風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

☆本番での指揮者は、『メサイア』の演奏表現を当日に決定する!

2011年01月20日 | ☆ 高槻市民合唱団
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3回目の練習日。

今夜は、メインの指導者が来られる日である。
たいへん忙しい中を来てくださるので時々は別の指導者が合唱指導に来られることになっている。

「前回の男性(指導者)はなかなかイケメンだったでしょう。」に笑いが漏れた。
「メールで連絡を受けましたが、前回は、44番(ハレルヤ)を終了し、4番を75小節まで音取りできたようですね。」

それから、楽譜の話をされた。


「今回の楽譜はオーケストラ(大阪交響楽団が演奏する)が使うものと同じものを使っています。」
以前に使った楽譜との♪が違っている部分を指摘された。なるだけ楽譜を購入したほうが良いとのアドバイス。古いのを使用するのであれば、新しい楽譜の奏法に従うようにと伝えられた。

続いて、先生は、指揮者は演奏者と折り合いが悪いときもあり、自身の経験を踏まえて、たいへん孤独な存在だと話された。
今回のレッスンは、自分を含めて3人で輪番で指導するので、私はその点、気が楽かなあとも・・・。

それから、最後にとても大事な話をされた。

言葉の発音の仕方、発声の仕方、タイミング、強弱などは当日の天気や演奏場所、演奏者や合唱者のコンディションや疲れ等をみて、指揮者が当日に決めることが多いから、今から(現時点で)こうだと頭から決めつけないで、色々なパターンがあるということを知っておいて(それも練習して)本番のときにソレを“引き出し”から出してきて、指揮者の指示にすぐに対応できるようにしましょうとも。

含蓄のある言葉である。

練習は、比喩をたくさん使って面白い指導であった。

「ソプラノはソコは脇役だからね(押さえて歌って)。アルト、もっと地味な服ではなく良い服を着てお出かけするような気持ちで歌ってください。京都へお出かけではなく、難波へ行くつもりでね。(派手な気持ちでね)」

みんなはドット笑った。





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☆市民合唱団でのヘンデル:『メサイア』の練習の日♪

2011年01月13日 | ☆ 高槻市民合唱団
楽しみにしている、『メサイア』の2回目の練習日。
例年のように「合唱団ニュース」が発行されていた。
それをみると、団員数は初回の練習日(1/6)で193人が登録されているようだ

    ソプラノ:67人   アルト:71人

    テノール:24人   バス:31人  

みんなで最後まで練習して、11月27日の本番の舞台に立とうね。

さて、先週に続き44番(ハレルヤ)を練習するつもりでいたら、合唱指導の先生が「先に進んで、4番を練習しましょうね」と話されたから、みんな動揺した
せめて2回くらいは同じ曲を練習したいし、みんなの大好きな「ハレルヤ」から離れたくないのだ

希望が適って44番をおさらいした後で、4番を練習することになったから嬉しい。
だけど、せっかくの練習に水を差すちょっとした事があった。

それは、歌詞が英語(古英語)なので、「r 」の発音について合唱指導の先生が話されていたときに・・・おきた。

「glory」や「for ever」等の 発音を「ルルルルル」と巻き舌で発音するのだが、70歳位のテノールの男性一人が、「堤先生はソコは巻き舌にしないとおっしゃった」と言ったのだった。

     (堤先生とは、20年前に高槻市民合唱団で『メサイア』を指揮された堤 俊作先生です。)

20年前から使っている愛用の楽譜には、指揮者:堤 俊作(つつみ しゅんさく)先生の指摘が書き込みされているのでしょうが、それには関係なく、今回の指導者の指摘には従うべきではないでしょうか。


だいたい本番の指揮者の先生のやりかたを何らかの方法で調べて、今回の指導者は練習にのぞんでいるのではないだろうか。本当に失礼なやりかたであるのに、やわらかく茶々を入れる人もいなくて、先生は困っていらした。やはり、楽譜は新調したほうが良いだろう。


ちょっとしたアクシデントはあったが、2回目の練習も楽しく終わった。さらに嬉しいことに『メサイア』で知り合った女性に久しぶりに邂逅できた。

「電話しようと思っていたのよ。今回は『メサイア』だから一緒に歌いましょうって」

「私も、絶対『メサイア』だからお会いできると思ってました

そうなのだ、お互いに『メサイア』の素晴らしさに魅了されていることを知っているから高槻に住んでいるのなら、またこの曲で再会できると信じていたのだった。

彼女は、素晴らしいソプラノの美声であり声量も凄い。
『孤独の力』 著者:齋藤 孝 で、ひとりでいることを怖がらないと決めたはずなのに、彼女の隣に座って音をしっかり覚えたいと思ってしまった・・・。 




