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たすき(襷、手繦)

2018-03-22 07:31:31 | 文化


◆たすき - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/たすき
たすき(襷、手繦)
主に和服において、袖や袂が邪魔にならないようにたくし上げるための紐や布地を指す。
通常、肩から脇にかけて通し、斜め十字に交差させて使用するが、輪状にして片方の肩から腰にかけて斜めに垂らして用いる方法もある。
交差させて使用した場合を綾襷(あやだすき)と言う。「襷」という漢字は国字である。
歴史
現代において襷は日常的な実用品となっているが、古代は神事の装飾品であった。

群馬県で出土した巫女の人物埴輪では、「意須比」と呼ばれる前合せの衣服に帯を締め、

襷をかけている姿となっている。加えて、日本神話では天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩屋に隠れた際、

『 アメノウズメの命、天の香山(かぐやま)の天の日影を手次(たすき)にかけて 』

—「古事記」 神代
踊ったと記されており、これらの巫女が着用した例は襷を掛ける者の穢れを除く、物忌みの意味があったとされている。

古代の襷の材料は様々で、日蔭蔓(ひかげかずら)・木綿(ゆう)・ガマ (蒲) など植物性の類から、勾玉や管玉などを通した「玉襷(たまだすき)」があった。
玉襷は襷の美称の言葉でもあるが、玉類を利用した襷にも用いる言葉である。

平安時代でも、神社では神を祀る時には木綿襷(ゆうだすき・楮の樹皮を用いたもの)をかけ神事に臨み、聖なる行事の装飾品として用いた。

◆たすき【襷】
1.和服のそでをたくしあげるために両肩から両脇(わき)へ斜め(また、左肩から右袖(そで)へ斜め)に掛けて結ぶひも。 「―掛けで仕事をする」
2.ひも・線などが斜めに交わったさま。 「箱に飾りひもを―に掛ける」
 
◆たすき【襷】
和服で仕事をするとき手の運動を自由にするため袖をからげる紐。
木綿,モスリン,縮緬などのくけ紐や,絹糸,木綿糸の組紐,縄などを用いる。
襷の掛け方は,普通背中でX字形に結ぶが,このほか背中で花結びにするもの,ただ斜めに右肩から左脇下に掛けるもの,2本の襷をそれぞれ肩から斜めに掛けて交差させるものなどがある。
古文献には神事に際して木綿手襷 (ゆうだすき) を掛けたことがみえ,実用より儀礼的な意味をもっていたと思われる。現在でも祭礼のときの若者の襷,田植えのときの早乙女の襷など,神を祀るときの礼装の一つとされている。
伊豆の新島などでは水晶玉やムグラの実を糸に通したものや,しの竹を1~2cmの長さに切ってこれに糸を通した竹襷などがある。
 
◆ゆく年や嗚呼夫婦あり
https://youtu.be/28K0ssFSA6Q
この様な年越しをしてみたいものです。
餅つきや大掃除などで着物に襷掛け。
 
◆餅つき(餅搗き)
https://ja.wikipedia.org/wiki/餅#餅つき(餅搗き)
搗き餅をつくることを餅つき(もちつき)といい、糯米を蒸し臼の中に置き杵で繰り返し叩く。
多くは正月、節句、祝い事などでつく。
また、餅つきは、ある程度の人数分をまとめてでないと行いづらく、大人数が集まって作ることが多く、年中行事、祭り、神事などの場で行われることになっていることも多い。
餅は神道や仏教の供物としても用いる。
(鏡餅、菱餅など)近年、餅を機械化された工場で「餅つき機」を用いて製造する業者が増え、一年を通してスーパーなどの棚に餅が並ぶようになっており、また家庭用の餅つき機も普及しつつあり、餅を日常的に食す人も増えた。

つきたての熱い状態の餅は不定形で粘り気があり、他のものに付きやすい食べ物である。
常温になると固まるので、円盤状や球状にしたり、板状にして保存する。保存形状により丸餅、伸し餅(のしもち)、切り餅などと呼び分けられる。できたてのものは、きな粉をまぶしたり、醤油などの付け汁に入れてくっつかないようにして食べる。
味付けの仕方により、きな粉餅、醤油餅などと呼び分けられる。
また、さまざまな材料を混ぜ込むものもあり、よもぎ餅、豆餅、海老餅などと呼び分けられる。
保存したものは、焼いたり、煮たり、揚げたりし、再び加熱してから食べる。加熱方法により、焼き餅、揚げ餅などと呼び分けられる。

