広げる意味でも大きな収穫でした。

特に、「環境」の捉え方について、設計の実務でも活躍しておられる先生方のお話にあった、「建築の社会性や隣の建物や都市との関わり」という視点は、まさに私が学生時代から環境デザインを通して取組んでいる視点そのもので、とても勇気付けられる思いがしました。

とはいえ、テーマが広いだけに、発表内容は用途も事務所建築から教育施設、コンペ案、仮設建築まで、多岐に渡り、それゆえ「環境」へのアプローチもケースバイケースでした。

その中で、「白鷹の家」の発表に対し、幸運にも「優秀賞」を頂きました。
数ある中から選んでいただいたことを、諸先輩方の「叱咤激励」と受け止め、今後の励みとし、これからも今の気持ちを忘れることなく取組んでいきたいと思います。

さらに、「採光断熱壁」など新しく取組んだことの検証の意味でも、「白鷹の家」の今後をしっかりと経過を見守りたいと思います。

ありがとうございました。
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