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TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

キッカケカフェ/和カフェ@鳳来寺

2011-12-05 23:33:39 | *古民家再生/黒谷プロジェクト
さる11月23日、新城市鳳来寺の紅葉祭にあわせて、古民家再生プロジェクトの一環で「キッカケカフェ」と名付けた一日限定の和カフェを企画しました。

先日剪定した庭のお披露目も行いましたが、既に緑が伸びてきていて驚きました。。



夏のサマーワークショップで制作した持ち運びできる縁側スツール「キッカケコシカケ」を早速活用して、即席の客席としています。

当日はあいにくの天候でしたが、温かい珈琲の飲める場所がここだけだったこともあり、おかげさまで盛況でした。



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鳳来寺黒谷家再生計画/庭木の剪定

2011-10-24 02:01:22 | *古民家再生/黒谷プロジェクト
15:29 from Twitter for iPhone
鳳来寺で関わっている古民家再生計画。来月の紅葉祭に向けて朝から庭木の剪定を行いました。お化けみたいなウメやツツジをはじめジャングルと化した木々をスッキリさせたら、日がさして明るくなりました。11月23日にオープンガーデンを企画しています。 http://t.co/olnxTsDv
by ttrsby on Twitter

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鳳来寺黒谷家再生計画サマーワークショップ#2011の様子

2011-09-06 16:41:01 | *古民家再生/黒谷プロジェクト
9月2日~4日にかけて、豊橋技術科学大学の建築サークルで関わっている黒谷家再生計画のワークショップが行われました。
台風のため、あいにくの悪天候でしたが、作業場所を旧鳳来寺小学校の講堂に変更し、「キッカケコシカケ」と名づけたベンチやテーブルに可変する縁側のテラス作りに取組みました。
また、郷土料理である「五平餅」作りにも挑戦しました。

「キッカケコシカケ」作りの様子。



天板は鳳来寺周辺で見ることのできる生き物達を探せるパズルのようになっています。
昭和女子大学の学生さんにもお手伝いいただきました。

五平餅作りの様子。



うるち米をつぶして割り箸に取り付け、囲炉裏で五平餅を焼いて食べました。

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鳳来寺黒谷家再生計画サマーワークショップ#2011を開催します

2011-08-31 01:36:21 | *古民家再生/黒谷プロジェクト
新城市鳳来寺にある黒谷家(古民家)の再生計画の一環でワークショップを開催いたします。
豊橋技術科学大学建築サークルTYACCと昭和女子大学木村研究室、奥三河発見隊さんと一緒に9月2日、3日、4日の3日間、庭づくりと「キッカケコシカケ」と名づけた縁側のテラスづくりを行います。

キッカケコシカケ
人はひょんなキッカケで出会い、気づき、喜ぶのかもしれない

そんな新しい出会いのキッカケ
子どもたちのまなびのキッカケ
新しいまちづくりのキッカケ
みんなでつくる「キッカケコシカケ」



場所:新城市鳳来寺表参道黒谷家

ワークショップ日時:
9月2日(金)、3日(土)、4日(日)

スケジュール:
2日15:00現地集合。15:30~庭の草刈り。夕食は猪肉カレー
3日9:00~庭木の剪定、縁側「キッカケコシカケ」づくり。昼食は五平餅、夜はBBQ。
4日9:00~縁側「キッカケコシカケ」塗装。昼食は流しそうめん。13:00解散

連絡先等:
豊橋技術科学大学建築サークルTYACC:tyacc2011アットマークgmail.com(アットマークを@にして送信願います。)

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地物・旬物を知ること(サーベイ)

2011-08-01 23:23:23 | *古民家再生/黒谷プロジェクト
新城市鳳来寺にある黒谷家という古民家の再生計画に学生と共に取組んでいます。
さしあたって、9月3日~4日に庭の手入れと縁側改修の学生ワークショップを実施する予定で準備を進めています。

今回は、地元の庭師さんと、木材の手配をお願いする予定の工務店さんとの打合せ。
提供いただける材料を伺って概略の数量を拾い、継ぎ方や止め方などのディテールをいきなりその場で考えていきます。
現場だから、すぐに図面にフィードバックできますし、工務店さんもその場にいるので、「できることとできないこと」をお聞きして、どの場でどんどん材料や納まりを判断していきます。

とかく、こうした学生ワークショップは「作りやすさ」や「作ったこと」に満足してしまいがちですが、今回の古民家再生はこれからずっと継続していくことが一番大切なので、もう一歩進んだ「作った後」のことを最初から丁寧に考えて取組んでいきたいと考えています。

学生時代に現場を体験できるというのは、貴重な機会ですから、「作って終わり」というような単なる自己満足にならないように、「地域に必要とされるもの」という視点と「ながく使ってもらえるもの」を意識して取組んでいます。

そのために、地域の人達との出会いを大切にしながら、地域の技や材料なども丁寧にサーベイしています。
こうした地物・旬物を知り、設計に活かすことで、人々に必要とされ、使われ続けるような場として、古民家の再生を考えています。


イチョウを仕立てた緑のトンネル。秋にはイチョウが紅葉し、「黄金色のトンネル」になります。


非常にめずらしい「カツラ(株立)」。葉っぱがハート形で光を透過すると美しい樹木です。通常は単木ですが、山採ものなのか、株立でした。

そのほかにも、この地域に自生するという「ドウダンツツジ(紅)」があるというのも伺いました。


そして、地物・旬物を食す。沢蟹の素揚、蕨、ジュンサイ、イナゴの佃煮、梅のふっくら煮などなど。

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鳳来寺山へ

2011-05-21 23:55:47 | *古民家再生/黒谷プロジェクト
大学で関わっている民家再生プロジェクトのすぐ近くに鳳来寺があるという縁で、建築サークルのメンバーと新城市の鳳来寺山へ行ってきました。


民家の実測調査をした後に、昼食をとり、いざ1,400段もの石段を登ります。
途中、イノシシに遭遇した学生もいるなか、無事、全員怪我もなく登りきりました。


本格的な登山ではありませんが、くだりの石段を降りる際には、膝がプルプルでした。。
お天気にも恵まれ、地域のことを知るよい機会になりました。


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古民家再生を考える

2011-03-06 20:16:12 | *古民家再生/黒谷プロジェクト
週末は隣町の新城市で古民家の現地調査を行いました。

鳳来寺の麓にあるお屋敷。
風格のある瓦屋根や板塀、水平に長く、低く抑制の利いた屋根の連なりがとても美しい古民家でした。

当日は地元の方に案内していただき、学生と一緒に実測調査を行いました。

歴史的な建物だけに、地域の方々のご意見を伺いながら、どんな建物が必要とされるのか検討していきたいと考えているところです。

古材を再利用しただけのいわゆる「懐古主義」や「骨董趣味」の再生の仕方には、昔から違和感を感じています。

古民家といえども、なにもかにも我慢するのではなく、使うからには現代でも十分に快適に使えるような設えが必要だと思います。

ここに必要とされる機能と、地域の資源を活かしながら、利用する人が幸せになるような現代的な再生方法をうまく見出したいと思います。

点が線になり、面になるように、この建物だけでなく、エリア全体の将来の振興計画のビジョンを描きたいものです。
Comments (7)
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