マッキーの男の料理・その７…『『れんこんのピリ辛味噌煮』

『れんこん』は、漢字で『蓮根』と書きますが、実はれんこんはハスの根ではなく、地下の茎（地下茎）であり、ハスは地下茎に栄養を蓄える植物です。

ちなみに、ジャガイモ・サトイモは茎（地下茎）に、サツマイモ・ダリア・ダイコン・ニンジン・ゴボウなどは根に栄養を蓄える植物として、塾では小５の理科の時間で学習します。


れんこんの食味は、あのシャキシャキ感でしょう。
堅からず柔らかからず、この食感を損なわないように、れんこんを調理することが大切です。


栄養ある『れんこん』を、今日は『味噌仕立て』で調理しました。

家族にも好評でしたので、皆さんお試しください。



料理名：『れんこんのピリ辛味噌煮』




【材料】

れんこん
ごま油
味噌
赤唐辛子
酒
みりん


【作り方】

れんこんを、一口大の大きさに乱切りします。

鍋にゴマ油を入れ、れんこんを透き通るまで炒めます。

その中に、酒とみりんで溶いた味噌を入れて、水を少々加え煮つめます。

赤唐辛子を、種を取り薄い輪切りにして加え、れんこんの火の通り具合に注意しながら仕上げます。
（あくまでも、れんこんのシャキシャキ感を大切に）



【れんこんの栄養】

主な栄養分は糖質(デンプン)で、ビタミンＣが多く含まれていています。
疲労回復・美肌効果・風邪の予防・発ガン物質の抑制などの効果が期待できます。

カリウムや鉄、銅、亜鉛を多く含みます。

野菜に含まれることが少ないビタミンＢ12を含んでいて、鉄分の吸収を助ける働きをします。
この他、造血ビタミンと呼ばれているビタミンＢ6も含まれ、貧血の予防が期待できます。

不溶性の食物繊維が豊富で、便通を良くする他に有害物質を排出して大腸ガンを予防し、また動脈硬化や高血圧予防に効果があります。

れんこんを切った時に糸を引きますが、これは糖タンパク質ムチンという成分で、胃壁を保護しタンパク質や脂肪の消化を促進し、その他滋養強壮にも効果があります。

　れんこんの切り口の変色が早いのはポリフェノールの一種タンニンが含まれているからで、タンニンは消炎や止血作用があり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効果が期待できます。




山本陶秀の備前焼の徳利・ぐい呑み（１９８７・日本橋三越）
備前焼人間国宝・１９０６～１９９４年


秋の夜長、本を片手に一人手酌で、熱燗をゆっくり味わう。
そんなときに、この陶秀の渋い備前焼の酒器は、趣があります。

…でも、一般の方がそのように楽しんでいる時間帯、
塾では、中・高生の受験指導が佳境に入っている頃ですが…残念！





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