Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

日曜の市場

2006年04月29日 | 生活
やっと日曜の市場の写真を撮りました。

ここは行きつけの八百屋さんです。
夫婦でやっていて、手伝いの女の子か息子、あるいは娘が時々来て手伝っています。

日曜日に私のすむ村に来るだけらしいです。
自分たちで作った野菜を売っているので新鮮。
でも時には出来の悪いものもあったりしますが、それもまたご愛嬌です。

一度この八百屋さんが来ていなかったときがあって、いつもの買い物客が思わずうろうろとしてしまいました。次の週に、「どうしたの?」と聞いたら、「息子の20歳の誕生パーティーを前日の土曜日にしたので来られなかったんですよ」と言う答え。納得でした。

顔なじみになっているので、時にはおまけをしてくれたりします。ムッシゥーに当たるとですが。奥さん子供はその権利がなさそう。
とても愛想のいいムッシゥー、それに比して愛想はあまりない奥さん。でもとても優しい心の持ち主です。それを表立って出せない人のようですね。

さて明日は日曜日。また市場に行きます。

家の仕事

2006年04月22日 | 生活
春が来て、お天気がよくなると、家の中からいっせいに人が出てくると言った感じで、芝刈りの音、土を掘る音などが近所中から聞こえてきます。
昨年は忙しかったこともあり、庭仕事をする時機を逸してしまって余り庭のことをかまえませんでした。

今年は主人の仕事も楽で、家の壁沿いに階段を作ろうと奮起。この写真のようなものができました。
土を掘り、雑草を抜き、木を土止めにするために置き、雑草が生えてこないようにそれようのシートを張り、その上に、玉砂利を敷きました。

この砂利は近くに石を売っている所があり、いろいろな種類の石の中から選んで配達してもらいました。
レンガ色のもありましたし、砕いた砂利とかもあり(その方が値段は高いんですね)迷いましたが、きれいだし安いと言うことでこの砂利に決定。1トン注文しました。

ごちゃごちゃとしていた壁際がすっきりときれいになりました。

今朝買ってきた野菜です

2006年04月16日 | 生活
今朝は9時に朝市に行きました。
教会の広場に日曜日の朝にいつも出る市場です。
野菜は近くで取れるものばかりなので新鮮。

先週から新かぶが出て、とてもおいしそうです。
ピ-マンは大きいでしょう?
サラダもおいしそうなのが出てみずみずしい。
三つで約250円です。

新鮮な季節の野菜が出てくると本当に春の喜びを感じます。

復活祭の卵

2006年04月15日 | 生活
この週末は復活祭休みです。
復活祭は明日16日。翌月曜日もお休みです。
すでに出かける人で道路は混雑しているようです。

復活祭の前にはクリスマスのときと同じようにチョコレートが出回ります。一番多いのは鶏の形のチョコレート。そして卵形のチョコレート。それから鐘の形やらウサギの形のチョコ・・・・

そして復活祭には子供たちが外に卵を探しに行くのが行事となっています。本当の卵のこともありますし、チョコレートをあちこちに隠しておいて、子供がかごを持って探すのです。うちでも子供が小さいときは卵形のチョコレートを庭の木の陰とか、石の影に隠しておいたものです。それがとっても楽しみなんですね、子供にとって。

復活祭のシンボルが卵なのですが、「なぜ?」
卵の殻に絵を描いて贈るのがもともとで、いまだにその習慣があります。

これは復活祭だからというのではなく、キリスト教が生まれる前から存在していたらしいです。
卵は生命、復興のシンボル、春の再来、生まれ変わる自然を象徴しています。
ウクライナでは、古代から卵に絵を書くことをしてていたらしいです。美しい日々が戻ってきた喜びを表す儀式のようなものです。
エジプト、ペルシャでは、春にふさわしい華やかな色を卵に塗り、身近な人々に贈っていました。

