現実

栃木県小山市の「自転車出張修理　星野輪業 enjoy bicycle life HRG」です。

本日も朝からいろいろと出張依頼ありがとうございました。

最後に伺ったところは豪雨災害により冠水した地域でした。

その住宅地の入り口には公園があるのですが、すでに冠水によりごみと化したものでいっぱいになっていました。
家々の玄関先には濡れてしまった家具などの家財が道路に出され、乾かされていました。
一帯は何ともいわれぬ臭いに包まれていました。（消毒の匂いもしていました）
使い物にならなくなってしまったものをトラックに積んでいたり、水につかった車を直していたり・・・

そんな中でのパンク修理でした。依頼主様も片付けをしている中で、私はこの方たちにどんな協力をすることができるのだろう、そんなことを考えながらの作業でした。

せめてパンク修理代に使うお金を、他のことに使ってください、としか言えませんでした。


災害が起きているときにはテレビなどで多くの報道がされます。しかし、冠水した水もひいてしまえば普通の住宅街。しかし、そこに生活されている方々の被災はまだ続いています。

今後いろいろ協力できる方法が見つかると思います。そんなときにはみんなで協力いたしましょう。

ジャーナリストではないので、皆さんが一生懸命片付けている姿に向かってシャッターを押すことができませんでした。せめて言葉で伝わればと思います。