バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

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敵は己の中にあり~噂が噂を呼び自傷?ここにきてマジック5連敗

2012年04月06日 | NBAバスケ

 

 「火のないところに煙は立たぬ」(There is no smoke without fire.) 

 こんな格言を思わずにはいられない。噂が噂を呼び、疑心暗鬼が生まれる。選手とコーチの関係にとどまらず、選手同士でもどこかギクシャクした気の使い方が生じる。ささいなミスやうまくいかないことを相手のせいにする傾向が出てしまう。

 ひょっとすると本日のゲームで5連敗を喫したマジックは、そうでないことを願うがヴァンガンディHCとD.ハワードの関係が修復できぬところまで来ているのかもしれない。ニックス前HCとメロとの関係に似たようなことが起きてしまったのだろうか?

 いくらNBAスーパースター選手とはいえ、「シーズン途中にHCを換えてくれ」とフロント最高責任者に申し出ることがあるのだろうか?ほんとうに信じがたいことだ。

 推測や噂で話したくないが、クレイジーな状況に巻き込まれそうな選手やコーチ陣を思うと残念で仕方ない。

 

 

 

 D.ハワードは何が不満なのだろうか?

チームが勝てないこと? ヴァンガンディのコーチング? 

ほんとうのところは闇で「敵は己の中にあり」という印象を受ける。

 

ニュ-ヨーク・ニックス(28勝27敗) 96-80 オーランド・マジック(32勝23敗)

 

 ニックスは着実に序盤、中盤とリード広げたみたいだ。メロが19点(FG:6/16)・8Reb、チャンドラーが12点・12Reb、ベンチのJRスミスとT.ダグラスが各15点、合わせて9Rebとメロが20本以上バカスカシュート打たない方がニックスのオフェンスはうまく回る。メロがRebとAstを頑張ってるゲームは勝ちゲームに結びついている。

 

 

 今のニックスは、左からB.デイビス、T.チャンドラー、カーメロとこの3人が命運を握っている感じだ。しかし、ベンチが明るい。アウェイでこの1勝は大きい。このあと、シカゴとの連戦、当面最大のライバルバックスとの直接対決で貯金1を超えられるだろうか?

 

 

 

 

 

ボストン・セルティックス(30勝24敗) 86-93 シカゴ・ブルズ(43勝13敗)

 

 ルオル・デンが躍動してシュートリズムが復活した感じがする。派手な力強さでなく、堅実なクレバーなしなやかさを併せ持ったプレイが戻ってきた。デン26点、ノア17点・9Reb、ブーザー14Rebとやはりこの3人が各人の持ち場をこなした時のブルズは崩れない。前半はピアース中心のボストンを追いかける展開が続いたが・・・FG%や3Pt%はセルティックスより劣っているが、リバウンド数(特にオフェンスReb)で差がついて逆転に結びついた。R.ハミルトンが20分プレイできたことも大きい。

 ブルズの4月日程は、ゲーム消化数先行していたからあとちょうど10ゲーム、比較的楽な日程で組まれてる。来週の12日マイアミ戦頃にはローズ復帰できるのかなぁ・・・ローズ復帰だけが心配な要素だ。

 

 

 シカゴHCトムは、ちょっと神経質な感じもするがやり繰り上手である。NBAのコーチとしてはかなり細かい具体的な指示を出し続けるタイプのコーチだと思う。ブルズの選手皆が真剣に忠実に耳を傾ける姿勢が如実に伝わってくる。

 あと10試合、何が何でもヒートとのカンファレンス1位・2位対決に固執するのではなく、6勝4敗くらいの気持ちで無理させない集中したゲーム調整にしてもらいたいな。でも、手抜きせず勝ちにいくんだろうな・・・