「解剖 早稲田建築・古谷研」読了。
日本建築家協会東北支部、東北住宅大賞の審査をしてくださった建築家・古谷誠章さんの研究室(早稲田大学古谷・藤井研究室)に、環境デザイン研究所OBの仲さん(東洋大学仲綾子先生)が潜入したドキュメント。
となれば読むしかないでしょ。
解剖 早稲田建築・古谷研古谷誠章の「人がありのままで育つ」チームのつくり方
仲さんの軽妙な語り口と超絶前向きでどこまでも自然体の古谷さん。
学生の層が厚く、みんな優秀だからこそ成り立っているような印象もあり、そのままでは一般化できないと思うけれど、組織マネジメント本としても魅力的な内容でした。
100名を越える大所帯の研究室運営の内側はワクワクするほど面白い。
ここまで大所帯ではなかったものの、国内外のプロジェクトを同時並行でドライブしていく感じは、隈研究室でのあっという間に過ぎ去った2年半あまりの月日を思い出しました。