キリスト教の風習でこの卵を送る習慣を取り入れるようになったのは、肉断ちの期間は卵を食べなかったこと、そのために養鶏場に卵があふれたためとか。

12世紀の終わりから、教会では礼拝式のときに卵を祝福することを義務付けました。そして、コーラスの子供たちが、家から家を回って卵とお金をもらうことも行われていました。

鐘がなぜ復活祭に関係あるかというと、復活祭の前週の間は鐘を鳴らさず、ひっそりとしていましたが、キリスト復活を知らせるときに輝かしく鳴ったからだそうです。

これは余談ですが、なぜか復活祭の日はお天気が悪く、雪が降ることも多いんです。昨日はすばらしい春日和で、今までの憂鬱を一挙に吹き飛ばしたような日でしたが、今日は強い南風。そのうち雨になるでしょう。さて明日の天気は?




歯医者さん嫌い!

2006年04月08日 | 生活
いやでも行かざるを得ないのが歯医者。

20年来お世話になっている歯医者さんは大変腕がいいし,的確に直すし,高くないと3拍子揃っているんですが、この数年、やり方が荒っぽくなってきて行くのを躊躇していました。
一時期ほかの歯医者にも行きましたが、その人は遠くに引っ越してしまったし、いい歯医者はなかなか見つかりません。それでまた戻っていって見ました。

Dr.Cは、麻酔をかけないでいつも治療していたんですよ。だから、歯の神経を抜くときも麻酔無しなので、私はのけぞりながら耐えて来ました。
でもこのごろは麻酔をかけるようになり、現代医学の偉大さに私は手を合わせ感謝したものです。

今回は数ヶ月前から歯茎が膨らんでいて、おかしいな、と思っていたところ、内側も痛くなって食べるのに支障をきたしてきたのでDr.Cの所へ。

「どうしたのでしょうね。レントゲンを撮りましょう」----
「何も異常はないけれど、おかしいですね」-----
「ちょっと注射をしますね。」
私「なにをなさるのでしょう?」
「歯茎を掃除します」

麻酔。そしてぐわーっと口を広げ、なにやらしている・・・私は感じない。どうも出血しているみたい。
そのあと例の歯を削る機械でぐわんぐわんと何かを削っている。(汗;;;)(何してるんだろう?)
「すすいでください」口をすすいで前の鏡を見たら顔にべったりと血が・・・
今度は糸を出してきて、
「怖くないですからね」
私「縫うんですか」(そりゃそうですよね、糸と針。完全に動転している)
「歯茎を切開しましたからね。閉じます」
そして完了。鏡を見たら、先ほど顔をぬぐったのにまた血が。

「これで様子を見ましょう。」そして二週間後の予約を取りました。
私「もう顔に血はついていないですね」
ドクターはニコニコして、「大丈夫」

荒療法でしたが、どうも経過は上々のようです。

去り行く愛車

2006年04月04日 | 生活
ようやく春らしい天気になり、れんぎょが一気に咲きました。

17年間私の足となってくれたこのプジョーも今度の日曜日に養子に行ってしまいます。650ユーロで売れました。
きちんと整備をしていましたので、1989年型で20万キロ走ったといってもまだまだ大丈夫!若いお兄さんに引き取られます。

わが町の教会の広場で待ち合わせ、

●「車の所有権を放棄する」という規定の用紙3枚にサインをする
●車の車種、所有者を書いた「グレーのカード」と呼んでいるカードにはさみを入れ、次の所有者に渡す。
●もちろん、お金をいただく

そして、サインした紙を役所に送り、保険会社にやめることを通告すると、手続きが完了いたします。

買うといったお兄さんに渡すのがこの前の日曜日だったのですが、家族に不幸があったといって来れなくなりました。それで今度の日曜日引渡しとなったわけですが、「誓約書」を送って来るはずがまだなのでちょっと気になります。ほかの人からも買いたいという電話がかかってきて、「売れました」と断っているので早くきっちりと手渡したいです。