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☆市民合唱団でのヘンデル:『メサイア』の初練習の日でした♪

2011年01月06日 | ☆ 高槻市民合唱団
市民合唱団に初めて参加したのは平成3年である。(20年前)
その時の曲も『メサイア』であった。

で、その次に『メサイア』を歌ったのは今から14年前である。
だから今回で歌うのは3回目である。

楽譜も同じものが2冊もあるのだが、毎回、コーラス指導の先生や指揮者の指摘を鉛筆で書き込むから別々の楽譜があった方がよいのだ。今回の指導者や指揮者の大事な要点を書くだけで2回分の書き込みだから、楽譜は新しく購入したほうが良い。




と思ってメールで参加申し込みをした時に、パート:ソプラノ。楽譜:必要。としておいた。だから参加費を払ったあとに早速、楽譜を購入した。


  上の楽譜は今回のものであるが、前回のものと比べて厚みが1.5倍くらいもある。
  当然、重い。大変だ。

なぜなら近眼なので、音符♪が遠いと不安なので歌うときには、いつも持ち上げていなくてはいけないからだ。それが重くて大変。で、本番も暗譜は無理だから本を持って歌うから大変だろうなあ。

残念なことには、『メサイア』を全曲マスターするというのが夢なのに、練習日程の都合で15曲しか歌わないことである。前回より1曲くらいは増えたのかなあ。

でも、ナント今回はあまり音取りをしないで練習が進行するようであったから、本来は楽譜も読めない私がモシモ初参加であったならば、とても歌うのは無理であったから前回・前々回と参加していて良かったと思う。
(曲が増えていたら覚えることもできなかったかも・・・)

パート練習を各自が録音するか、パート別CDを購入してくださいとのことだった。
その日、販売していたが購入できずに予約した。


初回の練習曲は「ハレルヤ」だったから盛り上がった。
いつもは男性陣が少なくてパワーに欠けるのであるが、さすが人気の『メサイア』である。大勢のテノール・バスがいて頼もしい。とっても嬉しいと思った。

それにしても、初回から150人か200人が参加していたのではないだろうか。
席取りのために30分前には行かないとと思った。
私は、寒くてもお天気が曇りのち雪であったが、初回は絶対に行かなければと思ったのだが、みなさんも同じ気持ちだったのかなあ。











来年は、ヘンデルの「メサイア」を、また歌えるかも♪

2010年12月10日 | ☆ 高槻市民合唱団
以前は参加していた市民合唱団へ、このところ足がすっかり遠のいていた風信子(ひやしんす)である。
(特に最近の3年間は、通勤往復3時間で、仕事がハードな上に、自由の効かないシフト勤務だったからなあ~)

20年前に初めて市民合唱団へ参加した。曲は、ヘンデルのオラトリオ『メサイア』である。
   (このメサイアのリンクは、「くまさん のヘンデル『メサイア』のページ」を利用させていただきました。


ベートーベンの『第九』とともにその魅力に、すっかり取りつかれてしまった。(はまった
大好きな『メサイア』なら、またコーラスに参加したい。大曲だから再演はなかなかないけれど、今度はいつなのかなあ。
(合唱のことについては風信子が綴った文章:「すべての人々よ兄弟になれ」をリンクから読んでくださいましネ

ところが、7日の市の「広報たかつき」を読んだら、市民合唱団員募集が記載されていた。
なんと 来年の演奏会は『メサイア』ではないか。

今も、状況は厳しいのだけど是非参加したい。
次回の再演を待っていたら10数年後位だから、もう楽譜を追えないかも。今ならなんとかね。
なんとか希望が叶いますように

そして、偶然に買ったCDは、下の「ショルティ」の指揮、シカゴ交響楽団であるけど、大変にテンポが心地良い塩梅ですよ。
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
ショルティ(サー・ゲオルグ),カナワ(キリ・テ),ゲヴァング(アンヌ),ルイス(キース),ハウエル(グウィン),シカゴ交響合唱団
ユニバーサル ミュージック クラシック