一般に年末の12月29日は「苦を搗(つ)く」音韻から九日餅(くんちもち)と呼び、年の暮れの数日間のうちその日だけは餅をついたり購入を避けたりする風習がある一方で、二九を音韻からフク(福)と読み29日を迎える地域もある。
1974年に小型の電動(自動)餅つき機が普及し、一般家庭で古典的餅つき風景を見ることは少なくなったが、自治会や子供会の行事としては今も人気があり、歳末の風物詩となっている。
電動餅つき機は大量の餅を作る精米店や餅菓子を販売する和菓子店、高齢化が進んだ農家等で人手が足りず人力による餅つきができなくなってきた場合により多く利用されている。
杵(きね)と臼(うす)でつく機構の機械は商業化された場合に多く、小型のものは蒸した米をメーカー独自の特殊形状のヘラで練り、十数分でついた餅と同じ状態になる。
ヘラで練る方式の機械で作った餅は、杵つき餅と比べて細かい気泡が多く含まれ、雑煮に入れた場合に柔らかくなりすぎる、伸ばした時の表面の肌目の細かさなどといった食味の違いがあるが、一般には杵と臼でつく餅を比較する機会が少ない理由から、同等の食味を持つものとして扱われている。

 
◆除夜の鐘はなぜ百八つ? 鐘には百八のイボが?:知っておいて損しない雑学情報
http://good-knowledge.blog.so-net.ne.jp/2015-11-23
大晦日の夜に除夜の鐘を聞きながら新しい年を迎えるのは、日本人の年中行事として定着しています。
しかし、その意味を聞かれると分からないと言う方も多いかと思います。
百八つは百八の煩悩(ぼんのう)
除夜の鐘は「百八つ」つかれることになっていますが、「百八つ」と言うのは、「百八つの煩悩(ぼうんのう)」から来ています。
煩悩とは仏教用語の苦悩、心痛の意味で、身心を悩まし苦しめ、煩(わずら)わせ、けがす精神作用のことを言います。
「煩悩にさいなまれる」のように使われます。
仏教では人間には百八の煩悩があり、梵鐘(ぼんしょう)の音を聞くことにより、その煩悩から解放されると言われています。
そこで、一つ一つの煩悩から解き放たれて自由になり新しい気持ちで新年を迎えられるように大晦日に鐘の音を聞きながらはらい清めるということになります。


梵鐘(ぼんしょう)には百八個のイボが?..

◆百八煩悩(ヒャクハチボンノウ)
仏語。
人間の心身を悩まし迷わせる煩悩。
数の多いことを百八と示したもの。
一説に、眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のそれぞれに悩みが六つあって36、これを過去・現在・未来にそれぞれ配して合計108とする。
 
◆除夜の鐘 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/除夜の鐘
除夜の鐘(じょやのかね)は、日本仏教にて年末年始に行われる年中行事の一つ。
12月31日の除夜(大晦日の夜)の深夜0時を挟む時間帯に、寺院の梵鐘を撞(つ)くことである。
除夜の鐘は多くの寺で108回撞かれる。
 
◆108つの由来
除夜の鐘は多くの寺で108回撞かれる。この「108」という数の由来については、次のような複数の説がある。
格別にどれが正しいということはないが、一般には煩悩説が有名である。

・煩悩の数
眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根のそれぞれに好(こう:気持ちが好い)・悪(あく:気持ちが悪い)・平(へい:どうでもよい)があって18類、この18類それぞれに浄(じょう)・染(せん:きたない)の2類があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、人間の煩悩の数を表す。
・1年間
月の数の12、二十四節気の数の24、七十二候の数の72を足した数が108となり、1年間を表す。
なお、寺によって撞く回数は108回と決まらず、200以上の場合などがある。

・作法
鐘を撞く前には鐘に向かって合掌する。108回撞く寺院においては、多くが108回のうち107回は旧年(12月31日)のうちに撞き、残りの1回を新年(1月1日)に撞く。
ただし、静岡県富士宮市の大石寺では例外的に年明けと同時に1つ目が撞かれる。

・朝夕の鐘
108回の鐘は本来、除夜(大晦日の夜)だけでなく、平日の朝夕にも撞かれるべきものである。
しかし鳴鐘の習慣のない寺院も多くあり、これは常の鳴鐘が禁じられていた名残りである。
明治以降、鳴鐘の習慣を復興した寺院では略して18回に留められる例が多い。
まれに修行寺院などでは古式にのっとり、108回打っている事例もある。

・初夜の鐘(そやのかね)
午後8時、その日最初に撞かれる鐘。正岡子規が詠んだ「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の「鐘」は、奈良・東大寺の初夜の鐘であった。

・戦時の鐘
第二次世界大戦中、後には、多くの寺鐘が金属回収令により失われたため除夜の鐘が鳴らせなくなった。このため、一部寺院では、大太鼓を代わりとしていた
 


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